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満足感が高いドライバーの条件とは何なのだろうか?この点を考えてみました。 満足感は人それぞれだが、あくまで個人的な見解なのでその点を含み置いて下さいね。 代表的な要素は以下のことでしょう。(至極当たり前のことなのですが…) ・飛ぶ ・打感が良い ・操作性が高い=打ちやすい これ以上の切り口となると、かなり語らなくてはならなくなるので、ここを重点に置いてみます。 まずは飛びの満足から・・・ 飛ぶという言葉には、色々な意味合いが含まれている。スイングタイプによっても違うし、もちろんヘッドスピードによっても合うクラブヘッドは違ってくる。 一般的には、ハードヒッターが好む顔とアベレージヒッターが好む顔は違う。 前回は、ニューリョーマの飛びについてお伝えしたのだが、今回はその際にも代表的なぶっ飛びモデルとして紹介した、ハードヒッターやアスリート向けモデルの中からバルド568とLCに的を絞ってみる。 ハードヒッターモデルで飛距離性能が秀逸な地クラブとして、プロシードRⅦ、バルドコンペチオーネ568とLC、グランディスタ、カムイワークスを挙げた。 この中でグランディスタはデビュー当初から飛距離性能が高く、当初DAT55チタンから現在はSP700に材質が変っている。また、カムイワークスもKM300がアスリート向けに位置しているようだ。 この5機種の共通点は、飛ぶと言われていてもシャフトをカスタムして初めて満足感が高くなるという点。当然、スィングタイプによってシャフトが一番重要なので、どんなシャフトとのマッチングがどのスィングタイプに向いているかについては別の機会で。 さっそくだが、飛び条件を満たすヘッドはその材質によるところが多いし、クラブ設計がスィングも変えてしまうと常々思っている。 先にも触れたDAT55は、飛距離自慢のドライバーで度々登場するチタン材質である。上記の中でも、プロシード、バルドは現在もDAT55チタン。カムイKM300も公表はされてないがDAT55が分類されている大同特殊鋼のβチタンといわれる材質だ。(クラブヘッドはβチタンの分類にDAT55とDAT51がある) βチタンは、非常に飛距離性能が高いのだが、DAT55はSP700より高価で、他のチタンと比べると弾き感が強く打音も違いがあるので好みが分かれるところ。 外ブラの出所が公表されていないチタン材質ではないので、飛びの理由が特定しやすいが、SP700をはじめとする日の丸チタンは、他と値段が雲泥の差となるから地クラブ=高価と思われても仕方ないのだろう。 それでも、最近ではウェイトを装着しているモデルが多く、このウェイトを緩めることによって打音も変ってくるため、ある程度音については解消されてきているようだ。 グランディスタはこの打音が受け入れられず昔からあるSP700(JFEスチール製チタン)に材質を変えたと聞いている。かくいう私も初代グランディスタについては打音よりも打感が硬いように感じていた一人だった。それでもDAT55は飛びに必須のチタンと言える。 本題のバルドであるが、568は鍛造カップフェースで独自設計によりバックスピン量を800回転減少させた。(メーカー測定値)これにより棒球効果は非常に高く、なかなか失速しないし、最高点での伸びは目を見張るものがある。 DAT55の弾きは初速が非常に速くハードヒッターが叩くと、目では追いきれないほどのスピードで飛んでいく。420CCと小振りなため、かなりシャープに振り抜ける。最近の高く上がり過ぎと思われていたバルドのドライバーの中でもかなりアスリートを意識した、ピンポイントでヒットして飛距離を稼ぐモデルになっている。 左右の打ち分けについてはシャフトとの関係も影響があるのだが、左に行かせたくない、叩いて押してボールコントロールできるゴルファーにとってはフェーダーでもかなり飛距離が出せるヘッド。 次にLCだが、個人的には敢えて「待望の!」と言っておきたい。 568よりヘッド体積があり440CCのため神経質にならずに遠慮なく叩きに行ける。568と568LCは飛距離性能についても甲乙付けがたい。ましてや460CCだとどうもフェースローテーションが?というプレイヤーには丁度良いサイズ。 最近では、飛距離を稼ぐためにスリットを入れたり、打感がかなり硬くなってきたり、カーボンコンポジットで飛距離を稼いだりと各メーカーがこれまでのモデルとは異なった仕様になりがちなのだが、ピュアな材質と薄肉化や重量配分をシンクロさせた設計という純粋に飛距離追求したドライバーが、先の手練手管のドライバーを凌駕する飛距離で振り感を損なわないのだから、両者ともに純粋な正統派ロングディスタンスモデルだ。 エポンAF101の打感が衝撃的だった。 吸い付くようでマイルドな打感。飛距離も出せる遠藤製作所の製造技術にはどのメーカーも「遠藤に作ってもらわないと売れない」とまで噂されたほどだった。その当時から東の遠藤、西のバルドと言われる新潟燕三条(遠藤製作所)と姫路(バルド、三浦、藤本、共栄)の切磋琢磨は始まっていたのだろう。 アイアンは鍛造の姫路、仕上げの燕三条と言われているが、ドライバーは、当時から打感についてはエポン、バルドともに甲乙付けがたく、ここまで来ると好みの問題ではないかと思われるほど。 バルドの前身エバンジェリスト(正確ではないのだが簡単な解釈としてエバンジェリスト⇒バルド⇒エバンジェリストと便宜上変遷しているとする)は、エポンAF101当時GT3000と3500いうモデルを展開。非常にレアで、私はこのモデルからのバルダーだった。その後、当時の雰囲気が成りを潜めた感があったのだが、ここに来ての568の登場。それもDAT使いのドライバーがリリースされると聞いて飛びついた。 私にとってのバルドが帰って来た!実はこの568シリーズは、「これを待っていた。」と感激ひとしおのバルダーにとって、DATの癖のある打感が、見事にバルドマジックで吸い付いて強烈に弾く進化を遂げていたことに万感の思いがある。最大飛距離を携えての待ちに待った吸い付くような打感だった。 食いついて離れないような一瞬の感触の中で、もう一押し押し切れるドライバーは最近のディスタンス系 ドライバーでは中々見当たらない。 DATの打感で秀逸なモデルと言えば、他にプロシード、バディーを挙げるのだが、この打感はDATという材質を使って高度な設計が出来ない限り手に入れられない領域ではないかと思う。 タイトリストのD3とD4は飛距離ではD4に軍配。私でも10ヤード以上D4の方が飛んでいるが、飛んでいる分D3の打感を犠牲にしていることは否めない。後に述べたいと思うが、飛距離を求めすぎるあまり、コントロール性能をかなり犠牲にしていると思うのは私だけだろうか? 打感の柔らかさ=繊細なコントロール性能だと私は常に思っている。 弾いたら行っちゃった的なショットが距離を稼ぐ前提にあるとしたら、RBZから始まった飛距離の方程式はスィングにも影響することは間違いない。 RBZの飛距離伝説はフェアウェイウッドから始まった。あのスリットが飛距離を稼ぐとの触れ込みだったが、確かにスリットの効果はあったと思うものの、打感の硬さには閉口したのを覚えている。スリットを入れたら打感が硬くなるとは思わないが、ドライバーに至っては460CCのヘッドに長めのシャフト、思いっきりバランスを出して、インパクトの衝撃を吸収する組み方をしない限り、弾きの強い硬い打感を消化することは出来なくなってくる。それでも吸い付くような打感は無い物ねだりなのだが・・・。 もちろん、長尺なりの振り方やボールストライクの技術的な面を要求されることも付け加えておきたい。 棒球が飛ぶと言われているが、打感の硬い棒球と柔らかい棒球がある。 打感の硬い棒球は前者のようにシャフトとの緻密な組み方で解決しなくてはならないかったり、手練手管を必要とするし、スィングにも影響があることを覚悟しなくてはならない。 片や、打感の柔らかい棒球はシャフト長も今まで通り、インパクトから球離れのコンマ何秒を体で感じられるし、振り終わった後も不思議とインパクトでボールがくっ付いている瞬間を一連のスィングの中でも 長く感じているような気がする。 そのうような意味からも、この一瞬を繊細なコントロールに活かせるのは大きなメリットではないだろうか。 右懐を基点に、インパクト前から思いっきり押し切ってセンターにドローしてくる球、左に打ち出してインパクト後にフォロースルーでフェースを繊細にコントロールしてフェードで戻す球。どちらのドライバーが打ちやすいかは言わずもがなだろう。 使った結果、良い地クラブだけを”快打倶楽部”に紹介してます。 よかったらこちらも見てください! 日々張り切っています。ゴルフだけじゃなく、三日坊主大歓迎のプランの紹介や また関連する通販ページも用意しました ぜひ”大人の教室”へもご来訪いただけることをお待ちしています! ランキングに参加中です
by dwsdws
| 2016-10-14 10:10
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