最近のトレンドと言えば、FWとUTの進化ではないだろうか?
今までの倍ほどする価格なのだが、まずは飛距離性能が抜群に優れている。
飛びに大きく関わる材質の違いが、UTもステンレスからチタンへ。チタンフェースに変り10ヤードの飛距離アップが出来るようになったと思われる。
さらに、最近ではチタン材質の種類やソールの重心配分などでさらに飛距離を伸ばしている様相だ。
従来のUTと比べて10ヤード以上は飛んでいるから、殆どFWの領域に入ったと言っても過言ではない。
ロマロRAYでチタンヘッドのぶっ飛び性能を発揮した後、代表的なUTがムジーク、ロッディオ、バルドだろう。
「激飛び三羽烏」とでも言いたいのだが、チョット待って!
こんなに飛んでしまうと全体の距離フローが狂ってしまうから、1本買っても結局全体を見直さなくてはならないということになる。
それでも飛ぶなら欲しくなるのがゴルファー心理・・・。
FW、UTは飛ばなくてもコントロール性能が高ければ良い。
という声を良く聞くが、操作性がさらに良ければ全体を見直すのも手かもしれない。
ムジーク・オンザスクリューICEはアイアン型UTの概念を変えた!
ムジークにはアイアン型UTのICEとウッド型UTのDUという2モデルがある。
アイアン型UTのICEは、今までの既成概念に捕らわれず、フルチタンヘッドの強反発性能を活かして、そん所そこらのウッド型UT以上に飛距離を稼げるモデルだ。
ソールにはタングステンを採用し、打ち易さと操作性の高さから発売されるや否や引きも切らない人気を博した。
兼ねてより、ウッド型UTに水を空けられたアイアン型UTに一石を投じたモデルで、中古市場でも中々入手困難な状態が続いている。
私の友人も24度で210ヤード飛ぶと言うのだからその飛距離性能の高さは折紙付。
さらに、ヘッドの返りがアイアン型なだけに緩やかで、UT独特の巻き球が少ないのも特徴だ。
ロフト18、21、24、27、30度までラインナップされている。
ここまでロフトバリエーションがあれば30度で5番または4番アイアンと入れ替えられるから距離フローを上手く繋いでいくことも出来る。
その飛び怪物!と言われたDFのDNAを受け継いだオンザスクリューDU
モンスターFWと言われて飛距離性能№1に君臨するFWと言えば、ムジーク・オンザスクリューDFだ。
ロッディオFWが驚異の飛距離を誇っていたにもかかわらず、その座を奪い取ったDF。
というより、ロッディオとムジークの2強が正面衝突している様相である。
ソール形状がDFそっくりなUTがオンザスクリューDUとなり、いかにも飛びそう。
案の定モンスターUTの名を欲しいままにしているため、新品ですらまず手に入らない状況下だ。
DUは球が上がらないというDFのようなハードヒッター御用達モデルではなく、スピンを抑える低重心設計でありながら、フェースプログレッションを大きくして、スピン量を最適化しているため球が上がる。
いわゆる棒球だけど、スイング次第でスピンを操作出来る仕掛けになっているのが設計の妙。
フェース素材も、飛びの鉄板と言われるDAT55よりもさらに弾くとされるDAT51を採用しているため、繊細なスピンコントロールを実現出来る上に、高く打ち出して止めるというUTに一番必要な要素を兼ね備えているのである。
ただ、このDUちょっと組むのに苦労するのである。
現在、このヘッドに最適なシャフトは無いのではないだろうか?
9ミリチップのためMCHなどのパラレルチップじゃないとチップを削らないと入らない。
さらに、ヘッドがFWと同じ設計思想のため軽いのでシャフトウェイトを入れないとD2あたりのバランスが出ないため、初心者はカスタムオーダーするのをちょっと控えた方が宜しいのでは?
中古で気に入ったシャフトが入っているモノが見つかれば即買いをオススメするのだが、お気に入りシャフトがイメージ通りの仕様かどうかは要チェックだ。
それでも、このUTの飛距離は前人未到の領域のため、中古市場でも殆ど手に入らないばかりか、新品でも3ヶ月待ちの状態だという。
ロッディオ・ハイブリッドUTはやさしい上に激飛び!
ロッディオ・ハイブリッドUTは、ムジークと比較しても遜色の無い飛距離と敢えて言わせてもらう。
それと言うのも、飛距離を自在にコントロール出来るムジークと違い、誰でも優しく高く飛ばせるUTなら、こちらの方が上かも知れないからだ。
低いスィートエリアは芝から多用するUTにとって、これほどありがたい設計はない。
結果、ミスヒットに寛容でスィートスポットで捕まえやすいのでミート率が格段に上がる。
ムジークのような叩きに行って一発を狙うことは出来なくても、常に他のUTを凌駕する飛距離が簡単に出せるところは、毎回安定したロングヒッティングが計算出来る。
私の友人も、とうとう3番アイアンでしか攻略出来なかったショートホールに、ロッディオ・ハイブリッド24度を投入し、パーオン率が格段に上がったそうだ。
某有名メーカーの24度で190ヤードだったのが、210ヤード弱は飛ぶと言う。
飛距離誤差も毎回10ヤードの範囲内なので、安心して使えるUTとして頼もしい限りだそう。
激飛びFWで名を馳せたロッディオFWとそっくりのヘッド形状でそのUT版。
ムジークもそうだったように、ロッディオも激飛びDNAをFWから継承しているようだ。
チタンヘッドでしっかり飛ぶUTと言えばバルドTTX、568UT
ロマロがチタンフェースのRAY UTを非常識?な価格でリリースした時、「UTに5万円も払えるか!」と言っていたゴルファーもその言葉が今は死語になりつつあるのを実感していると思う。
チタン材質のUTは価格的に高い。
今ではロマロの初代RAYは中古市場で安価に購入出来るし、当時のステンレスヘッドより10ヤードは飛ぶ。
現在市販されているUTよりまだ飛んでいると言っても良いくらいだ。
そのロマロに輪を掛けて飛ぶのがバルド568UTだろう。
ニューモデルのTTXは568の高さを少し抑えてさらに飛距離を伸ばした。
今、中古市場で狙い目のUT筆頭が568UTと言っても良いくらいだと思う。
弾きの強いチタンヘッドが重心距離の短いUTの欠点とも言える操作性向上に寄与していることは言わずもがなだ。
18度から30度までのロフトバリエーションがあるのでアイアンの飛距離と被るロフトで、全体の距離フローを考慮するのがオススメセッティングだ。
飛ぶUTを入れたらどんな14本にする?
よく、「FWやUTは飛ばすものじゃなく狙うもの。だから飛ばなくていい!」という言葉を耳にする。
あくま私感ではあるのだが、私にしてみると前時代的だし、やっかみぐらいにしか聞こえない。
ちょっと辛らつな言い方になってしまったが、過去のUTのように曲がりを気にする必要性も低くなった。
それというのも、直進性の高いヘッドの誕生とスィング方向へのしなりを重視する、UT専用シャフトの誕生が飛距離という恩恵までもたらしてくれているのではないかと思う。
ハッキリ言って、昔のUTより飛ぶし曲がらないのは新しいテクノロジーを纏ったUTでしか体感出来ないのである。
但し、弊害もある。
ウェッジとウッドを除く8本のセッティングで考えてみよう。
ドライバーが250ヤードと仮定する。
FWで220~230ヤード飛ばせる激飛び5Wが最近お目見えしているで1本入れてしまえば、UTとアイアンの繋ぎは飛距離が被るところからUTで楽勝だ。
どこからUTに切り替えるか?アイアンの最長飛距離プラス20ヤードのUTを選べば良い。
最近の激飛びFWはヘッドスピード46で260ヤード飛ばせる3Wもある。
殆どドライバー要らずなのだが、ドライバーを外す勇気があるのなら、3W、5Wのウッド2本体制で220ヤード以下をUTとアイアンでセッティングすると良い。
ウェッジ3本体勢の人はウッドを1本削る必要があるのでドライバーを外すセッティングもありだ。
ウェッジ2本体制の人は、ドライバーを除くFWとUTをどう組み合わせるかで長距離砲のチョイスを広げることが出来る。
アイアンを5番から6本、24度か27度のアイアン型UTもしくはウッド型UTで距離フローを考慮する。
ドライバー、3W、5Wまたは20度未満のUTというコンビネーションというのもありだ。
今、UTとFWが熱い。
これらのクラブを中心にセッティングを考えることは、長い距離をものともしないタフなコンデションで威力を発揮するだろう。
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