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-最新のヘッド、最新のシャフトetc …- 誰でも購入後は、最新モデルを持っているその満足感には満ち溢れているのだが、ではフィット感というか、使い勝手となると??? その証拠に、最新モデルが発表されても2ヶ月ほど経つと中古ショップでも散見されるようになるのだから、新しいからと言って自分に合うとは限らないというのが本当のところの筈。 毎年、新しいシャフトやヘッドを纏ったドライバーが続々と登場し、専門家でも追いきれないほどなのだから、我々一般ゴルファーがヘッドとシャフトを選ぶのもかなり大変である。 誰もが「そんな事は承知の上」とは言っても、経済的に痛手を被るのは自分なのだから、ここは冷静に、過去のモデルも含めた上で、自分探しをクラブ選びを考えてみたい。 ドライバー選びの一助になれば嬉しい限りなのだが、あくまで個人的な見解ということを前提に! 復活- キャロウェイビッグバーサ(GBB)とツアーAD-DI(以下DIという)が超引っ張りダコだ。 松山プロの使用ということもあり、GBBとDIシャフトの中古価格が高騰している。 GBBの中古買取相場は概ね14000円~15000円。DIが挿さってなくても販売価格は4万円台。中古ショップでもDIが挿さっているGBBはもう皆無に等しい。 DIは、今までシャフト単体中古価格で1万円以下だったのが、現在は2万円程度に高騰している。まだ現役で、メーカーラインナップされているシャフトなのだが、過去に発表された現役モデルとは一線を画す高価格帯だ。 中古のGBBを買ってリシャフトすると、中古シャフトでも工賃込みで、優に6万円を超えて、7万円近くの出費となってしまう。これは新品ドライバーを買える位の金額。それほど稀少性が高い中古品に変身するのだから、‘流行’や’人気’というのは怖いものだ。 ただ、DIが挿さったGBBでも中古ショップでの買取はせいぜい2万円程度。自分に合えば良いクラブなのだが、合わなければ最後、流行に飛び付いて大失敗という憂き目を覚悟しなければならない。 安く、同スペックを入手出来れば言うことは無いのだが・・・。 そういった意味では、自分に合ったヘッド、自分に合ったシャフト、そして、それを組み合わせた自分仕様はどんなドライバーなのか?自分が分かった上でのクラブ選びが出来るかが、一番賢い選択というのは自明の理である。 このような事を言っておいて何だが、当店「快打俱楽部」でGBB/DI6Sの在庫が一本だけあるので、ご興味をお持ちの方は快打倶楽部のこちらのページをご覧頂きたい。 -自分を知りたいなら、まず工房を活用 しよう!- それでは、どうすれば自分探しが出来るのだろう? 一番は知識と経験を積むことなのだが、当然「そこまで詳しくないヨ!」という方も大勢いる筈。 そんな方に、是非オススメしたいのが、現在、自分に合ったドライバーをゴルフ工房に持ち込んで数値を計測してもらうこと。量販店でもバランス、重量、全長ぐらいは測ってもらえる。それ以上については知識豊富なクラフトマンが居る工房が一番安心だ。 振動数、ヘッド特性、シャフト特性、そして、それをアッセンブルした出来上がりに辿り着くまでの手法、バランスや振り心地など、仕上り推測を科学的に導き出してくれる工房を探した方が早いし一番安心。 工房ではメーカー品ばかりではなく、地クラブを扱っているところが多い。地クラブを作るとメーカー品の1.5倍以上の費用が掛かるのは当たり前。しかし、買う買わないは自由なので、まずは相談から始めてみるのは如何だろうか?これらを含めた上で最良の一本を提案してもらえるのがメリット。計った数値は自分を科学的に分析した値なので、これを把握しておかない手は無い。 今まで出逢ったことの無いクラブが、試打クラブで置いてあったりもするので、視野が広がること受け合いだ。 -ドライバーヘッドの選び方- 経験と知識は、千里の道は一歩からと同様、はじめの一歩が肝心。 自分がお気に入りのドライバーを工房に持ち込んでから、計測や評価をしてもらうと、概ね、どんな傾向のスペックが自分に合っているかが見えてくる。まずは、ここからはじめると、自分好みの仕様は大抵想像がつくようになってくる。 その時の視点は以下の通り。 ヘッドは捕まるヘッドと捕まらないヘッド。 スィング中、捕まるヘッドは手首のモーション次第で大曲りする。従って捻転の少ないスライサーにとっては、擦り球を防ぐ上でもヘッドローテーションを駆使しやすいので、捕まるヘッドが良いとされている。 決して、スライサーがドローヒッターにスグに変身できるわけではないことは言わずもがな。反対もまた然りである。経験を積んでいる方ならそんな心配は無用とは思うが、以外と知らないヘッドやシャフトに手を出して調整に大変な思いをすることも良く聞く話でもある。 知らずに反対をチョイスすることは、それ以前の問題。大怪我の元になるので、自分の好みを知った上で、ヘッド、シャフトそれぞれを調べることは必須だ。 後は、その組み合わせがどのようなクラブに変身するかを工房などで尋ねてみると良い。 -ドライバーヘッドとスィングの関係- ヘッド体積420~430cc程度の小振りヘッドは概ね重心距離が短い(35ミリ程度)のでヘッドの返りが良い。メーカーもアスリート向けのモデルでは、小振りヘッドと大型ヘッドのい両方をラインナップしていること多い。 テーラーメイドのM1初代モデルなどはその典型だ。 ミート率の高い、中上級者は重心距離の短いヘッドを好む傾向にあった。 最近では、上級者もヘッド単体の重心距離を意識しながら、大型ヘッド志向も増えてきている。簡単に飛距離を稼げるからだろうし、志向が分散してきている現れだと思う。 重心距離の長い(40ミリ以上)のヘッドは460CCクラスが多く、十分な捻転、手首を使わず、フォロースルーで大きなスィングプレーンを作るゴルファーが好む傾向にある。 初心者でスライサーが重心距離の長いヘッドを使うと、手打ちになるため、余計にスライスを助長することにもなる。 フッカーで左に巻く事を徹底的に消すことを考えるのなら、重心距離40ミリ以上を基本に考えるべきだろうし、フェーダーについても40ミリ以下が分岐点になる。 ヘッドの調整機能は自分のスィングを知る上でも便利だが、「カチャカチャ嫌い!」と豪語するのが上級者に多いのは、自分に合ったクラブを知っているから故なのだろう。 余談だが、世界ランクNo.1のダスティン・ジョンソンはトップまでシャットにクラブを振り上げるため(正確にはレイド・オフ)、重心距離長めのテーラーM1/460CCヘッドを使用している。シャットに上げて、ドローの時はインサイドアウト、パワーフェードの時はインサイドインに振り抜くゴルファーの代表だ。 -シャフト選びはかなり繊細- ヘッドの特性を最大に活かすには、シャフトとのベストマッチが大前提となる。 大きくは、捕まるシャフトと捕まらないシャフトに大別されるのだが、このシャフト選びが一番デリケートなところだ。 ザックリとタイプ別に分類すると、元調子(最も捕まらない)、中元調子(あまり捕まらない)が捕まらない系。 中調子がレベル。 先調子(最も捕まる)と先中調子(捕まりやすい)の5種類に分類される。 まず、使ってみたいヘッドを見つけたら次はシャフトだ。 今まで使っていたシャフトでも、ヘッドを変えた瞬間「アレ???」ってこともある。それは、ヘッドの特性とシャフトが自分に合っていない証拠。 ベストマッチのシャフトとは、インパクトでヘッドがスクエアに戻りやすいのがどのシャフトなのかということ。その参考指標となるのが材質や製法による、シャフトの剛性分布の違いとなる。カーボン繊維を巻いているのだから、巻き方や材質がちょっと違うだけで別物になるのがシャフトなのだ。 -色んなシャフトがあり過ぎ?でも大丈夫! 自分好みのシャフトを知る- ゴルファーは、ドローヒッター(自分で捕まえる系)とフェーダー(自分では捕まえない系)で一般的には分類されているのだが、スィング中、振り下ろしてインパクト前に懐を広く使い、弾道をコントロールするゴルファーにはドローヒッターが多い。 タメをしっかり作れて、ダウン軌道がブレないスィングの持ち主など、手元のしなりは不要というスィングタイプは、元調子よりは先調子を選ぶ傾向がある。ただ、手元が硬く先が動くと捻転不足などで大怪我の元になる場合があるので、捕まらないヘッドや捕まらないシャフトをチョイスしたりもする。丁度良いキックポイントとしなり具合を考慮するのが、シャフトの個性でありキーファクターだ。 どうやって自分が好きなしなり具合を確認出来るのか? 試しに右足を引いてスィングしてみると懐の余裕が広がるのが分かる。(左利きの場合は左足) よくレッスンなどでフックを打つ時のアドレスだ。このようなスィングをしてみて、元調子がしっくりくるか、中か先がどの程度しなるかを試してみると好みのシャフトを絞り込みやすい。 元調子の場合、手元のシャフト剛性が低いためインパクト前にしなり、手元から直線的にインパクトを迎える。先ほどの懐を広く使う人にとっては、インパクト前に右わき腹付近でしなりを感じるという理屈になる。 コックをしっかり使ってタメる人、コックが早めにほどける人、コックを殆ど使わない人、ワンプレーンでヒットする人など、どこでしなりを感じてスィングしたいかでシャフト候補を決める。 ここは好みの範疇ということになるし、このしなり具合に各シャフトメーカーの個性があるわけで、選択肢が広範囲になって迷うという一長一短もある。 反対に左足を引いて、カットに振ってみると、インパクト後のフォロースルーの軌道でコントロールしたい場合は先調子系が意外と操作しやすい。 こちらの場合は、アウトサイドイン軌道のフェーダーやスライサーが、スライス防止のためにチョイスすることも多いのだが、一概にそうとも言えないところもある。 微妙なヘッドの開閉で弾道をコントロールするタイプや、先調子で飛距離を稼げるゴルファーは、先端の挙動を縦軌道で使っている。しっかり懐を作って、インパクトの瞬間にヘッドを上向きに浮上させる技術の持ち主。タメが作れることが大前提となるし、懐を広く使わないとこのスィングプレーンは作れない。先程とは反対のシャフトなのに、スイング軌道は真逆。 答えは好みとなり、どこでしならせて振るのが得意かの違いになる。 中調子は、スイング中、全体的にしなりを感じたい人向け。一番豊富なラインナップがあり、シャフトごとに、硬さや癖などが微妙に違ってくるので、それぞれの個性の幅も広い。 自分のヘッドスピードが、どのシャフトかを導き出してくれるので、シャフトパワーで球を押せる感覚を大事にして選ぶのがオススメだ。 また、切り返しからインパクトまでに、ヘッドの位置がしっかり認識出来るしなり具合が最適で、どこにヘッドがあるか分からないほどしなるシャフトは、オートマチックに振ることは出来るが、操作性に欠ける。各メーカーの同一フレックスを試してみるのが一番だろう。 元、中、先いずれにしても、スィング中どこでしなりを感じたいかは、シャフトのどの部分に仕事をさせるかとの相関関係だ。 -代表的なメーカーのシャフトを勝手に 分類してみた- 新興シャフトメーカーやフレックス、重量、振動数まで挙げるとキリがないので、代表的なメーカーの60g台を基準に、大まかな傾向や一般的評価で分類してみた。 各社、メーカごとの癖みたいなものがあるので、果たして下記の評価が正確かは保証出来ないところだが、数値的なデータを客観的な参考値とさせてもらった。 剛性分布やシャフト分析は、メーカーごとに計測方法も違っているため、個々に感じ方が全然違ってくる。部分的に剛性が高いと調子も別物に感じたり、部分的な剛性が低いと振動数や調子も違った感じになる。 そういった意味で以下は感覚的な評価もあり、異論もあろうかとは思うが、それぞれ感じ方も違うので、中古ショップや量販店で、試打出来そうなシャフトを抜粋してあるので、最終的にはご自身で検証してみて欲しい。 全体剛性高⇒KUROKAGE XT、ディアマナahina、AD-M9003、ディアマナD、ディアマナW、フジクラ・ランバックスX、アッタス3、フジクラモトーレスピーダーVT、フジクラモトーレスピーダーVC⇒全体剛性低 ※XTあたりは、SでもX相当に感じるし、元調子系のシャフトは総じて全体剛性が高い。モトーレスピーダーVCあたりは非常に高剛性なのだが、手元のしなり感が高い過ぎて切り返しで折れるようにも感じるので柔らかく感じたりする。感覚的に標準のSレベルと感じるのは、ディアマナD~スピーダーVTがボーダーではなかろうか。 全体剛性高⇒AD-DI、AD-GP、AD-BB、ディアマナB、FUBUKI-J⇒全体剛性低 ※叩きに良くタイプで、大きなスィングをするプレイヤーに人気の高いシャフトが多いのがこのカテゴリー。体全体で飛距離を出すヒッタータイプが多い。DIは中調子の高剛性と感じるとの評価も。感覚的に標準のSレベルと感じるのは、AD-BB~ディアマナBが境ではなかろうか。 全体剛性高⇒ディアマナX、AD-GT、AD-DJ、AD-PT、ディアマナBF、ディアマナB、アッタス5、アッタス6、青マナ、ディアマナ・カイリ、アッタスPUNCH、FUBUKI-α⇒全体剛性低 ※シャフト全体がしなってくる感じ。カイリやBFは真っ直ぐにしなる中間部の評価が非常に高い。パワーヒッターがディアマナXを評価するのは、中間が高剛性でハードヒッターが強く押し込めるという評価だ。感覚的に標準のSレベルと感じるのは、AD-GT~青マナが境ではなかろうか。中でも、AD-PT、ディアマナBF、青マナ、ディアマナ・カイリ、アッタスPUNCHは、非常に素直なシャフトで中間剛性の違いだけを意識して選べるのだが、AD-GT、AD-DJあたりは結構癖がある。 全体剛性高⇒KUROKAGE-XM、SPD-EVO3、アッタスT2、アッタス3、フジクラ・ランバックスS、FUBUKI-J、FUBUKI-AI⇒全体剛性低 どちらかといえば先が動くというカテゴリーなのだが、非常に微妙でデリケートなしなり。コントロール性能に優れている。KUROKAGE-XMはメーカー発表では中調子でそれほど先が動くわけではないのだが、XTと比較されることが多いのでこのカテゴリーに配置した。同シリーズ以外と比較すれば、本来は中調子なのかもしれない。 アッタス3は剛性分布は一般的だが、先端剛性が低いのでこの分類としている。感覚的に標準のSレベルと感じるのは、アッタスT2~ランバックスSが境ではなかろうか。 全体剛性高⇒SPD-EVO3、SPD-EVO2、アッタス4U、モトーレSPD、初代アッタス、SPD EVORUTION⇒全体剛性低 ※青スピーダー(SPD EVORUTION)は日本を代表する先調子。アッタス4U、初代アッタスは、メーカー発表中調子だが重量級。手元中間はかなりの高剛性フローで先端剛性は低いので先調子に分類してある。感覚的に標準のSレベルと感じるのは、アッタス4U~モトーレSPDが境ではなかろうか。 他にGD-MJ、GD-MT、ディアマナR、アッタスG7などのダブルキックポイント系と言われる、手元と先端が柔らかめに設定されているシャフトもあるのだが、手元と先端の剛性によって先調子や中調子、手元調子と一括りに評価されているシャフトもある。 また、採用されている材質や素材の配合によっても独特なしなりを感じるので、まずは先、中、手元3箇所のキックポイントの中で自分が好みの傾向を見つける事が前提になるだろう。 -メーカーやラインナップによっても 同じ物差しでは計れない- フレックスはメーカーやラインナップによって硬さが違うので注意したい。 例えば、三菱ケミカルのKUROKAGE→ディアマナ→FUBUKI→バサラは、同社の中でも剛性の高い順のラインナップだ。現在では、アルディラも三菱ケミカル傘下となっているが、同社のシャフトは剛性が高いことでも有名。 同じラインナップの中でも、フレックスや重量によって、しなり方が全然違うと感じるものも多くある。 グラファイトデザインは、カタログ上は殆どのシャフトが中調子なのだが、ユーザー評価は先が動くか手元がしなるかで分類されている傾向が高い。 前述のダブルキックポイントで分類しているAD-MJは先調子として評価するユーザーが多いし、AD-DJやAD-GPもどちらかと言うと先が大なり小なり動くタイプ。 名シャフトと言われた、AD-I65はダブルキックでありながら、押していける中調子の強靭なシャフトとして評価されていた。 そして、重量とフレックス選定が基本的に重要なのだが、どこのメーカーにもシャフト開発の元となるベースシャフトがあると言われている。 例えば、ツアーADはPT、ディアマナは青マナ、アッタスは初代アッタスなどがその類らしい。そのベースシャフトが元となっているのであれば、当然メーカーごとの開発基本に違いがあるので、全てを同じ物差しで計ることは出来ないわけだ。 一番は、このベースシャフトが挿入されたドライバーを試打などで打ってみること。それが無理なら工房などでの専門評価を聞いて、それを基準に選ぶしか方法はないだろう。 -捕まらないヘッドに捕まらないシャフト のアッセンブル- パワーヒッターが好んで使うフレックスが、ヘッドとシャフト共に捕まらない組み合わせだ。オーバースペックだと、右に出たまま帰ってこないとか、捻転が足りないあまりに左に真っ直ぐすっ飛んでいくなど、最適なアッセンブルで組まないと大怪我に繋がるが、飛距離を稼ぐのならこの組み合わせは有効で、フッカーには特にビッグボールが期待出来る。 個人的には、上記でのアッセンブルだと、KUROKAGE XTと460ccヘッド。中でもテーラーM1460やEPIC SUBZEROのアッセンブルは調整次第でまさにこの類となる。ただ、これらのヘッドは、非常に曲げ辛いので、持球が何かを基本に考慮すべきだろう。GD-GPとプロギアRSFの純正カスタムやKUROKAGE-XT、AD-DIには、重心距離の長い大型ヘッドとこれらのシャフトが飛距離を稼ぎやすい。 -捕まるヘッドに捕まらないシャフトの アッセンブル- 手首をあまり使わず、アームロールだけで振る人にオススメ。次に紹介する捕まらないヘッドに捕まるシャフト同様オススメのアッセンブル。 選択肢の幅が広がるし、手元のしなりを感じながら球筋をコントロールするのには最適だ。プロギアRSのヘッドに捕まらないAD-DIやKUROKAGE-XTのアッセンブルや、先に紹介したGBBやEPIC、M1などは重心を変えられるので、手元調子が好みの プレイヤーには調整機能で最適なポジションのセッテイングが可能だ。そういった意味では、ヘッドの調整機能は散財するリスクを軽減した凄い発明だと思う。 -捕まらないヘッドに捕まるシャフトの アッセンブル- 先が動くとか良く言われるシャフトは、捕まるシャフトの代表格。シャフトに仕事をさせると言う意味では、この仕様で飛距離を出せるのは、かなりのテクニシャンではないだろうか? 先端を上手くコントロールして、縦の動きで高さを出したり、横の動きでインテンショナルに打ちこなす起用さがあれば、鬼に金棒とはこのこと。 最近のGD-TPは全体剛性が高い。メーカーは中調子と謳っているのだが、先中調子に感じるし、変な先端挙動が無いので、中調子と同じような打ち方が出来るのがこのタイプの良いところ。飛距離性能の高いプロギアRSFにこのシャフトなどは、ヘッドの飛距離性能がズバ抜けているので、縦の仕事をさせやすいと感じた。調整機能の付いたヘッドにも万能とも言える。 アッセンブル- 主に、スライスに悩むプレイヤーにオススメしたい。ハードスペックだと、曲がりは結構キツくなるのだが、全体剛性が低いシャフトとのアッセンブルであれば、ローヘッドスピードでも気にすることなく捕まえられるし、インパクト時のヘッドスピードも上がる。最近では440cc以上のヘッドでも捕まりが良いヘッドがある。 昔のヘッドはどれも皆、重心距離が短く、捕まりの良いヘッドが多かった。一番ピーキーな組み合わせであることに間違いはないのだが、この仕様で思い通りのコントロールが出来るプレイヤーは尊敬に値すると思う。 仕上がりのバランスについては、どのアッセンブルでも意識して欲しい。振りやすいバランスから2ポイント違うと、かなりの違和感を感じるはずだし、組み方に細かい事を言えば、まだまだあるのだが、以上の視点から、自分に合ったシャフトとヘッドの組み合わせがどんなタイプなのかをまず考えてみては如何だろうか。 日々張り切っています。 僭越ですが、小生が欲しいクラブを中心に紹介する 中古・地クラブショップとして快打倶楽部を営業中です。 ランキングに参加中です
by dwsdws
| 2017-05-23 14:05
| ゴルフのこと
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