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極上の「快打」を求めて…ある企画マンの奮闘記

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こだわりの技術と切っても切れない道具の関係。最適な道具で最高のパフォーマンスを!
by 大人の教室マン
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こんな買い方あったのか!最高値で売って最安値で買う。上手いクラブの調達方法。

「高く売って安く買う」どこかの中古ショップの謳い文句のようだが、それを実践している人を紹介。
その例などから上手いクラブ錬金術を披露してみたい。

ただ今、テーラーメイド、キャロウェイ、タイトリストのドライバーが評判だ。
ただ、中古フリークにとっては、新品を買うにしては時期尚早。
中古で出始める1~2ヵ月後でもまだまだいい値段するし・・・。
一年ぐらい待たないと安く買えないと思っていたら、チョット待って!
今回はクラブのコメントをちょっとお休みして、ある御仁のクラブ調達術と委託販売を利用して最高値で売る上手なテクニックを披露してみたい。

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人気沸騰間違いなし!発売当日店頭に並ばないかも知れないM5を最安値でゲット。

ある御仁とは、M5を最安値でゲットした人。
どんな買い方をしたのかを紹介してみよう。
このA御仁、シャフトはツアーAD IZ6SのテーラーメイドM3を振り回していた。
ある日、友人S氏とのラウンド中に、
S:「M3のカチャカチャなんてポジション決まってしまえばM4で充分なんじゃない?」
A:「確かにヘッドの性能はM3よりM4の方がやさしいし、高さも出るからそれでも良いんだけど・・・」
S:「買取りが安くなる前にM4に乗り換えちゃえば?」
A:「実はそうもいかないんだよ。ちょっと考えがあって・・・。」
その考えというのが至って賢い。
以前から当快打俱楽部を利用して、クラブの売り買いをして頂いているA御仁なのだが、M3を買ったのには大きな理由があってのことだったそうだ。
M4とM3のシャフト長の違いを購入する前に調べて、M3のシャフトじゃないと再利用した時に全長が短くなる可能性を知っていたのである。
M3でIZ6Sを挿してさえいればメーカーの大きな変更が無い限り、テーラーの次回新作(M5、M4)もそのまま今のシャフトを利用出来るのではないかと考えていたそうだ。
自分に合う長さは45インチ以上あれば充分。
ただ、M4のメーカーカスタムだとM3装着時に45インチに届かないことを知った。
案の定M4のメーカーカスタムだと、新作M5とM6もシャフトを使いまわししようとすると45インチを切ってしまう。
A御仁はそれを見越していたし、新作のM5純正シャフトを行きつけの量販店でお得意様価格の37%割引で予約注文していた。
そして、M3のヘッドは当店で委託販売開始。
M5を入手した際には、M3ヘッドは頃合を見計らって当店で買取り希望という算段になっている。
現在、当店の委託販売は販売価格(税別)の80%の払い戻しとなっており、希望販売価格は30000円だ。
販売された際の税引き後の委託販売手取り額は22222円。
カスタムシャフト付きM3の中古ショップでの買取り額以上の手取り額となる。
M3もマークダウンしている為、最終的には買取になる可能性もあるが、それでも状態が良いので15000円程度でヘッドのみを当店で買取ることになると思われる。
ニューモデルM5純正シャフト装着品は37%割引だと56440円で入手。
メーカー純正シャフトはまた、当店に委託販売で出品する予定なので15000円程度の値段で委託販売する予定となっているため、結果43000円程度で9万円以上するIZ6S装着のM5をゲットすることになるという目論みだ。
意外と、テーラーメイドのスリーブ付きはスリーブ目当てで購入される方や、ニューモデルリリース当初は引き合いも多い。
この機を逃さないという算段だという。
また、M5は思いのほか前評判が高いので、メーカーカスタムは品薄のため販売開始に店頭には並ばないのではないか?とまで噂されている。

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委託販売常連さんのクラブ錬金術

中年ゴルファーでドライバーの飛距離をあと10ヤード、飛距離250ヤードを目指すM御仁。
彼は、ゴルフクラブに関しては、’わらしべ長者’とも言うべきクラブ錬金術を駆使している。
最初、キャメロンパターをある中古ショップで査定してもらったところ15000円だった。
中古ショップで15000円査定と言うことは売値で3万円以上になる。
この買取と販売額のギャップがあればあるほど普通は腹が立つのだが、M氏は逆で思うツボなのだ。
早速当店に相談が来た。

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最終的には手取り20000円まで下げても構わないので何とか手取り3万円でスタート出来ないか?との相談。
手取り3万となると当店の委託販売価格は本体価格で37500円である。
最近あまり評判が高くないキャメロンにあって、このキャメロンは結構人気モデルだったため即売却出来た。
満額回答の希望額3万円は中古ショップ査定の倍である。
この資金を元手にキャロウェイ・エピックのカスタムモデルを購入。
自己負担額の差額は2万円ちょっとだった。
ジェイルテクノロジーに興味があり、是非使ってみたいと思っていたのも束の間、ツーバーを外した時の飛距離の落差に即売却を決定して、またこのクラブが当店にやって来た。
発売間もないため、殆ど購入時と同額程度で売却出来た。
それと言うのもまだ旬だったから。
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ローグが発売されるマークダウン前でちょっと遅ければこの値段では売れなかったと思う。
ニューモデルの中古相場は、早ければ早いほど高値なことは誰もが知っているのだが、買取額は定価の半額以下が中古ショップの相場である。
それと言うのも、仕入がモノによっては上代の50%だったり、60%が人気モデルの相場としては一般的のためだ。
そしてニューモデルの中古販売価格は、状態の良いモノでおおよその相場で上代の2~3掛けとなる。
M御仁はこのことを熟知していて合わないとなると即売却。
おかげで、殆ど損失無く委託販売を利用して最高値でエピックを売り抜けた。
今、M御仁は同様のクラブ錬金術でプログレスBB4にダイヤモンドスピーダーを装着して使っている。
当店に自分が欲しいクラブが入荷したらスグに連絡して欲しいと常に候補をリストされている常連さんも多い。
まさしく、クラブわらしべ長者である。
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じっと我慢!レアモデルを最高値で委託売却

アスリートのK御仁のケース。
彼は、東京と実家の関西に同じクラブを2セットずつ所有している。
実家に帰省した時でも自分のお気に入りクラブを使えるようにするためにそうしているらしい。
その彼がマッスルバックで評価が高いアイアンセットのうち、実家に置いてある1セットを委託で持ち込んで来た。
状態も非常にキレイで、奇跡的なコンディションにも関わらず中古ショップでの査定は3万円だったという。
最低でも7万円希望のK氏は、当店に委託販売を依頼して来たのだ。
売値は税込み9万円以上となる。
少し辛抱出来るのでしたらやってみましょうか?とお預かりした。
お預かりしている間にK氏はアイアンをチェンジして違うモデルを使い始める。
ちょうど新しいアイアンに慣れた頃、もう一つのレアマッスルも委託販売で出品することになった。
こちらは使用感が多少あり、お預かりしているもう一つのマッスルほどの値段は付けられないのだが、K氏の希望額は手取りで4万円ということなので税込54000円での販売でお預かりした。
すると、当快打俱楽部のサイト上で並んで掲載されているためか、画像での状態の違いが歴然になる。
先に売れたのは実は9万円以上の価格で委託販売していた、最初に預かった方だった。
最初に預かった方が売れると次に出品したマッスルがスグに売れてしまった。
約3ヶ月程度の出来事である。

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レアクラブは当然探している人も多い。
レアモデルはインターネット上で検索しても商品数が少ないため、当店でお預かりしている商品がトップランクで検索に引っかかるケースが多い。
先のK氏のマッスルも、ずっとチェックしていたお客様が買ったのだろうと思う。
もちろん、他のサイトに掲載されているモデルとも比較されていたはずだが、何せ商品数が少ないレアモデルなだけに決め打ちで探している方が名指し検索している。
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クラブコンディションの評価も店によってまちまち!
店頭販売では、店に行ってみないとその商品があるかどうかは分からない。
更に、A~Dランクでの状態を目安として評価されているものの、店によっても査定する売り手によっても、その評価に違いがある。
例えば、ゴルフD社はドライバーの場合、クラウンに薄い傷や少しでも痛みがあるとDランクだが、ゴルフP社は多少の目立たないクラウンの傷はCランクとなる。
そこら辺を知っている方なら、インターネットでの取引きも苦にならないだろうが、全て同じ物差しで評価しているわけではない。
そんなインターネット取引で不安な時に手助けしてくれるのはユーザー評価になるので、購入前には必ずチェックして欲しい。
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最後に手前味噌になるのだが委託販売について!

当店には心強いお得意様が大勢いらっしゃる。
その殆どのお客様が委託販売で売買されているのをご存知だろうか?
原則委託販売の場合、購入希望のお客様から値引き依頼があるとお断りしている。
当店買取クラブの場合はこの限りではないのだが、委託でお預かりする場合は手取り額に幅を持たせてお預かりしているのがお得意様のテクニックだ。
これは、購入希望のお客様がいらした際に値引き幅の指標として委託されたお客様に予めご了承を頂いている。
また、マークダウンがあった際の値下げの際にもこのバッファで値下げ出来るものは値下げするようにしている。
この幅以上に市場価格が下がる場合は、委託者のお客様に都度メールにて相談しているという具合だ。
基本的に殆どの委託商品が適正価格であれば3ヶ月以内には売却されいるのだが、高望みは一歩間違うとかなり安く売らなければならなくなるのが委託販売のウィークポイントである。
あくまで適性価格を高値から妥協出来る価格帯で探りながら販売するのが一番のテクニック。
レアクラブの場合は価格の下落が少ないのでその辺も販売システムでコンピュータ査定している中古ショップだと「エッ?」ということも多々ある。

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そして一番の強みは、最初委託でお預かりして、お客様のご希望の時期に再見積りして買取るということも出来るということ。
10万円以上もするクラブはそうそう早く売れることも少ないが、レアモデルの場合は、かなりの方が当サイトを見てくれているようだ。
それと言うのも10万円以上のクラブは千円台、百円台の端数を切って値下げしたりすると、こういったクラブでもかなり早く売れてしまうことが多い。
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委託は、商品をお預かりして購入されたお客様からの入金があってからお支払いするシステムになるので、売れるまで商品をお預かりして、購入者のお支払い後にご入金のプロセスのため、多少時間は掛かるのだが、最高値で売る方法であることは間違いない。
買取の場合でも、当店は基本他の店舗より高値らしい。
マークダウン前提の買取金額や、店舗の販売管理費がインターネット販売の為無いからなのだろう。
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「どんなクラブでもお売り下さい」否「どんなクラブでもご相談下さい!」
買取れないクラブもあるので、「どんなクラブでも構わないからお売り下さい」と他の中古ショップのように謳ってはいないが、古かろう安かろうという先入観抜きに一度お問い合わせ願いたい。
古いモデルの代表で、プロギア・エッグフォージドM43で7本以上のセットなどは、2011年モデルでも今だ人気が衰えないし結構高額で売れる。
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ブリジストンの工房限定カスタムモデルであるJ015アイアンは現在のツアーBより鍛造回数が多いため打感が凄ぶる良く、XW3Cドライバーは、難しいが、現存するドライバーの中で一番飛ぶと言われている。状態の良いモノを探すのも一苦労するのだが、人気が高くて入荷即売却を繰り返している商材だ。
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キャメロンのスタジオセレクトの美品や、この時代のキャメロンはコンデション良好なら3万円以上の価格で販売されているケースも見受けられる。
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テーラーメイドの初代スパイダー美品に至っては、フェースが傷つき易く綺麗なフェースと塗装の剥がれが無ければ探している方はかなりいらっしゃるようで、この当時のグリップとヘッドカバーは経年劣化も早いため少々グリップに痛みがあってもフェースが元気なら注目度は高い。
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TPミルズ全盛時代のモデルやこの当時の若かりし日のキャメロン(ミズノ製)も当時まだまだ陽の目を浴びてなかったキャメロンの作品ということもあり、実践でも充分良い感じだし、コレクターズアイテムとしての評価も高い。
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新作では、タイトリストTSのディアマナDF装着モデルなどは特別注文扱いとなるので、人気モデルでも出荷本数が少ない。そのクラブ毎に色々なヒストリーを秘めているものがあるし、ひょっとしたらお宝かも知れない。
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委託販売のご相談やお問い合わせはこちらまで。


日々張り切っています。
僭越ですが、小生が欲しいクラブを中心に紹介する
中古・地クラブショップとして快打倶楽部を営業中です。



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# by dwsdws | 2019-02-14 15:13 | ゴルフのこと | Comments(0)

最適ドラは今が狙い目!スペックでこんなにも差が・・・!

年始早々、テーラーメイドM5、M6の話題が凄い。
キャロウェイもエピックのニューモデルが2月初旬にリリースされる。
また、ピンもニューモデルの発表を控えており、これから熱いドライバー談義に花が咲きそうな予感。
その影で、現行モデルがマークダウンされて、今までの値段で2本買えるほどに値下げされている。
そうなれば、一度使ってみたかったギアを試すチャンス到来だ。
そんな折、どんなドライバーを選べば良いかを考えてみたい。
あくまで、個人的な嗜好もあるのでそのあたりはご容赦願いたい。

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発売間近のニューモデルは現行モデルより飛ぶか?
テーラーメイドもM3、M4はM1、M2の飛距離性能に大きな差はなかった。
キャロウェイについても、エピックの飛距離性能そのままに、打ちやすさを追求したローグは好評だったが・・・。
正直言って飛距離性能はそろそろ一段落しているのではないか?と思っていたのだが、どうもそうでもなさそうだ???
2代目エピックはその更に上をどう行くのか?
ピンはG400の良質な打感を犠牲にしてMAXが460CCで飛距離をのばしたのだが、G400のスィングタイプ別に選べる操作性の高さは、おそらくMAXの上を行く人気なだけに新作がどうなるのか?こちらも興味津々だ。

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テーラーメイドは逆転の発想でビックキャリーを狙ってる?
テーラーメイドの新作M5、M6は先日の説明会で緘口令が敷かれ、その詳細を明らかにしていない。
どうやら、機能を拡充したようなモデルになる上に、反発係数の上限を越え、適合範囲ギリギリまでに調整されるという。
今までプロトタイプでしか体感出来なかったテーラーヘッドの反発係数ギリギリで飛距離を伸ばすらしい。
M1、M2からM3、M4に代替わりした時も飛距離性能に新旧遜色は感じられなかった。
直進性を重視しツイストフェースを投入しているが、果たして逆転の発想で反発係数越えを下げるという思考は功を奏すのだろうか?
PRGRがこの発想でRSFが人気を博しているだけに、どのようなドライバーになるのかが今から楽しみだ。(写真はテーラーメイドM3+ループBWのぶっ飛び仕様)

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ニューモデルに飛びつく前にオススメしたいテーラーがある!
実は、現在快打俱楽部にM2のプロトヘッドを装着した純正シャフトのモデルがある。
これが、なんとM3やM4のカスタムシャフト装着品より飛ぶのである。
反発係数ギリギリというのはこうも違うのか?と思わされる上に打感も柔らかく打ち応えが良い。
中々ヘッドを選ぶことは我々には難しいのが、メーカーカスタムシャフト以外を装着しているM3、M4はバケモノみたいに飛ぶものがある。
標準で45~45.25インチのメーカーカスタムシャフト装着品よりリシャフトしたツアーAD DIやディアマナBF装着品の方が飛距離性能が断然違う。
リシャフトならシャフトだけでも手に入りやすい上に、純正シャフト装着品がかなり安くなってきている。
技術があるクラフトマンならスリーブを外してもらって、簡単にリユースしてマイドライバーに変身出来るから一度試しても良いのでは?(写真はM3+DI6Sの45.75インチ)

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エピック・フラッシュ逆転の発想で反発係数を管理している!
ジェイル・ブレイク・テクノロジーと呼ばれる2本のバーはデビュー当初大きな衝撃だった。
バーに挟まれたスィートエリアは、フェースの余計な挙動を抑えて大きな反発を生むテクノロジーだった。
それでもフェースは中心が肉厚に設計されている。
通常のフェースを薄肉設計すると反発係数を超えてしまうのだが、今回のエピック・フラッシュは、この2バーのおかげでフェースの薄肉化で反発係数内に収めてしまう上に初速を上げられるという効果があったそうだ。
同じエピックでも新旧別モノの設計思想なだけに、初速アップした以上は間違いなく初代やローグよりも飛ぶだろう。

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ジェイルブレイクの弱点を補完するフォージドが狙い目だ!
エピックは今となっては2万円程度で中古で入手出来る。
ただ、エピックのマークダウンと一緒にエピック・フォージドが値下がりしたかと言えばそうではなかった。
それが、今やっとエピックフォージドがマークダウンしてお手頃価格で入手出来るようになった。
エピックの弱点は2バー以外でのミスヒットに極端に弱い。
ただ、エピック・フォージドはチタンヘッドのためこの弱点がないのである。
エピック・フォージドは秀逸な打感が売り物だけではない。
飛距離性能もジェイル・ブレイクのエピックと遜色ない程飛ぶし、ミスヒットではエピックよりフォージドの方が飛ぶという弱点を補完したドライバーだと私は思っている。
エピック・フォージドはカーボンクラウンではないので、中古市場ではシャフトもバリエーション豊富に選べる。
カチャカチャ機能が無いだけに、自分でリシャフトする以上、工房でリシャフトしなくてはならないが、いじればいじる程飛ぶクラブに変身するので、かく言う私も長いことエピック・フォージドを使っている。
ホームコースのロッカーにはいつでもエピック・フォージドをスタンバイしてあって、このヘッドに後述するあるシャフトを装着して使っているのだが、バルドTTX、プロシードR9の両エースに及ばないとはいえ飛距離性能が高い上に、操作性の高さはピンG400にも劣らない。
リシャフトモデルを物色してエピック・フォージドを入手するか?
安い純正モデルに使ってみたいシャフトを挿してみるのも当然オススメだ。

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非常にリーズナブルで飛ぶし使い易いシャフトがある。
ジオテックのプロトタイプRFが今私がエピック・フォージドに挿しているシャフトである。
このシャフトなんと新品なのに6000円程度で、安いからと言って侮ること無かれ!
素直で、中間がしなる粘り系。
ヘッドを選ばないからどんなドライバーにも合う。
リシャフトに失敗しても悔いの無いシャフトナンバーワンだろう。
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HS50以上じゃないと飛ばせないピンは?
残念ながらG400の後継モデルの詳細は全く分かっていない。
G400がデビューする前、ピンのドライバーは打感が柔らかいというゴルファーと硬いというゴルファーの玉石混淆で本当はどうなの?というものだった。
結局、HS50以上のハードヒッターは非常に柔らかく感じられるが、ローヘッドスピーダーには無縁のドライバーだったように思える。
それが、G400がデビューして、捕まりの良いSFT、ノーマル、捕まりを抑えた中高弾道のLST、それぞれがローヘッドスピーダーにも指示された。
打ち応えのあるヘッドにTOURシャフトやTSシャフトなど、ヘッドとシャフトも選べるから全方位でピンが人気になったのだろう。
私の友人も今までミズノを使っていたのだが、パターからドライバーまで全てピンに総取っ替えした。
「純正シャフトをそのまま使えるメーカーはピンとホンマしかない。」と言わしめるほどクォリティーが高い。
余談だが、パターもピンアンサー50thモデルに変えた瞬間平均ストロークが1.2良くなったそうだ。
彼はシングルプレイヤーでクラブへの造詣が深いのだが、今までピンは打感が硬いからと言って敬遠していたのに、これほど高評価をするのも珍しいほどだ。
彼は、ヘッドスピードは45前後だったのでピンを使っているゴルファーとラウンドする時は殆ど後塵を拝していたそうだ。

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マークダウンはしていないまでも、徐々に値下がりしているLSTが何と言っても好評。
TOURシャフト装着モデルなら、どんなアスリートも喜んで使えるのがG400LSTだそうだ。
このTOURシャフトが良い意味で曲者なのか、しっかりしているのに使いやすい。
癖が無くシャフトの挙動をしっかり把握出来るからヘッドを選ばない。
他社メーカーのヘッドに挿しても充分威力を発揮するのではないだろうか?
ヘッドに限らずピンの操作性の高さはシャフトに秘密があるようにも思える。
現在、LSTでTOURシャフト装着モデルは中古ショップでもかなりの品薄。
さらに、FWもUTもこのTOURシャフト装着品は探さないと中々見つからない。
TSシャフトとなると日本全国探し回らないとならないかも?
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バルド568 460。名器が今買いだ!
先に紹介したメジャーメーカー好きの友人が、枕元に置いて寝たいとまで言っているのがバルド568 460だ。
彼はテーラーメイドM3、M4、エピック、ローグを打ち比べて一番飛んだのがローグだと言っていた。
その彼が一発打っただけで一目惚れしてしまったのが、バルド568 460だった。
次にプロシードR7に出会い、ついにはローグを放出してこの2本体制となった。
そしてピンG400LST TOURに出会った時、この操作性に魅入られたのだが飛距離が先の2本に及ばない。
今では、この2本をリシャフトしてピンの操作性を追及しているほど。
バルドはTTXが現行モデルだが、正直568と大きな差は感じられないし、若干高さを抑えたのがTTXだろう。
568はこれ以上のドライバーがあるのだろうか?と思わせるほどの名器だと思う。
1月発売の新作568ストロングラック460は、568の唯一のウィークポイントだった、上がり過ぎを抑えるためにパワーミーリングがフェースに施されている。
中高弾道を意識した棒球で更に飛ぶヘッドがリリースされるはずだが、その分操作性は568に劣るのではないだろうか?
今となっては568 460も中古市場では小慣れた価格になってきており、3万円台から入手出来るようになってきた。
かなり高性能のシャフトを装着したモデルでも5万円も出せば強烈なスペックが手に入る。
もともとカスタムメイドのモデルなだけに、シャフトも色々バリエーション豊富なので選び甲斐がある。

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プロシードR7が買い時!
新作がデビューするとドライバーの飛距離評価に毎回トップで君臨するのがプロシードだ。
そのプロシードの中でもR7は傑作中の傑作だろう。
従来より、キャリーでこのモデルを越える市販ドライバーは殆どお目に掛かったことが無い。
プロシードはベンチマークとなるモデルの周辺に、その姉妹モデルでシャロータイプだったり、スモールヘッドがお目見えするのだが、今のプロシードの評価の中心にはこのR7が君臨しているように思える。
それほど、このR7は誰でもビッグキャリーを約束してくれるのである。
最新モデルのR9は、飛ばせる人と飛ばせない人に分かれるため賛否両論が激しい。
こちらもパワーミーリングが施されていて、思いっきり叩いていかないと浮力が出せない。
高さが出ないと失速、お辞儀という惨憺たる結果になるドライバーなのだが、自分で浮かせるゴルファーにとってはR7以上の飛距離はお約束。
それでも、普段9.5度使いでも10.5度ヘッドを使うほどシビアなヘッドだ。
本題のR7だが、世代的には2世代前となるので中古市場でも価格がかなり下がってきており、モノによっては3万円台で入手することが出来る。
シャフト次第で5万円台までのようだが、なにぶん出荷量が少ないためか、手放さないためなのか?安いものを見つけたらリシャフト覚悟で手に入れることをオススメしたい。


快打倶楽部オススメドライバーはコレ!

■テーラーメイドM3 460 9.5度 ツアーAD DI 6S
■テーラーメイドM3 460 9.5度 ディアマナBF 70X
■テーラーメイドM3 Dr460 9.5度/3W/5W ツアーAD 6S 美品3本セット
■テーラーメイドM3 9.5度 460ヘッドのみ
■テーラーメイドM4 10.5度 ディアマナBF 70X
■テーラーメイドM4 10.5度 スピーダー661エボ4 S
■テーラーメイドM4 10.5度 ツアーAD IZ6S
■テーラーメイドM4 9.5度ヘッドのみ
■テーラーメイドM4 9.5度 スピーダー661エボ4 S
■テーラーメイドM4 9.5度 ツアーAD IZ6S
■テーラーメイドM4 10.5度ヘッドのみ
■テーラーメイドM2 プロトヘッド9.5度 純正TM1 217 S
■テーラーメイドM1 460 9.5度 スピーダー661 エボ4S
■テーラーメイドM1 460 9.5度 ディアマナ BF70X
■テーラーメイドM1 9.5度 460ヘッドのみ
■ピンG400 LST 10度 TOUR 65S
■ピンG400 LST 10度 TOUR65S/G400 3W 14.5度 TOUR65S
■エポンZERO改9.5度 ディアマナBF60S

■エポンAF105 10.5度 スピーダー661 EVO2 S
■グランディスタ RSW 9度 ファイヤーエクスプレス プロトタイプ65S
■バルドTTX 460 9.5度 ループCL S
■バルド568-460 10度 ツアーAD IZ6S
■クレイジーCRZ 435 リミテッドエディション限定モデル FEプロトタイプ75S

■キャロウェイEPIC フォージド10.5度(良品) スピーダー569EVO-4 S
■ジャスティックプロシードRVIIIプレミアム10.5度 FE K2 F2
■ジャスティックプロシード R9 10.5度 ツアーAD TP6S
■リョーマ マキシマ タイプD 9.5度 ループAI S

■未使用品!当店保証!リョーマ MAXIMA type-D 10.5度
■未使用品!当店保証!リョーマ MAXIMA type-D 9.5度
■プロギアチューン02 10.5度 ヘッドのみ
■プロギアチューン02 9.5度 ヘッドのみ
■プロギアTUNE01 9.5度+KUROKAGE XM70S

■カムイワークスKM300 10度ファイヤーエクスプレスプロトタイプ2016 65X
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■ タイトリストTS3 9.5度 ディアマナDF60S(良品 純正カスタムシャフト)


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# by dwsdws | 2019-01-17 16:10 | ゴルフのこと | Comments(0)

たった一回のティーショットでエース交代!BS XD3Cのモンスター級飛距離

皆様、明けましておめでとうございます。
本年も飽きずにお付き合いの程
宜しくお願い申上げます。
また、毎回更新遅くてスミマセン。
この年末年始も、かなりのご注文を頂いて
当快打俱楽部を運営していて、
ブログ更新が追いつかず、
ご迷惑をお掛けしているのですが、
大変喜ばしい限りです。
この場をお借りして併せて感謝申上げます。

年が明けると同時にテーラーメイド、
ピンG400の現行モデルがマークダウンで
だいぶ値下げされた。
残念ながら、ピンのSFTとMAXは
マークダウン対象外だが、
ツアーシャフト装着品は狙い目。
また、M3、M4も今が買い時。
以前から、激飛びドライバーは、
バルド、プロシードを押してきた。
実は昨年からキャロウェイ、テーラー
好きの知人にバルドをオススメしたところ、
その打ちやすさと飛距離に
ローグを10ヤード以上オーバードライブ
していると大喜びされている。
ピンSFTも併せて打ってもらったのだが、
打ちやすさはピンに軍配が上がったものの、
バルド、プロシードの飛距離は
王者に君臨していると言っても良いだろう。
だが、その二者を圧倒したドライバー出現。
ブリジストンXD3Cである。
工房専用モデルなので、
一般的には中々目にすることの無い
ドライバーなのだが、
バルド、プロシードを見事に
置いてけぼりにする飛距離性能に舌を巻くほど。
悲しいかな、非常に難しいクラブだ。
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全然球が上がらないじゃないか!
初めて手にしたブリジストンXD3C。
BSが工房専用のフィッティングモデルで提供するカスタムドライ
バーだ。
BSでは初めてと思うカーボンクラウン。
ウェイトビスを外すと190g。
4、6、8、10gのウェイトビスを装着して194g〜200gまでヘッド
重量を調節することができる。
シャフトバリエーションを考えると無限大の組み方が出来るため、
自分のスィングを知らないと最適なスペックで組むことができな
いヘッドでもある。
自分の最適なフレックスを数値で知っているゴルファーにとって
も、どんな飛び方をするかは打ってみないとわからない。
かく言う私も、いつもの打ち方で試打クラブを試してみた時、
このヘッドの凄さを思い知ることになる。
そして、叩く事の飛距離への寄与を改めて認識するのだった。
まずは、練習場で数発打ってみたところ、球が全然上がらないの
だが、ライナー性の球がかなり飛んでいる。アゲンストでこの球
が打てればかなり武器になることは間違い無さそう。
風に弱いスライス回転も、少々擦ってミスっても真っ直ぐ飛ぶの
で、かなり安心感が高いうえに怪我知らずだ。
フレックスは軽めの仕様。
307g、D0、45.5インチなのだが、普段使いのドライバーよりワ
ンフレックスダウンなのだが?

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まずは高さを出すことに!
どうすれば高さが出せるのか?
とにかく強振してみると今ひとつ高さが足りない。
ただ、ここで収穫が一つ。
全く曲がらないのである。
少々ミスヒットしても、擦っても曲がりは微々たるもの。
このドライバー振れる!
シャフト、ウェイトを交換してスペックを上げた。
317g、D3、45.5インチ。
自分の振れる限界近いフレックスだ。
右懐で思い切り叩くと、強烈な勢いで飛んで行く。
それでも、高さは今一つ。
ティーアップを少し高くしてみると適正な高さで大きな放物線を描い
て飛んで行くではないか。
この打ち方をすれば、間違いなく最長飛距離は間違いなさそうだ。

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バルド568 460と打ち比べ
ある日、バルドとXD3Cの二本を引っさげ友人とのラウンドへ。
いつも、10ヤード負ける縦振りのS氏との飛ばし合いにこの武
器を使うためだ。
最初はバルドでティーショット。
さすがバルドは飛んでいる。
だが、S氏にはやっぱり置いていかれる。
その差約10ヤード。
体も回り始めた頃XD3Cの登場である。
ちょうどアゲンストでそれほど飛距離差が出ないホールを見計
らった。
いつも通り、ここはティーアップを引くして思い切り叩くと、
ライナー性の中弾道のボールが風を切りながら飛んで行った。
着弾し、かなりランも稼いでいる。
ここまで飛ばせばS氏も追いつくまい。
案の定、S氏を数ヤードオーバーして、第1段階は終了。
次は、フォローのホールでビックキャリーを虎視眈々と狙う。
ティーアップを少し高めにして風に思い切り乗せるドローを
狙った。
1ホール目は、高さは出たのだが、逆球のストレートフェード
となった。
芯を食っているだけあって、真っ直ぐ飛んで行き最後にスッ
と右に滑る。
この滑り具合が飛距離の伸びを把握するバロメーターだ。
トップの切り替えしで左グリップがウィークになるとパワー
フェード、左親指がディープで叩くと右に出てキレイなドロ
ーになるのが私のスィング。

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XD3Cの完勝!
次は、フォローのホールでビックキャリーを虎視眈々と狙う。
ティーアップを少し高めにして思い切り風に乗せるドローを
狙った。
高さは出たのだが、逆球のストレートフェードとなった。
それでもS氏をオーバードライブ。
次のフォローを狙う。
ハイドローでS氏を10ヤード以上オーバードライブしたのだ
った。
このドライバー、シビアだけど曲がらないからその分優しいし、
躊躇なく思い切り叩く事が出来る。
気を付けなくてはならないのは高さだけ。
いかに高さを出すか?いかに叩いて適正スピンを与えられるか!
これがこのドライバーの正体だったのである。
今では、アゲンストではティーアップを低くして中弾道でラン
を稼ぐ打ち方、フォローではハイドローやパワーフェードを状
況により打ち分けているのだが、前エースだった
バルド568 460よりキャリーで10ヤード飛ぶだけに、
今ではこれ以上のドライバーは見当たらない。
おそらく、プロシードも適わないだろう。
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若い者にも負けない!ある組み合わせでのラウンドでのこと。
友人と二人ホームコースでのラウンドの時である。
この日は組み合わせで30代(A氏)と40代(B氏)のお二
人でいらしていたアスリートゴルファーとご一緒させても
らった。
B氏は身長185センチもあり野球経験者だそう。
30代A氏は身長こそ170センチ程度だがレスリング経験者で
ガッチリ系。
さぞかし飛ばすのだろうと思いきや案の定お二人共、当たれ
ば280ヤードは優に出ている。
我々はというと、いくら頑張っても所詮「ジジイのマン振り」
インパクトの音が違う。
この日大活躍したのがXD3Cだったのである。
先のお二人が280ヤードをコンスタントにキープするのに対
して我々はどう頑張っても270ヤード弱。
この日はそよ風程度だったのだが、少しフォローが効いたホ
ールでのこと。
A氏とB氏が先にティーショット。
お二人とも280ヤード程度飛んでいる。
ここで私も負けじと「ちょっと叩きますね!」ハイドローを
狙っていた。
ミート率はおそらく1.5近いんじゃないかと思える激芯ヒット。
ビッグボールが出た。
XD3Cは半端なくランも出て転がる。
狙い通りの球は、彼らを数ヤードオーバードライブしてなん
とドラコンである。
A氏が「XXさん、何でいつもそういうティーショットしないん
ですか?
我々より飛ばす人って少ないんですよ!」
もうこの言葉に痺れた!(快感!!!)
毎回こんな打ち方してたら体がいくつあっても持たん!
本音はそうなのだったが・・・
「オナーもお二人に取られてるし、ここ一発は若者には負けら
れないからね!」面目躍如の快心の
一打だった。
他のドライバーでは実現不可能だと思う!



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# by dwsdws | 2019-01-17 10:51 | ゴルフのこと | Comments(0)

ウェッジの違いを徹底比較 自分に合う最高のウェッジとは?

最近のウェッジのスピン性能はかなりのレベルにあると思う。
高いものは一本10万もする高価なものから安価なもので1万円台。
スピン性能は価格差に比べて大きな遜色が無いのでは?
スピン性能だけで選ぶのであれば安くて激スピンのウェッジを選べば良い。
どこがどう違うのか?そこを知れば、百戦危うからずで最適なウェッジがきっと見つかるはず。
そんな違いを様々なウェッジを例に検証してみたい。
ご他聞に漏れず、あくまで個人的感想であることをご了承願いたい。
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最近、不調な私がアプローチだけは一目置かれている理由
現在、私が使用しているウェッジはグランディスタRSWである。
どこが他のウェッジと違うか?と聞かれれば迷わず重心位置と答えるのだが、バランスはD3で他のウェッジと大差無いし、形状も玄人好みのシャープなイメージだ。
最近、グランディスタがニューモデルを発売しヘッドが大きくなったそうで、おそらく、もっと打ちやすくなったのだろうから、一度使ってみたいとも思っているのだが何せ高い。
1本3万円以上するから、おいそれと買えないところが如何ともし難いのだ。(泣)
私のウェッジセッティングは56、50度の2本体制で、100ヤード圏内はこの2本で賄っている。
よく10ヤード刻みでウェッジを用意する方や、バンカーやロブ用に60度を入れいている方もいるようだが、私にはその必要性が全く無いのである。
それというのも、フェースの開き方と打ち方を徹底的に練習したからではないかと練習の賜物と自分に言い聞かせているからだろう。
1本2万円のウェッジでも、3本用意すると6万円だったら、信頼性の高いウェッジを多少高くても2本で用意した方が、自分を納得させられると言い訳しておくことにしておきたい。
肝心のグランディスタをチョイスした理由は、スピン性能の高さと開きやすさ、そしてフェースに球が乗っている感覚が優れいている点だと思っている。
ラウンド中、どうやって打っているか教えて欲しいといわれることがよくある。
その時、距離の出し方と出球の高低の基本的なことを話す機会が多い。
この基本をマスターしていればウェッジは2本で充分というのが私の持論になっているのだ。

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基本4パターンの打ち方とウェッジ選び
アプローチには色々な打ち方があるのはご存知だと思う。
高く上げてスピンを掛ける打ち方、上げてトロトロと転がる打ち方、低く出していつまでも伸びのある転がる球、スピンの効いた低い転がしが基本の4パターンだろう。
グリーンコンディションによって、同じ打ち方をしても転がり方が違うのだが、球質は基本この4パターンから打ち分けている。
それぞれ、これらの打ち方によって合っているウェッジと打ち辛いウェッジがある。
フェースの形状、ネックの形状、材質、ミーリング、クラブの性格と最適な重量、長さ、そしてバランスそれぞれを考慮して最適なウェッジを組むのである。
ヘッドの性格は如実にスピン性能に直結しているのだが、先にもコメントしたようにスピン性能は最近のウェッジはそれほど大きな差があるとは思えない。
ある程度どのヘッドでもスピンは効くので、後は好みが優先されると思いきや、打ち方とヘッド特性の基本理解が無いとこんなはずでは・・・となりかねないのである。
レーザーミーリングとそれ以外ではスピンの性質が大きく違っていたり、58度ロフトを立てて52度で打ってもスピンの掛かり方と転がり方が違う。
私は激スピンのレーザーミーリングは計算違いが怖くて敬遠している。
スピンが効き過ぎて自分の打ち方だとショートを連発してしまうからだ。
58度フェースを52度に立てて打っても入射角が違うから伸びのある転がる球が打てなかったりするのと同様で、レーザーミーリングに慣れていない私にとってはまだまだ課題のあるヘッドなのである。
そんな未熟者の私ですら、一番拘るのがフェースの形状と材質でなのである。

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どうスピンコントロールするか?
ここで、基本的なスピンコントロールについて触れておきたい。
道具選びの際に前提条件になるからだ。
■高く打ち出してスピンを掛ける。
高弾道でスピンを掛ける場合、腕の振り方でスピンを掛けようとする人をよく見かけるが、これでは正確なスピンコントロールは出来ない。
むしろ振り幅を決めて、最適な高さを出せるロフトをフェースの開閉で決定してから体を回すだけ。
打ち終わったら正対して正面を向くのが基本中の基本だ。
上級者になるとフォロースルーでフェースを引き付けるように上向きに上げてアームコントロールするのだが、スピンに悩む人の多くは最初から手先でコントロールしようとする。
このアームコントロールは、フェースを対角線で使うことによってスピンが増幅する効果が発揮される。
基本をマスターしてからの技だが、経験に裏打ちされたスキルであることを知らないと、失敗の連続は当然の結末というハイレベルな技術だ。

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■低く出してスピンコントロール
低く出す時必須なのはボールの位置になるのだが、ここでも最適な低さで出す為にフェースの開閉を利用する。
そしてフェースを落とすだけになるのだが、この時スピンの強弱を決めるのは、右利きの場合は左肩の高さになる。
左肩を下げれば下げるほど入射角がキツくなるのでスピンが効くのだが、あまり下げすぎるとシャンクしたりトップしたりするので注意が必要。
むしろ、フェースをボールにぶつけてから、どの程度地面と並行にフォロースルーを取るかによっても球足が違う。
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■フェースの開閉で高さをコントロール
フェースを開く時気を付けることがある。
どの程度開くかで高さを決めるのだが、右利きの場合左足を引いて開く。
その時、リーディングエッジが左足内側のどこを向くかで、だいたいの開き具合を決めるのである。
つま先方向を向いている時はMAXの高さを出したい時。
かかと近くを向いている時は、そこそこの高さを出したい時。
ライの傾斜によっても異なるが、基本はリーディングエッジの向きと振り幅で高さと距離を計算するようにしている。
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■チャックリ、トップをしないために!
フェースを開く時に誰もが心配するのがダフリやトップだ。
これを心配無用で打つための基本は、ボールに対して極力近付くこと。
方向性も良くなるのでどんなアプローチでも基本中の基本だ。
アドレスして、左二の腕が胸をなぞりながらトップまで引けるアドレスを作るのが私のセオリーである。
そして、ヒールからクラブを入れないこと。
反対に多少ヒールアップで構えるとボールコンタクトの精度が上がる。
ヒールからクラブを入れようとして、トゥアップして構えると結果はダフることが多くなり、かなりキレイにコンタクトしない限りスピンは掛からない。
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■距離の出し方
ウェッジは基本飛ばさないクラブである。
ただ、同じロフトでもヘッドやクラブの重量、バウンス角によって飛距離が違う。
ローバウンスは基本飛ばし辛いウェッジで、ハイバウンスは飛ばしやすいと理解しておいた方が良いのだが、スピン性能はそれとは正反対だ。
強く振るとブレやすいので、むしろトップを右に引っ張ることを意識する方が5ヤード程キャリーが伸びるので、その範囲で距離をコントロールすることで、微妙な距離をコントロールするコツとなる。
私はアプローチでトップ90度以上にクラブを振り上げることはまず無い。
それ以上距離が欲しい場合は、90度以上にクラブを振り上げるのでは無くトップ90度から右にクラブを引っ張るのと、フォローの大きさでコントロールする。
右に引っ張るには左肩を入れてあげると、ヘッドが10センチ程遠くなり、スィングの半径が10センチ大きくなる。
意識して強く振ったりせずに、大きな円周運動を作るだけでヘッドスピードも自然と上がってくるのである。
クラブを上に振り上げてもV字スィングになるだけで飛距離は伸びないし、U字のスィングにするために右に引き、トップとフォローでスィングの大きさを使い分けるのである。
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上げる!最適なウェッジはコレ!
先にも触れたように私は50度と56度の2本体制で高低とスピンをコントロールしている。
当然高い球が欲しい時はフェースを開くし、低くする時はフェースを閉じる。
打ち方も先にコメントした通りだ。
私の愛用しているグランディスタは、高重心なので実はやさしいウェッジではない。
気を抜くとシャンクも出やすいので、基本に忠実に打たないとならないのだ。
ただ、高重心の良さはフェース手前に重量を感じながら振れるのでボールのくっ付き感がハッキリ伝わってくること。
コンタクトした瞬間、どの程度キャリーするかがボールの乗り具合で分かるので、アプローチでありがちな、距離のミスがかなり軽減されると思っている。
この程度打てばこの程度の感触というのが経験則になってくるので、距離と打ち方の相関関係が把握しやすい。
さらに、高重心にはスピン性能が高くなるというメリットもある。
最近のウェッジは上げることに関してはどれも操作性が高い。
いわゆるティアドロップ型と言われているモデルが大半なので、普通に振ればよっぽどのことが無い限りフェースを開く必要も無いと思っている。
よく、バンカー越えだからフェースを開くとか言われるが、障害物を越えるためにフェースを開くことは私の場合はまず皆無だ。
むしろ、着弾してからどの程度転がすかでフェースの開閉と打ち方を選択する。
ウェッジはロフト以上にバウンス角があればあるほど球が上がるし距離も出せる。
バウンス角が大きければ大きいほどスピンは掛かり辛いのだが、きっちりヒットするのが苦手な人にはハイバウンスをオススメするし、ボールコンタクトに不安が無い方には当然ローバウンスをオススメする。
ただ、スピンにこだわるならアプローチのバリエーションを修得することと、最低でも10度以下のローバウンスで技術を磨く必要がある。

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レーザーミーリングの激スピンウェッジ
スピン重視で選ぶなら、先にもコメントした通りミーリングモデルがあるのだが、通常のミーリングとレーザーミーリングがある。
このレーザーミーリングの中でもスピン性能が突出しているのが、ブリジストンのファングと言われる逆三角形の鮫肌ミーリングである。

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汎用版といっても3万円以上する限定モデルXWFとインゴットからネックまでも一体で削り出した無限ウェッジXWBがある。
今まで試したウェッジの中でもこれほどのスピンと打感の伝わり方は他には皆無だろう。
どのウェッジが一番スピンが効くと聞かれれば、私は迷い無くこの2本を挙げる。
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そして、打感とレーザーミーリングの秀作は、エポンツアーウェッジだろう。
エポンパーソナルウェッジが似た形状のウエッジだが、こちらはレーザーミーリングでは無いので、スピンが効き過ぎてどの程度転がるか分からないということがまず無い。
もちろんさすがエポンなだけあり、ツアーウェッジ、パーソナルウェッジ共にスピン性能、打感とも抜群なウェッジだ。
前作の213STXも非常にスピン性能が高く、レーザーミーリングではないのだがスコアラインの本数が多いので、スピンが良く効く上にヘッドが大きめで安心感が高い。
213STXはモデルも古くなっているので、状態の良い中古品があったら持っていて間違い無いウェッジだ。
エポンに勝るとも劣らないのが、バルド ストロングラックウェッジで、レーザーミーリングと打感の両立したウェッジだ。
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いずれも、高価なウェッジなだけに、打感で繊細な打ち方が出来る人にとってはかけがえの無い存在。
最近、レーザーミーリングが人気だが、その先鞭を付けたのがクリーブランドである。
ステンレスヘッドからフォージドヘッドまで多様な機種がラインナップされている。
クリーブランドのウェッジは性能面でも操作性の面でも、どれを使っても間違いは無い。
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ミーリングウェッジの秀作はコレ!
フェースミーリングはレーザーではないモデルも多い。
中でも、ゾディアのV2.0シリーズは現存するウェッジの中で最高のスピンパフォーマンスを発揮すると最高評価。
タイトリストのようにソール形状でモデルが分かれているが、全て軟鉄鍛造なので、この打感を味わったら他は使えないと評判だ。
タイトリストもボーケイフォージド以外は鋳造で、打感がイマイチというゴルファーもいる。
鋳造モデルと鍛造モデルはクリーブランドも鋳造が多いので、打感を気にする方には鍛造モデルがオススメだろう。

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ところで、品川アイアンというクラブをご存知だろうか?
クラブ作り日本一と呼び声の高い品川清氏が手掛けるモデルである。
月産30個という少量生産しかしない品川氏のウェッジは知る人ぞ知る最高峰のウェッジで、見る人が見ればそのシェイプの違いで分かると言われる研磨が特徴だ。
幻のウェッジと言われるだけあって、おいそれとお目に掛かれる機会も殆ど無い激レアモデル。
その性能は言わずもがなで、突出しているのがその打感。
通常、バレル研磨と呼ばれる研磨剤に入れて機械研磨するのだが、結果、表面が硬化して打感を損なうため、品川氏自信がペーパーで手研磨するだけあって打感が全然違うという代物である。
ふるさと納税で姫路市に30万円以上の納税をすると、この品川ウェッジが送られてくるという。
まず手に入らないウェッジが手に入るというだけあり殺到したという逸話だ。

極上の打感とスピン性能。ミーリングに依存しない秀作はコレ!
最近のウェッジの中でもEDELウェッジのスピン性能は群を抜いていた。
カットに打つと必ずサイドスピンが効き過ぎるあまり、制御不能になるかと思える程の切れの良さ。
フェースが小さく中々難しいウェッジではあるが、このモデルも最近は中古市場でリーズナブルになってきた。
状態の良いモノは是非一度試してみて欲しい。

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知る人ぞ知る激レアウェッジの傑作には、鍛造は姫路、研磨は燕で仕上げるCGSオライオンがある。
以前から、鍛造は姫路が日本一いや世界一。
研磨は新潟の燕が世界一。
両市とも日本刀から受け継がれた包丁の名産地で、世界中から注目を集めている鉄加工の町である。
ゴルフクラブもご他聞に漏れず、この両市で生産されるギアは常に世界中から注目されている。
その良いとこ取りをしたのがCGSオライオンなのだ。
打感の良さは掛け値なしにオススメ出来るし、仕上げがうっとりする程美しいミラー仕上げだ。
ストレートネックとグースネックの2タイプがあるが、グースモデルと言ってもセミグース程度で使いやすさも抜群。
メッキモデルとノーメッキモデルがある。
手入れが必要なノーメッキモデルは、ボールが笹くれるのではないか?と思えるほどの擦り感が伝わってくる上に、ボールを包み込むようなソフトな打感が共存している。
ノーメッキもメッキも理屈の上ではスピン性能に違いは無いと言われるのだが、理屈の上ではそうであっても伝わる打感が全然違う。
その打感に応じたクラブ操作が明らかに違ってくるのである。
五感で感じる感覚をスィングに反映するのがゴルフの真髄であるのは言うまでも無いが、打感が教えてくれる打ち方の違いが、スピンにも反映されると思っているのは私だけだろうか?
その点で、ノーメッキには擦れ感というメッキモデルには無い打感があり、それをスィングに活かしてメッキモデルでは操作不能のスィングを作れるところが、メッキとの大きな違いではないだろうか?
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価格面含めて全てにおいて及第点以上と思えるのが、フォーティーンが初めてと言っても良い軟鉄フォージドを手掛けたFHフォージドだ。
今まで頑なに軟鉄を使わなかったフォーティーンが、ウェッジで最高評価を獲得してきた技術力を背景に、軟鉄鍛造モデルを発表したのがFHフォージドである。
打感に難ありと思っていたゴルファーも満足出来る出来栄えなだけに、フォーティーンのスピン性能と打感の良さを両立している。
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最高の打感といえば、何と言っても三浦MG-S01を忘れてはならない。
最高純度の純鉄素材でくっ付き感があり、ラフにも負けない操作性を誇るクラブデザインはさすが三浦技研である。
このウエッジを使っているとミーリングが余計な加工と思える程、ミーリングスピンに真っ向から勝負出来る材質と打感でスピンコントロール出来るモデルであることが分かる。
スピンも非常に素直で一番計算しやすいウェッジだと思っているし、私自信もグランディスタとMG-S01の両刀使いだ。
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転がす!最適なウェッジはコレ!
私の友人に転がしの名手がいる。
彼の武器はマスダ スタジオウェッジ M425の58度。
M425は、昔の風貌で決してカッコ良いウェッジとは言えない形状だが、グースが効いていて、方向の出しやすさとくっ付き感、転がりの良さは群を抜いているどころか次元が違う。
M425を使うと必ずアプローチが上手くなると言われている程の名器だ。
さすが、尾崎将司プロがエージシュートを達成の際、自身でプロデュースしたウェッジなだけあるし、小平プロもジャンボ尾崎プロから結婚祝いにプレゼントされて使っていただけのことはある。
中古市場でも滅多にお目に掛かれないだけに、一度使ったら皆さん中々手放さないのは想像に難くない。
このグースの効いたネック形状は、一世を風靡した久津間氏のデザインしたウェッジを彷彿とさせる。
プル角の魔術師と呼ばれた久津間氏のウェッジを愛用していた尾崎プロが採用しただけあり、計算され尽くされた精度がかなり高いように思える。
敢えて、久津間ウェッジの再来と言わせて貰いたい。
この世代の両雄と言えば、リンクス デビルマスターやピン アイ2ウェッジである。
M425に勝るとも劣らないウェッジでその現代版と言えるモデルが、多少古いモデルではあるがエポンXL45だ。
このウェッジもボールのくっ付き感が凄く、この柔らかさによる操作性が非常に高い。
方向を決めたら、打ち出す方向にフェースを動かすだけ。
それだけで自然に転がって寄って行ってくれるウェッジである。

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一世を風靡したリンクス デビルマスターにそのフォルムがそっくりなだけに、久津間ウェッジVS.リンクスデビルマスターという昔の構図を彷彿とさせる。
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寄せる技術は上げる、転がす、止めるの3つ。
終着地点は、上げて止めやすいウェッジを選ぶか?転がしてスピンを効かせるウェッジを選ぶか自分の技量と相談してみて選んでも良いのでは?


快打俱楽部オススメウェッジはこちら
■バディ プロトタイプ 剣持プロデュース限定ウェッジ 57度 DGS300

■ グランディスタ RSW 50度 K's HW120

■グランディスタRSW 56度 モーダス105 ウェッジフレックス
■ブリジストン ツアーB XWB 無限58度(良品)モーダス105WEDGEフレックス
■ブリジストン ツアーB XWB 無限52度(良品)モーダス105WEDGEフレックス
■ブリジストン ツアーB XW-B 無限52/58度(二本セット良品)モーダス105W
■ゾディア CHIBA MASTER PIECE WMF58-05 DG S200

■ロッディオウェッジ52度 K’s wedge HW120

■ロッディオウェッジ58度 ノーメッキ K’s wedge HW120

■ロッディオウェッジ58/52度 ノーメッキ K’s wedge HW120

■イーデル(e del)DVR 56度 DGS200
■CGSオライオン SPY-WED タイプG54度 モーダス115ウェッジフレックス
■CGSオライオン SPY-WED タイプG50度 モーダス115ウェッジフレックス

■CGSオライオン SPY-WED タイプG58度 モーダス115ウェッジフレックス

■P-TUNE YウェッジV2 DGS200 52/58度 2本セット

■P-TUNE YウェッジV2 52度 DGS200

■P-TUNE YウェッジV2 58度 DGS200

■三浦MG-S01 56度 DG S200(改造品)

■タイトリストSM7 08F 52度 DGS200(良品)

■キャロウェイ マックダディ4 60度 DGツアーイシューS200

■バルドストロングラック プロトタイプウェッジ 52/58度 DG-S200 2本セット

■バルドストロングラック プロトタイプウェッジ 52度DG S200

■ バルドストロングラック プロトタイプウェッジ 58度DG S200

■エポンツアーウェッジTYPE-S 58度(新品未使用品)モーダス115W限定モデル

■エポン213STX 52度 ヴィンテージ MODUS-TOUR120


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# by dwsdws | 2018-12-07 15:59 | ゴルフのこと | Comments(0)

アナタのパター本当に合ってる?パターを見直そう!

先日、あるゴルフショップで色々なパターを試打してみた。
その時感じたのが「温故知新」だった。
本当に良いパター=ニューモデル
なのだろうか?ということである。
パターもニューモデルが発売される度に価格が上昇し、キャメロンに至ってはニューモデルは5万円台に突入している。
本当に良いパターは値段に変え難い良さがあるものだが、ニューモデルはどうもそうなっているとは思い難い。
そう思っているのは私だけだろうか?
今回は、本当に自分に合っているパターを見直してみたい。

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良いモデルを使っていると次が大変?
スコッティキャメロンは誰もが認めるクォリティーの高いパターだろう。
ただ、最近のキャメロンは少々期待外れと思える節があると思っている。
先日、顔見知りのジュニアゴルファーのお母さんが、
「息子がパターを変えたいといっているんですけど、どんなパターが良いですかね?」
久々に息子さんの活躍を耳にしていた矢先、ホッとしていたのも束の間、息子さんのパットの調子が今ひとつらしく、パターを変えようと思っているそうなのだ。
今まで入っているのに入らなくなるのはメンタルの問題なのだが、現在使用しているモデルは、私が奨めたモデルでキャメロンのスタジオセレクト・ニューポートだった。

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今のはだいぶ痛みもあるので、「新しいパターでウキウキすれば調子も戻ってくるかも知れないね?」
ということでまたオススメを紹介して欲しいとの事。
私は、スタジオセレクト・ニューポートシリーズは、歴代キャメロンの中でも傑作中の傑作だと思っている。
キャメロンのニューモデルは値段が上がる反面、スタジオセレクト以上の市販モデルは無いのでは?と思っているほどだ。
そして、息子さんと一緒にパター選びに行くことに・・・。
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キャメロンの功罪?
キャメロンのニューモデルが決して良くないとは言いたくないのだが、パターに対する思想が変ってきているのではないかと思える節がある。
これが進化と言うのであればそうなのかもしれないが・・・。
ステンレスヘッドをこの世で最高峰のパターとして送り出していたキャメロン。
スタジオ・ステンレスやスタジオ・セレクト時代、いかに打感を軟鉄に近付けるか?
これが大きな課題だったように思っていたのだが・・・。
軟鉄の吸い付いて弾きを感じる打感をステンレスでいかに近付けるかが、パターの良し悪しであり、パター選びの王道だったと思っていた。
タイガーウッズがGSSを使用したのも、少し弾きのあるジャーマンステンレスが軟鉄に近い打感だったからである。

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当時のパターと現在のパターとの大きな違いはフェースミーリングに問題があるのでは?
ディープミルドにすると打感が柔らかくなり、ステンレスヘッドが、まるで樹脂でも入れているかのようにオデッセイに近い打感になる。
その代わり犠牲になるのが弾き感だ。
そして、アルミプレートをインサートしたミーリングフェースがキャメロンから登場する。

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2002年のスタジオステンレス、2005年のスタジオスタイル、2006年のサーカ軟鉄を挟んで2008年のスタジオセレクトまではかなり打ち応えがあり、しっかり感とソフトな打感が同居して味わい深い打感だった。
それが、スタジオやステンレスの冠が消える。
セレクトシリーズが2012年から発売されるや、初代はそこそこ人気モデルになるのだが、ミーリングが深くなりキャメロンの味わいが消えたと感じた。
その代わり、真っ直ぐに打ちやすいGOLOやフューチュラなどのマレットはかなり選択肢が広がったのが、キャメロンの功罪ではなかろうか?
もちろん、打感や転がり、弾き感は個々の好みなので、あくまで私感であるのだが・・・。
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軟鉄に近い打感が好き!
ジョーダンスピースが軟鉄を使うのが分かる気がする。
先ほどの話に戻ろう。
息子さんとパター選びに行った時、彼が最近のキャメロンは打感がボヤけているし、柔らか過ぎたり弾きすぎたりで安定していないと愚痴っていた。
私も同感である。
「同じスタジオ・セレクトで状態の良い中古でも良いんだけど・・・?」
「まあ、ゆっくり選ぼうよ。良い打感のモデルはいっぱいあるから。」
何本か候補を持ってきて打感とタッチの出方、方向性などを試してみる。
一番打感が気に入っていたのはアームスゲインだった。
トーナメントプロの9割が彼のデザインしたクラブを使っていたと言われる、伝説のクラブデザイナー沼沢雄二氏が満を持して発表したパターだ。
フェースはベティナルディのハニカムミーリングのようで、打感が何とも言えず、打った瞬間細いシャフトを伝わって一本芯が通ったような響きを感じる打感は高級感すら覚えるデリケートさだ。

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少し値が張るため予算を気にせず「これにしたら!」とも言えない。
ベティナルディも打ってみると、こちらの評価もキャメロン以上。
流石にフェースの平準化に定評があるだけにハニカムフェース恐るべしである。
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クロノスを試してみると、こちらも評価が高い。
芯に一番当てやすいのがクロノスだと彼は評価していた。
精密な作りに定評があるクロノス。
ジュニアでも全国レベルの彼だけに、さすがモノの良し悪しが打った瞬間分かるのは凄い。
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一通り打った後「今のパターに近い打感は無かったね。でも、しっかり弾きも感じて微妙なタッチが出せそうなパターがあったよ。」
彼が選んだのはピレッティ・コルティノ2だったのである。
このパターは打感が柔らかい上に、最後に弾き感が残るから距離が把握しやすいそうだ。
適度のミーリングでディープミルドではないし、軟鉄に限りなく近い打感。
軟鉄を選ぼうとも思っていたのだが状態が良いものが少ない上に、メンテナンスしてもスグに劣化していってしまうだけにコルティノ2が気に入ったそうである。
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樽刺し投売りパターがオモシロイ!
よく、中古ショップに行くと店頭に2~3千円程度で投売りパターが置いてある。
中には往年の名器と言われた軟鉄モデルがゴロゴロ転がっている。
ダンロップ・タッドモアなどはその代表で、今でもそこら辺のステンレスなんか相手にならない程優秀なパターだ。
セベ・バレステロスがこの軟鉄モデルで何勝も挙げ、数多くのトッププロが愛したモデルである。
この時代のパターは打感が素晴らしく、当時ステンレスの先駆的存在だったピン・アンサーに並び賞されるパターの双璧だったのを憶えている。
次々に軟鉄の素晴らしいモデルが発表され、今でこそオデッセイ一色になったキャロウェイもキャロウェイブランドで軟鉄モデルの「ボビー・ジョーンズ」を発売している。
パワービルド、ミズノなど、名うてのメーカーが威信を掛けて軟鉄削り出しをどんどん世に送り出していた時代。
当時、一番人気はタッド・モアで今でいうキャメロンの存在。
ダンロップがタッド・モアのためキャメロンはミズノが発売していたが、タッド・モア人気には遠く及ばなかった時代だった。
そんなパターが今では樽刺しで二束三文で買えるのだから、軟鉄経験の無いゴルファー諸氏は是非一本持っておく価値があると思う。
自宅での練習用で充分、軟鉄の巧妙な打感をしっかり感じることが出来る上に最新モデルを選ぶ目も肥えるだろう。
また、打感の良し悪しも分かるようになるし、弾きと距離感のデリケートな関係も把握しやすいはずだ。
それと言うのも、ステンレスヘッドの目指すところはやはり軟鉄なのだから。

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■ジョン・バイロン モーガン30th GSS 1/30限定モデル
■イーデル トルクバランスE1 34インチ 
■ジャンバティストJB501 33インチ
■ベティナルディ BB0 LNプロト 33.5インチ
■三浦MGP-M2 34インチ
■バルド TTツーリストトロフィー 006ムジェロ GSSプロトタイプ プロ支給品

■ツーロンデザイン インディアナポリス
■アームズゲイン model01 33インチ
■共栄ゴルフPP01 ツアースペックパター 34インチ
■エポン フォーチュン34インチ
■ピレッティ マテラ375G 33インチ 546g
■ピレッティ CU FIRSTRUN 34インチ

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■クロノス ルネッサンス34インチ(超美品ヘッドカバー付)

■スコッティキャメロン セレクトニューポート2 カスタム34インチ

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■Sキャメロン GOLO 5R カスタム 34インチ
■スコッティキャメロン セレクトGoLo S カスタム34インチ ヘッドカバー付


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# by dwsdws | 2018-11-07 11:27 | ゴルフのこと | Comments(0)
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