中古ショップ活用法第2回は、高く売りたい編に続いて、安くイイモノ買いたい編だ。
自称この道20年以上の中古クラブお宅がどうすれば安く良いモノを買えるのか?
ノウハウを駆使したギアゲット法を伝授してくれた。
当ブログ調に編集してあるのだが、あくまで個人的な見解であることをお断りしておく。

購入ポイントが何でこんなに安いの?ポイントのカラクリ
店でモノを買ったら購入額に応じたポイントがどんどん溜まっていくのが普通だ。
ところが、中古クラブはちょっと事情が違う。
購入は1%しかポイント還元されない店が殆どなので、こちらについてはちょっと疑問視するところ。
消費税を勘案すると実は支払い総額の1%を切っている。
これではまるでTポイントと同じかそれ以下なのでは?
本体価格の1%還元なので微々たるパーセンテージではあるが、購入が高額になると、小数点以下のパーセンテージでも結構響いてくる。
何で、こんなに購入ポイントが少ないのだろうか?
あくまで推測の域を超えないが、店にとって重要なのは品揃えなのだ。
買取が中古ショップの生命線で品揃えがとても重要なのだろう。
その仕組みを手練手管で中古ショップの魅力にしているカラクリの一例を紹介してよう。
買い替えの場合、同じ系列店での買取ポイントが5%、そして購入ポイント1%の計6パーセント(正確には本体価格に対しての比率)の値引きを予め前提としているポイントシステムが実態だと思われる。
簡単に値切られて、ハイさようならでは無く、値切られてあげるからまた来てね!をシステム化しているということ。
このポイントシステムという仕組みは、買取ポイントを還元して同店への購買動機を掻き立てたいというのが基本なのは周知の通りなのだが、中古ショップの売り買い双方が伴う場合のポイントにはこうした裏側がある。
店側は、「不要品を買ってあげたんだからまた来なさい!」というのが本音で、この買取額が高く売りたい編でコメントした、利益率50%以上の高収益構造であり実態なのだ。(詳しくは高く売りたい編を参照)

新品クラブでも中古ショップで買う!
私は、ニューモデルの新品クラブであっても中古ショップでしか買わない。
もちろん保証書の付いた、まっサラなクラブである。
なぜか?
新品の販売価格には、メーカーとの暗黙の了解事項があり、これ以下では売れないなどの縛りが結構ある。
あるゴルフショップ激戦地域でのことだ。
話題のニューモデルが発売されると、その地域ではニューモデルを実質半額で購入出来るという触れ込みが広がり、近県からも続々新品を目当てに、引きも耐えない程お客さんが殺到したという現象が起きたそうだ。
そのカラクリたるや非常に巧妙。
ニューモデルの型落ちクラブを持ち込めば、買取り価格の上乗せ分を合わせて新品が実質半額で購入出来るというものだった。
旧モデルの買取価格は泣こうがわめこうが、新品価格の30パーセント以上ということは殆ど無い。
その販売店では新品を半額で販売すると利益は殆どゼロなのだが、型落ちは中古品販売でしっかり利益が取れる。
それも、型落ちは状態の良いもので新品価格の半額程度が売値相場。
中古品は多少利益を乗せても、売価の15パーセント程度は最低でも利益確保出来る。
その中古品の利益は新品の利益の5パーセントを上回るそうだ。
現在、新品クラブをそこそこ値引きして販売しても、小売店にしてみれば5パーセントの粗利を確保するのがやっとだし、5パーセントの利益を取っても販売価格的に目に留まるほどの安さは感じない。
ならば、いっそのこと中古クラブで利益分をカバーしてしまえということだったらしい。
実は、その先にもっとオモシロイ話がある。
中古で売ったお客さんが、売ったのと同じモデルをその店でまた買って、近くの中古ショップに売りに行くという現象が起きたのだ。
その店の販売額が他店の買取り価格を上回るという逆転現象が起きてしまい、その激戦地区では、ゼクシオが発売されたと同時にどの店にも旧モデルのゼクシオが並ぶという珍現象が起きたという。
さすがに、今では他店も警戒してそんなことは起きてないそうだが、私が中古ショップで新品を買う理由がだいたいお分かり頂けたと思う。
下取りに出して上乗せ交渉をしっかり出来るのであれば、どこよりも安く新品を購入出来るということなのだ。

フランチャイズと直営店を賢く使い分ける!
あるフランチャイズ店の店長曰く、「新商品の値引き裁量はフランチャイズ店の方が上。」
ニューモデルはメーカーによっても値引き率が違うが、大手中古ショップは本部命令により、値引き率20%しか認められていない直営店よりも、フランチャイズの方が25%まで認められていたりなど、フランチャイズは直営店に比べて縛りが緩いケースが多い。
さらに、中古品についても総じてフランチャイズの方が安いと感じるし、交渉しがいのある値引き幅を提示してくれることも多いと感じる。
反対に買取については、直営店よりフランチャイズの方が安いケースもあるので、この使い分けは気に留めておくことをオススメしたい。
新品に限らず中古クラブでも、あまり売値が安すぎるとフランチャイズでも本部指導が入ったりすることもあるようだが、フランチャイズの方が総体的に裁量権が広いのはハッキリ分かる。
店に訪れた際には、直営かフランチャイズかは予め聞いてみることをオススメする。

安心して買える商品クォリティーか?
代表的な中古ショップで比較してみた!
通販などで、「こんなに傷が多いとは思わなかった・・・」などの商品クォリティーは非常に重要だ。
特に、ハッキリ分かるドライバーなどのウッド系は目に見えるクラウンの傷が商品のクォリティー上生命線。
代表的な大手中古ショップで比較してみると、全体的にキレイなのにクラウンに小さい傷があるだけでシビアな査定をしているのがゴルフdo(D社)。
査定ランクは、微々たるクラウンの傷だけでDランクになってしまう。
小さなクラウンの傷でも全体的に寛容な査定をするのがゴルフパートナー(P社)で、Cランクにもクラウンに傷があるので売り買いで一長一短はあるのだが買う時は要注意だ。
これは、インターネットなどで購入する際は特に重要。
また中古品を購入する際、査定ランクによって当然値段が違う。
同じ傷でCランクとDランクでは天と地ほどの価格差があるのだ。
アイアンでも石打傷というヘコミ傷がある。
小さなものでもシビアなD社に対してP社の査定は寛容。
傷の具合なら目で見て分かるのだが、もっと気を付けなくてはならないのがライ角やロフト調整である。
ライ角やロフト調整など、ネック周りの調整を施しているものは、ベース査定がが3割ほど安くなるのが通例なのだが、調整痕があるものは分かっても、ネック調整をするクラフトマンの腕次第では調整痕を残さず曲げてしまう達人クラフトマンもいる。
たかだか0.5度なんていう調整をされた日には目視ではまず確認不可能。
知らぬが仏でそのまま気付かずに使って違和感が無ければ良いのだが、アレ?ちょっとオカシイぞ!となった時は既に遅しということにもなりかねない。
買取時にしっかりライ角を計測したりする店は皆無に等しい。
結構、ネック調整をしたクラブを店頭で普通の値段で販売しているところも散見するので要注意だ。
気付いた時にはまず、ライ角やロフト計測を依頼するべきだが、メーカーによっても誤差があったりするのも否めない。
その上で、ネック周りをイジッてあったら100%買戻しの言質を取っておくことは、お互いにとっても良好な売買になると思う。
そんな理由もありインターネット購入でも、私は知っている系列店に送ってもらって購入するようにしている。
当然言質を取っているので安心出来るからだ。
そして、ドライバーやウッドについてはシャフトを長くインチアップしていたりすると、グリップを剥がさない限り店の方もわからない。
売る前に剥がせば当然グリップ代が掛かるので商品価格に転嫁される。
こちらも、分からずに使っている分には良いのだが、購入してある程度使ったら、実はインチアップしていたなんてことはままあること。
このケースも時既に遅しなのである。
私の場合は、どんなにキレイなグリップが挿してあっても必ず剥がして挿し直すようにしている。
過去にもインチアップしてあったことが、数えるほどだがあるにはあった。
もちろん、インチアップしてあればシャフト本来の性能は発揮出来ないので100%の買戻しで対応してもらっている。
反対に、チップカットはもっと分かり辛い。
メーカーがデフォルトでチップカットしているモデルも多くある。
外ブラの一部のウッドなどは殆どチップカットしてあるようだ。
全てが一律同寸法でカットしているものは珍しいくらいで、数本単位でバッサリ切るから全体的に当然誤差もある。
ツアーADなどのように、シャフト先端にロゴマークでもあれば比べれられるからある程度分かるのだが、何も印が無いシャフトは殆ど分からない。
カスタムでチップカットしてあるものでも、チップ側から何か目印になる刻印でもあればどの程度カットしているか分かるのだが、チップサイドに何も記載の無いシャフトとなると振ってみないとチップカットしているかどうか良く分からないのである。
特にプロジェクトXやK'sシャフトなどノーステップのアイアンシャフトは要注意だ。

激戦区で買うと安い?
日本全国にはゴルフ場銀座ならぬゴルフ屋銀座が結構ある。
ほんの数百メートルにゴルフショップが軒を連ねる上野アメ横。
東京の新青梅街道沿い花小金井界隈。
名古屋長久手界隈などが有名だが、当然激戦地区で買う方が断然安いのは言わずもがな。
ところが、レアクラブとなると話は別。
他の店に無いレアなモデルは反対に高い場合もあるし目立つから、店にしてみると客寄せパンダになっていて、他店との差別化をしているものもあるほどだ。
目で楽しむのもゴルフショップでの愉しみのひとつ。
我々は、いずれ安くなる日を狙って虎視眈々とその日を待つのである。
また、中古品は買取時の金額によって値引き幅が全然違う。
人気モデルの中古で状態が悪くても値引き幅が殆ど無かったり、最上級の状態でも意外と値引きしてくれたりマチマチだ。
顔見知りになったら、迷わず「いくらになる?」と聞いてみよう。
そして、同モデルをインターネットでいくらぐらいで売られているかを調べて買うのは今や常識だ。

いつ買うか?今でしょ!は危険!!
中古ショップでは買取ってから3ヶ月というのが一つの目安となっている。
3ヶ月間売れないと、価格の見直しや値引き幅の裁量が緩くなる。
ニューモデルなどは、発売時は非常に強気の価格設定なのだが、3ヶ月も経つとかなり値引きに寛容になるものが多い。
人気が凄くて品薄になっていない限り、大幅な値引き相談に乗ってくれるケースがあるので、いつ発売されたかを知っておくのはかなり安く買う時に良い情報となる。

値札では判断できない。あなたは高く買っているかも知れない!
中古ショップを色々見て回ると4つのタイプに分類出来る。
店長の性格にもよるのだが、中古ショップは以下の4タイプに分類される。
①高値設定値引ジビア
練習場に併設された直営店舗やフランチャイズではない直営店に多い。
相場から約1割は高く価格設定されている気がする。
このような店舗で買取してもらうのは自分のクラブを売る際のメリットだ。
②高値設定値引寛容
①の中でも店長の裁量を発揮している店舗だ。
見た目は高値で設定されているクラブでも買取価格が安い商品は店長の裁量で大幅な値引きをしてくれる。
反面買取りはシビア。
一度査定してもらうのが安心だ。
③売値相場以下値引ジビア
直営店舗で安値で設定しているため値引き幅が少ない。
また、フランチャイズ店舗で買取と販売価格のバッファが少ないので、値引きにはどうしてもシビアにならざるを得ない。
このような全体的に安いと思う店での下取りは要注意だ。
④相場以下値引寛容
なかなかこんな店ないのだが、あることはある!
買取が安く値引きにも店長裁量で安くしてくれる店は、フランチャイズ店に多いのだが、直営店舗の中にも中古クラブ以外に練習場を一緒に運営していたりする店などがそれだ。
特にお得意さん価格というものがあったりするので、店に聞くより知り合いでこのような店でよく買う人が居たら迷わず聞いてみるか代わりに買ってもらおう。
このタイプのお店では、それだけ安く買い叩かれる訳だから売るのはちょっと敬遠した方が良い。
以上の4タイプ。

中古ショップには今まで見たことも無い伝説のクラブがあったり、色々なゴルファーが手を入れて調整したオンリーワンクラブが沢山あったりする。
メーカーカスタムなんて比じゃないくらい、同じモデルでも一本一本が違っていたりするので興味深々だ。
貴方にとって最良のクラブに出会えるチャンスがどの店にもある。
「中古なんか危なくて使えないヨ!」という方もいるが、あながちそうとも言い切れない。
ヘッドの傷や落ちない汚れ、シャフトの傷や錆など、その場で目に見えて不良と思われるモノは瞬時に判断出来るが、調整品については万全の構えで購入することを実践出来れば色んなクラブに出会えること請け合いだ!
ましてや、調製品かどうか分からずに使っていても、結果的に違和感無く使えているのであれば、気持ち悪いと思わない限り、それはそれで自分に最適なクラブに出会えたと思うくらい楽観的でも良いと思う。
まだまだ紹介しきれてないことも沢山あるのだが、「そんなの当然だろ!」と言われない程度、「そこまで言っちゃっていいの?」と思われない範囲に留めておく。
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