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ストロークの約半分を占めるパター。 ここ一番の勝負時に犯しやすい悪い癖。 これを克服するために、 打ち方と道具の両面から解決していこうというのが今回のテーマ。 あくまで、個人的な見解である事は、毎度お約束という事で。 よくやってしまう悪い癖を振り返ってみる。 引っ掛け押し出しショートパンチタッチ芯でヒット出来ない。 大まかにはこれらに分類できると思う。 後は、グリーンの読みなどもあるが、 こちらはストローク的な問題では無いので割愛するとして、 6回連続で考えてみたい。 第三回目はショート編。 メンタルと技術が原因。 その日、時々でショートしやすいのは儘あることだが、 ここで言うショート癖という人は、主にロングパットで打てない人。 メンタルと技術の両面があるのだが、 メンタルの場合は、完全に解消するとまでは言い難い。 ただ、長い目で見て安心感が向上すれば改善の余地がある。 また、技術的な面は芯でヒット出来ていないことが大きな要因となる。 チキンになってしまう! どうすれば…道具に助けてもらおう。 一言で言えば、打てば良いのだが、一言で解消出来るほど簡単な話ではない。 オーバーしたらどうしよう。 真っ直ぐ打てなかったらどうしよう。 など体が萎縮してしまうので技術面云々より、 どうすれば安心してスロークできるのか? その点は道具でカバーするのがある程度解消する秘訣。 パターのカタログや紹介文を見ると、よく伸びのある球筋という文言がある。 単純に普通より転がるという事なのだが、 伸びのある球筋って、何を基準に判別すれば良いのだろう? 芯でヒットする前提で、 よく転がるためには、重量弾きと回転ヘッドの出方この三つが大きな要因となる。 道具で解決するためにはどんなパターを使用すれば良いか、 形状やスペックそれぞれ見てみよう。 重量は重めが転がしやすい。 ピン型のクランクネックを例に、パターヘッドは基本的に360gあたり。 これにシャフト、グリップ等の重さが加わって約520〜530gあたりが一般的なパター。 メーカーの中には、360と370gのチョイスがあったりする。 もちろんヘッドを重くするためには370gを選ぶのがオススメ。 総重量530g以上にする必要がある。 重ヘッドだと、550gまで引っ張れるモデルや組み方もある。 弾きと回転で選ぶ 弾きは材質によるところが多い。
弾きの良いパターは、得てして打感が悪いのだが、 相反する特性を両立しているものもある。 それを両立するのが軟鉄ヘッド、303ステンレスや304ステンレス、 ジャーマンステンレス(GSS)と言われる材質なのだが。 軟鉄は打感が柔らかい上に重量も重め。 ステンレスヘッドは、 いかに軟鉄の打感に近付けられるかが、良いパターの条件とも言える風潮にある。 他のステンレス材質もあるが、ここでは割愛させてもらう。 303ステンレスと304ステンレスの違いは、人間の感覚では判別し辛い程度だが、 304ステンレスの方が弾きが強い。 GSSは、303ステンレスより打感が少し硬めで一層弾きが強いのだが、 こちらも感じるかどうか微妙な違いだ。 ずっとGSSを打ち続けている人に303ステンレスを打ってもらうと、 柔らかいと感じるようだ。 GSSは打感と弾きを両立していて転がりが良いと言われている現在最高峰の材質だ。 回転を考えた場合、順回転が強い程転がるのだが、 順回転で打つには、技術的な面と道具の持つ特性の両面でパターを選ぶ必要がある。 技術的な面は後述するとして、 順回転が掛かりやすいパターは、フェースのミーリングで回転を大きく掛けるモデルと、 ロフト角で順回転を掛けるモデルがある。 フェース面のインサートや削り方、スコアラインが、 上から下に覆い被さるように、 横に削ってあるモデルが一番順回転が掛かりやすく球も伸びる。 ただ、このような順回転フェースは比較的重量が軽いものも多く、 そのようなパターは、 いつものタッチが損なわれないように設計されているモデルが多いので、 重いものを探すのも手。 微細な突起があるヘッドもある。 ベティナルディのヘッドが代表的だが、 インパクトの接触面が球離れの瞬間、突起先端部分で球離れするため、 エネルギーがミーリングの先端に集約されてくる。 丁度、ビリヤードのキューで突っつくのを複数本で売っている感じ。 多少、球の転がりが良くなる訳だが、一番の効果は打感がかなり柔らかくなる事だ。 インパクトでヘッドが加速すれば転がりが良くなる。 アンカーリングが禁止になった。 中尺や長尺でグリップエンドを体の一部に固定したストロークが禁止になった背景には、 一番がストロークの再現性が高くなる事で、 方向性が安定しやすいため、固定している所を支点に、 ヘッド重量をそのままボールにぶつけられるというメリットがある。 中尺や長尺ともなると総重量は550g以上で700gを超えるものもザラ。 重いパターを不安定な状態で打つには重量に負けないストロークと技術がいる。 ヘッドのパワーを伝えるには、重量かあるいはヘッドの走りで打つしかないわけだ。 オートマチックにヘッドスピードを上げるためには、 パターの重量バランスを変える必要がある。 カウンターバランスのグリップは、 グリップエンドに重量を持たせて振り子の原理でヘッドを走らせるという考え方。 少しずつ短く持って、 ヘッドが前に出ると感じたところに自分のグリップポジションを作るのがオススメだ。 パターにもロフトがある。 通常3度ロフトが一般的なのだが、 スロー再生で見ると3度ロフトの場合、インパクトの後、 少しボールが宙に浮いている時間がある。 早い話しがキャリーが出ている訳だ。 ロフト0度〜3度の違いで転がりが違う。 ロフト0度はこのキャリーが無いのと、上にボールが上がらないため順回転の量が多い。 その分転がりも良くなる訳だ。 ただ、芝の長い遅いグリーンやコウライ芝などの芽の強いグリーン、 グリーンエッジなどからのバットでは、 下からの抵抗が強くなるので跳ねてしまったりして、ブレる確率も高くなる。 順回転で転がる技術を身につけよう。 先の順回転を技術で賄うには、ハンドファーストで適正に打つ事。 ハンドファーストが強すぎると、たった3度のロフトが少ないパターだけに、 下からの抵抗が邪魔して返って転がらない事がある。 そのパターに合った適正なインパクトでのロフト角を身につける必要がある。 フォワードプレスなどでハンドファーストでのトップを作るのも有効だし、 重心を左に乗せるのもこの技術を身に付ける手段の一つだ。 大きなフォローを作って球足の長い球を打つ。 後にタッチ編で詳しくコメントしたいと思っているが、 ロングパットの時、一番陥りやすいミスは、大きくヘッドを引いてインパクトする事だ。 ヘッドを大きく引きすぎて、インパクトで緩めるなど以ての外。 トップはコンパクトに。 フォロースルーを大きくする事が、再現性の高い距離感を掴む方法。 距離のパラメーターを身に付けるプラクティスで、 ドップの位置2箇所、フォローの位置3箇所を作る。 トップは右足前までと右足の外までの2箇所で決して大きなトップを作らない。 フォロースルーは左足内側まで、左足の外、そのまま低く長く出すの3箇所で、 どの程度の距離が出るかをラウンド前に練習グリーンなどで確認しておく。 この組み合わせで練習をしておくと、 その日のグリーンコンディションでどの程度転がるかをスタート前に把握できる訳だ。 もちろん登り、下りなどをケースバイケースで勘案してパターン化しておくと良い。
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by dwsdws
| 2022-03-23 09:23
| ゴルフのこと
ストロークの約半分を占めるパター。 ここ一番の勝負時に犯しやすい悪い癖、 これを克服するために、打ち方と道具の両面から解決していこう、 というのが今回のテーマ。 あくまで、個人的な見解である事は、毎度お約束という事で。
決してこのフォームで打たなければならないと言うことでは無い。 このコメントは、 自分のパッティングフォームに取り入れたら役に立つという部分を 参考にして頂きたい。 ■引っ掛け ■押し出し ■ショート ■パンチ ■タッチ ■芯でヒット出来ない 大まかにはこれらに分類できると思う。 後は、グリーンの読みなどもあるが、 こちらはストローク的な問題では無いので割愛するとして、 6回連続で考えてみたい。
二つの大きな要因。 一つは道具で解消。
第一回の引っ掛け編に続いて、 今回は反対の押し出しについてなのだが、大きく分けると3つの原因がある。 3つの中の2つが大きなインシデント。 一つは道具である程度カバーできてしまう。 押し出しが、引っ掛けと対極にあると言う事は、 引っ掛けも同様で、対局を考えれば良いと言うことになる。 もちろん、引っ掛けも道具である程度解消出来るわけだ。 道具での解消は、最後にコメントするとして・・・。
重心位置とアドレスの関係右に押し出す癖のある人は、 構えた時の自分の重心配分を確認してもらいたい。 100%左体重で打つ人は、ボールの上の頭の位置で片目ずつつぶってみる。 その時、左右どちらの目が真上に来ているか? (以下は、決して正しいパッティングフォームではない事はご承知頂きたい。) 左目の真下にボールがある人は適正。 右目の下にボールがある人は、右に押し出す確率が高くなる。 ボールポジションが真中、ハンドファーストが強い、フォワードプレスが大きすぎる、 打った後右腰が動く等は、 フェースが開いて当たる要因が強いケースだ。 左目真下にボールを置くことを意識してアドレスしてみれば、解消要因の一助になる。 大きなインシデント2 ストロークのブレ。 真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出ない。 引っ掛けも、コレと原因は同様で真逆なのだが、 押し出しはインに引き過ぎて右に押し出すことで起こることも・・・。 アドレスで左足を出し過ぎなど、 パッティングスタイルに起因していることもある。 左足が前に出ているという事はそのまま真っ直ぐ立てば、肩も右を向いている事になる。 肩の方向を合わせない限り右に転がるのは必然。 ただ、左足は前に出ているのに肩だけ真っ直ぐ向けるというのは、 誤差やブレも生じやすいので、この点は要注意。 いつも肩をまっすぐに向けるために、 再現性の高いアドレスにするためのルーティーンを一つ紹介すると、 右目の下にボールを置いてあることを確認。 一度右目でボールの右面を覗き込むなども自然と肩がスクエアになるので効果的だ。
手打ちの功罪は、何度もコメントしている通りなのだが、 私は、手打ちは百害あって一理無しだと思っている。 カメラを構えた時、自動補正がないとピントが合わせにくいのと同様に、 カメラマンも脇を締めて、ブレないためにカメラを構える。 脇を締めて遊びを無くす。 前編で紹介したように、グリップで右手が遊ばないように固定する。 腰が動いて左に突っ込んで開いて当たらないようにする。 解消する方法がいくつかあるが、自分がどれに該当しているか? または、複数に該当しているのなら一つずつ治す必要があるだろう。
道具で解決。 フェースバランスのパターは真っ直ぐにヘッドが出るので、 ストロークの方向を素直に反映する。 一番右に出やすいパターの代表だ。 中でもセンターシャフトが一番右に出やすい。 先程のご自身のアドレスをチェックしてみて、パターを選ぶのがオススメだ。 いつものアドレス時にご自身の左の重心で判断するのが選びやすいだろう。 そしてパターは、おおよそがロフト3度だが、中にはロフト0度というモデルもある。 ロフト0度は3度に比べると右に出やすいので、この辺もチェックポイントの一つだ。
道具を代える! 私のゴル友S氏は、会うたびにパターが違っていることもある程のパター好き。 クラブ全般が好きな彼が殆ど変わらず長い間使っているのがアイアンなのだが、 ウェッジやパターなど技を要する道具は取っ替え引っ替えしていた。 いつも同じアイアンの精度は抜群で、ピン側にビシビシ来る名手だ。 その彼がパットが入らないと、ラウンド後自責の念からと悔しさからか、 道具に対する不信感で気を紛らわせていたような気がする。 次に会うとパターが変わっていたこともしばしば。 投入したパターが調子が良いと満足感は高そうなのだが、 今まで長続きしたパターは私は記憶にない。 基本的に好みの形状はあるのだが、 基本的にトゥ&ヒールバランスのパターを好んでいる。 その彼に、「最初は少し違和感のある道具を使った方が良いよ!」と言った事がある。 現在、彼は同じパターをずっと使い続けているのは、道具の癖を知り尽くすためだろう。 違和感がある方がどう打てば良いが探求するし、 最初が良いと、悪くなった時にどこを修正すれば良いか分り辛い面があったりする。 右に押し出す現象が頻繁にあるなら、 ここまで深い話ではないが、自分に合ったパターをじっくり探すのも手だ。 単純にヘッドが返るトゥアンドヒールバランスのパターに代えたり、 ヒールバランスのパターに代えるのも手。 本当に自分に合っているパターかどうかは、最低でも3ヶ月は使い込んでみたい。 ![]() ■ヒールバランス ■トゥ&ヒールバランス ■フェースバランス 日々張り切っています。 僭越ですが、小生が欲しいクラブを中心に紹介する 中古・地クラブショップとして快打倶楽部を営業中です。 ランキングに参加中です ![]() ![]() #
by dwsdws
| 2022-03-10 09:44
| ゴルフのこと
ストロークの約半分を占めるパター。 ここ一番の勝負時に犯しやすい悪い癖。 これを克服するために、打ち方と道具の両面から解決していこう。 というのがこれからの6回連続のテーマ。 あくまで、個人的な見解である事は、毎度お約束という事で。
①引っ掛け ②押し出し ③ショート ④パンチ ④タッチが合わない ⑤芯でヒット出来ない 大まかにはこれらに分類できると思う。 後はグリーンの読みなどもあるが、こちらはストローク的な問題では無いので割愛するとして、 連続企画でのシリーズとなる。
引っ掛け癖の原因主に、引っ掛けが起こる原因は、右が動いてしまう事。 右が動くのは、アドレス時の重心の位置、右腰の動きに起因することが多い。 重心が右にある人で、ボールを右から覗き込むようなアドレスで立つ人が、 真っ直ぐ押し出すようなストロークが出来れば、引っ掛ける事はないのだが、 右手が強すぎて、右肩が回ってしまうと引っ掛けやすくなる。
左体重でアドレス。 ボールの真上に頭の位置、上半身がくの字に曲がってアドレスしていたら真っ直ぐ立ってみる。 慣れていないと最初は違和感があるとは思うのだが、長年染み付いた癖が大きければ大きい程、 それに比例するように違和感も大きいはずだ。 少しずつ慣れていくこと。
押し出しや芯でのヒットにも共通しているのだが右腰が動く癖。 練習グリーンなどでも、多くの人にこの悪癖が散見される。 インパクトの後、右腰が回ってボール追いかけてしまう。 調子が悪い時は、ボールが狙った方向に出て行かないため、手先で方向を合わせようとして、 泥沼にハマってしまう事もある。 練習グリーンやパッティングマットで、 右腰だけを固定して絶対に動かさない意識での練習をオススメしたい。 この癖の強い方はかなりの違和感があるはずだ。 後に芯でヒット出来ない人編でコメントするが、中々芯でヒット出来なくても、 まずは右腰が遊ばないように違和感が無くなるまで右腰意識で慣れることが先決。 ジョーダンスピースが、 ボールを見ずにターゲットとスパットだけを見てストロークしているのは、 足腰、上半身が動かないからボールを見なくてもアドレスさえ作ってしまえば 正確に打てる技術があるからだ。 彼は、ボールを見なくても体の動きの再現性だけで打てる、 精密機械のようなストロークをしているそうだ。
「ちょうだいグリップ」で握り方を見直してみる。 引っ掛けに繋がる大きな原因にグリップがある。 右手を上から被せた握り方をすると、手首がグラグラして左に返りやすい。 右手首が返らないようにするためには、握る時に第二関節から手の平寄りにグリップの下を当てて、 左右両手で「ちょうだい」という形を作ってグリップを握ると右手首は動かなくなる。 分かり辛い方は、オーバーに言うと、両手で水をすくう手の形をイメージしてもらいたい。 後は、右人差し指をグリップに沿わして伸ばして握る人もいると思うが、 プロがあまりこのグリップをしないのは距離感が掴み辛いからである。 また、手首が返らないクロウグリップ、クロスハンドなどもあるが、ここでは割愛させてもらう。 フェースのバランスでパターを選ぶ。 パターは、各々重心の向きを確認することが出来る。 ご存知の方も多いと思うが、フェースのバランスを測定してみると良いだろう。 ■引っ掛けやすいヒールバランスが好みの方。 人差し指にパターを乗せた時、トゥ側が下に下がるのがL字やL字マレットなどのヒールバランス。 フェースが返りやすく、一番引っ掛けやすい。このパターの打ち方は完全な左重心で、 ハンドファースト気味にヒットしないと引っ掛けが多くなる。 フィル・ミケルソンがこのパターの名手だが、彼はストロークする前に、 フォワードプレスして、一度グリップエンドを打ち出し方向に傾けてから始動する。 右手が強いとヘッドが返りやすいので、 イメージとしては左手一本でストロークするようなイメージ。 フォーロースルーの時、左手の甲が上に向いているような感じ。 このパターを好んで使う方は、得てしてストロークの安定感が高く名手が多い。 微妙な距離感が出しやすいので、距離感が優れているパター。 打ち方が習得出来れば、距離感に不安のある方にとっては大きな武器になる。
人差し指にパターを乗せた時、フェース面が斜め上に傾くのがトゥ&ヒールバランスで、 ピン型とも言われるクランクネックのモデルがその代表。 距離感と方向性の良いとこ取りのタイプになる。 左体重~左6割重心でのアドレスが良いとされているが、 フォームに問題がある場合は、引っ掛け、右への押し出し両方出る。 L字などと同様に手打ち御法度。 打ち出し方向に、しっかりフェース面を合わせてアドレス出来る方にはソール幅の狭いモノ。 方向性をある程度パターに委ねたい方には、 ソール幅の広いマレットタイプで、ピレッティのコットンウッド2、 キャメロンのスクエアバックなどがオススメ。 構えた時の座りが良いモデルがオススメ。 ■フェースが返らないから真っ直ぐスローク出来るフェースバランス。 バランスを測った時フェースが上を向くのが、フェースバランス。 フォロースルーでフェースが左を向かない。 一番真っ直ぐ打ちやすいパターで安定感が高い。 その分ミスすると右に押し出す。 どちらかと言うと、L字やトゥ&ヒールバランスより若干右寄り重心で構えると良い。 6割左体重から5:5重心。 あまり左に体重を乗せていると、ボール位置によっては右に押し出してしまう。 右目で覗き込むようなアドレスをする方にはオススメ。 センターシャフトのパターなどが代表的だ。 基本は打ち方なのだが…芯で芯を打つ。 パットに型なしと言われるが、器用な方以外は手打ちはミスに繋がりやすい。 後にコメントするが、芯でヒットするには、体の芯で打つ事が基本中の基本だ。 手打ちを卒業するには違和感の塊なると思う。 違和感が無くなるまで、打って打って慣れるしかないのだが…。 「快打倶楽部」オススメパター ■ヒールバランス ■トゥ&ヒールバランス ■フェースバランス 快打倶楽部では、高額で販売できる委託販売を実施中です。ヤフーショッピング快打倶楽部トップページのお問い合わせボタンをクリックの上お問い合わせください。 日々張り切っています。 僭越ですが、小生が欲しいクラブを中心に紹介する 中古・地クラブショップとして快打倶楽部を営業中です。 ランキングに参加中です ![]() ![]() #
by dwsdws
| 2022-03-01 09:32
| ゴルフのこと
あるプロから、 練習用に使っていたウェッジを 処分してくれと頼まれた。そのウェッジは、 約3ヶ月使用したらしいのだが、 見た瞬間、傷の具合が見事!絶句したのを覚えている。上手い人の傷の入り方を 目の当たりにした。当店でも色々なウェッジが 入荷してくるが、 使っていた人が上手いかどうかは 傷を見ると一目瞭然なのである。ここでは、 上手い人のアプローチでできる傷を 通して、打ち方と傷の関係、 ヘッド形状を考察してみたい。あくまで個人的な見解という事を ご了承願いたい。
同じロフト角なのに飛距離が全然違う。 こんな経験をした人も多いと思う。 アイアンやウッドなど飛距離のパラメーターはロフトが基本なのに、 何故ウェッジで同じロフトなのに飛距離差があるのだろうか? 飛距離をを考えた場合簡単な例を挙げてみると、 雨の日は何故飛ばないのか?そこに大きなヒントが隠されていると思われる。 雨の日は雨の抵抗があるから飛距離が落ちる、 ランが出ない。確かにそれもあるのだが、 もう一つはインパクトでのボール初速が関係してくる。 打ち込む人と、払い打ちする人は、 明らかに打ち込む人の方が飛距離を出せる。 これは、インパクト時に地面からの反発を利用しているかどうかということが 大きく関係してくる。 下からの突き上げるような反発を利用すると飛距離が出るわけだ。 雨の日は、この下からの反発が弱くなるのがその一因なのである。 これを単純にウェッジに置き換えてみると、 下からの反発が強い方が、同じロフトでも飛ぶという結論なのである。
バウンス角が大きいと、下に潜らないため飛びやすい。 下からの反発をローバウンスより利用しているためである。 付け加えると、重量が重いハイバウンスは、 大きなエネルギーが反発して帰ってくるので、さらに飛ぶということになる。 ウェッジで距離を出す時は、 重量とバウンス角で適正距離が出るかどうかで選ぶ必要がありそうだ。
ローバウンスは、下からの反発を利用し辛い。 さらにスピンが大きく掛かるのでハイバウンスより飛距離が落ちる事は明らかだ。 半面、スピン性能が優れているのでスピンコントロールをしやすい。 こうなると、適正飛距離に合った重量のヘッドを選ぶべき。 規格品に自分に合ったものがなければ、削るという奥の手もある。
58度や60度でドンピシャで打ったのに、 物凄いスピンで距離が出ないということがある。 ハイロフトゆえのミスヒットである。 プロでも、達磨落とししないように距離を出すのは、 上手くフェースにボールを乗せて運んであげるショットを打たなければならないので、 難しいショットだと言う。 ウェッジの形状で見てみると、 リーディングエッジが出っ歯だと達磨落としになりやすい。 ストレートなリーディングエッジの方が、多少達磨落としになり辛いようだ。 これは、当然ながらスピン量の違いにもなる。
あるプロが使用しているウェッジを見せてもらった。 同じモデルで、オーダーすると一本8万円もするそうだ。 規格品と比べてみると、トゥからヒールにかけてバウンスががずり落とされている。 製造段階の型から違うそうでヒールは尻上がりになり、トゥ側に重量配分されていた。 トゥを重くすることによって、ヘッドの返りを抑えて、本来12度のバウンス角は、 中心部が10度、ヒール側が約8度に仕上げられているそうだ。
このプロのウェッジも、先のプロから処分を依頼されたウェッジにも共通していたのが、 同じ傷が散見されたこと。 フェースのヒール側からトゥ側にかけて、 斜めに長い傷があり中心部の傷の面積が広がっていた。 これは、スピンを自在に操っている傷で、 中心部は、転がしなどで打って広がった傷なのだろう。
様々な傷が無数についてしまうウェッジだが、 スコアラインに対して縦に傷が多くなってきたら処分時である。 もちろん、 ヒールからトゥにかけて左上がりに傷が多くなるとスピン性能にも陰りが見え始める。 開きやすいウェッジや軟鉄ヘッドは傷の入り方が多いが、 その分良質の打感を享受出来る。 材質の性能でスピンを掛けられるウェッジの代表だが寿命は短い。 クリーブランドやフォーティーンなどステンレスヘッドで評価が高いウェッジは、 ミーリングで擦るようなスピンを掛けられる。 スィング軌道に忠実なスピンが掛かるヘッドを選ぶ事が大事だ。 「快打倶楽部」でオススメのウェッジ 快打倶楽部では、高額で販売出来る委託販売制度を実施中です。 詳しくは、快打倶楽部のお問い合わせボタンからお問い合わせください。
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by dwsdws
| 2022-02-23 01:53
| ゴルフのこと
最近3wの出番がない。 それというのも、 直ドラで3wの出番がなくなっているためだ。 ここでは、直ドラについてコメントしてみたい。 「やってみたら意外に打てるじゃん!」 きっとそうなること請け合いだ。 いつものように、 あくまで個人的な見解であることは前置きしておく。
ロースピンヘッドがデビューして以来、 ドライバーの球筋が変わってきた事は周知の事実。 ドライバーの選び方も、 スピンでボールを上げる必要がなくなったので、 今までよりハイロフト、高打ち出し角の方が、 距離と方向性を両立させられる。 早い話が、 パワーでスピンを掛けて距離を出さなくても良くなったわけだ。
ツイストフェースなどスイートエリアがワイドになってきた。 「右に曲がるだけ!」まずはトラウマを払拭することから。 ロースピンで、 上下左右のスピン量を抑える事が可能になってからというもの、 様々なドライバーで直ドラを試してきた。 最初は、ピンG400LST10度で試し始めたのだが、 キャロウェイ エピックフラッシュ共、 スライスが出ることが数回あった。 しかし、今まで使っていたドライバーほど スライスはキツくなかったのを感じていた。 そこにツイストフェースが登場する。 SIM MAXの10.5度で試してみると、カットに打てばスライスするし、 きちんとヒットしてあげると真っ直ぐの棒球が出て、 激芯を食うと260ヤードも飛んでいた。 今までは、どう打とうとスライスだったのが、 打ち分けが出来ることが分かった。 経験を積み重ねていくうちに、 今ではアドレス時のボールポジションだけで フック、スライスを打ち分けられるようになってきた。
実は、直ドラの成功率はかなり高い。 下手をすれば、ティーアップするより遥かに高い成功率なのである。 何故なのか?一つは球の低さにあるのではないかと思う。 高い球は曲がりもキツイが、 低いとそれ程大きなミスさえしなければ、 失敗の確率が格段に低くなる。 考えてみれば、ティーアップは、適正な高さで飛距離を出すモノ。 よく、林に直撃など高さが出せる故にミスする事も多い。 林間は低い弾が有利だし、 低弾道なら手前の木に当たってフェアウェイなんて事も。 ラッキーミスも儘あるわけだ。 最近では顎さえなければ、 クロスバンカーからも直ドラを使っている。 以前、調子に乗りかなり低いティーアップで、 直ドラ張りのティーショットを試みたが思い切り引っかけた。 直ドラと多少でもティーアップした時の打ち方はやはり違う。
ある時、普段3wでは届かない残り265ヤードのセカンドショット。 無風で軽いフェード気味の良い球が打てた。 球はグリーンの手前に着弾。 そのまま転がってイージーイーグルなんてことがあった。 次に同じようなポジションから放った直ドラも、 アゲンストながら見事に2オン。 直ドラがやめられなくなっている。
直ドラは、今まで払うようにドンピシャでさらって打たないと ちゃんとヒット出来ないと思っていた。 打ち込むと必ずスライスとも思ってもいた。 最近のロースピン系ヘッドは、打ち込んでもスピンが少ないので、 払うのではなくぶつけるだけなのである。 リーディングエッジからヘッドが入るので ソールも変な痛み方をしない。 この商売をしていると、 上手い人のアイアンとそうでばない人のアイアンがすぐに分かる。 上手い人なアイアンは、ターフを取るような打ち込みをするので、 リーディングエッジに薄い擦り傷か曇りがあるくらい。 決してソールに、大きな傷があったり、 傷の方向がバラバラだったりということがない。 実はドライバーでも打ち込むと、 さすがにリーディングやフェース下部は曇ってくるが、 大きな傷がつくような事は殆ど無い。
直ドラはドローヒッターとスライサーで使うクラブが違う。 ドローヒッターは得てして、ピンG400やG410は打ちやすい。 ピンG425は捕まりすぎて打ち辛いという事をよく聞く。 ピンG400やG410は少し開き顔で、 特にLSTあたりは捕まりをかなり抑えているので、 ドローヒッターには使い勝手の良いヘッドである。 直ドラで無理して捕まえようとしなくても、 ドローヒッターならドロー加減が少ない程度で打てるわけだ。 スライサーなら捕まるヘッドを使えば良い。 多少スライスはするが、 コントロール出来る範囲で精度を上げる事は練習次第で出来るはずだ。 快打倶楽部オススメ!直ドラ最適ドライバー■捕まり○ ■捕まり△ ■捕まり× ■キャロウェイ マーベリック9度 ディアマナ50S for Callaway(良品 ヘッドカバー付 レンチ無し)
快打倶楽部では、高く売りたい方向けに委託販売を開催中です。 詳しくは快打倶楽部トップページMのお問い合わせボタンをクリックの上お問い合わせください。 日々張り切っています。僭越ですが、小生が欲しいクラブを中心に紹介する 中古・地クラブショップとして快打倶楽部を営業中です。 ランキングに参加中です ![]() ![]() #
by dwsdws
| 2022-02-21 12:56
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