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それぞれの特徴を掴んでおけば、飛ばしとコントロールの両立が出来るわけだ。 最近殆どのドライバーがロースピンを謳っているので、全てを試したわけでは無いのだがメジャーメーカーのプロパー品から地クラブまで、試打した範囲で抜粋してコメントしてみた。 個人的な見解である事は、いつもの通りお約束で!
![]() 過去より、曲がらない!棒球効果を標榜して一世を風靡したのはリョーマである。 初代D1が、曲がらないD1マキシマにモデルチェンジした時、その直進性と飛距離は驚愕モノだった。 プロパーモデルのシャフトは柔らかく、飛距離を少しでも稼ぎたいおっちゃんドライバーと思いきや、競技でカスタムシャフトを挿した猛者に圧倒的な飛距離を見せ付けられて、心底リョーマが欲しくなったのを覚えている。 あれから11年の時を経て、ロースピンは更に拍車が掛かり大手メーカーも参入。 ツイストフェースのテーラーメイドは曲がらないを標榜し、今や曲がらないは当たり前時代となった。 さながら弾道勝負のステージとなっている様相である。 そこで、以下の分類で曲がらないをグルーピングしてみた。 ・高弾道モデル ・低弾道モデル ・フックがかかり辛い ・スライスが出にくい 大まかに4種に分類。 ロースピンの定義はランが出るということが必須条件となる。 ロースピン化する時によく目にするのが、パワーミーリングと言われるフェースのミーリングだ。 もちろん、重心設計やフェースに特徴を持たせて、パワーミーリングを施さずにロースピン化しているモデルもある。 果たしてどのヘッドが自分向きなののだろうか? ![]() ロースピン化が主流になってからと言うもの、今までのようにロフトを抑えて、叩いてスピンで浮力を稼ぐモデルでは無くなってしまった。 約1度〜1.5度ロフトアップして、出球を高く棒球を打つスタイルに変わってきている。 ロフトアップする事で優しく打てて、ランで稼ぐスタイルが主流となった。 高さが出せるドライバーとなるとピンに一日の長がありそうだが、G400以降がその代表格では無いだろうか? 特にG400は秀逸で高弾道の名器だが、パワーヒッターには上がり過ぎるためLSテック(LST)というロースピンモデルが用意されているのはご存知だろう。 ツアーシャフトとG400LSTの組み合わせは、今でも引く手数多でこれからも語り継がれる名器の呼び声が高い。 重心距離を長くすることによって捕まりを抑えて中高弾道で飛ばすモデルがLST。 G400LSTは、少々ハードなシャフトでもそこそこ高さが出せたし上がりすぎが無い。 G410になってLSTは更に捕まりを抑えたようで、硬めのシャフトではG400LSTのようには球が上がらなくなった。 ![]() 中古ショップでは、結構ハードなシャフトが入ったG410プラスがそこかしこにあったりもする。 俗に言うギブアップスペックなのでは無いだろうか? そんなことからかもしれないが、G425は捕まりが良過ぎるので少しロフトを落とした方が使いやすいという評判だ。 ピンのラインナップはシャフト依存型のヘッドと言っても良いかもしれない。 上がらなければ、シャフトスペックダウンし、上がり過ぎればシャフトスペックアップする。 そうすれば、いずれにしてもランは稼げるヘッドなのだから逃げ道は用意されているようにも思えるし、何しろツアーシャフトを筆頭にリシャフトの必要がないシャフトラインナップだから、あれこれカスタムシャフトを物色して悩む必要が無い。 自分が打ちやすいスペックを調達するだけで至ってシンプルに思える。 ![]() 特にMAXは打ち出し角が高く、高弾道で飛距離を稼ぎやすい。 アスリートやパワーヒッター向けと言っても良い程だったと思う。 M1の姉妹モデルM2から、偶数シリーズの方が優しく高さが出せたので価格面も含めて一般的には人気が出たのもうなづける。 ツイストフェースがM3、M4から採用されると、曲がらない弾道は更に拍車が掛かる。 個人的にはMシリーズの中では一番飛ばないと思われるM4は、Mシリーズ以前の歴代テーラーメイド含めて指折りの操作性の高さだと思うのだが・・・。 それでもM4は、飛ばないと言ってもワンランク上のディスタンス系カテゴリーの中でということなのだが、高さが出せる代償が飛距離面でマイナスに作用しているのかもしれない。 ![]() 打感の良さと飛距離、直進性、弾道共にロフトなりの高さではあるがTSi2はTSi3より高さが出せる。 飛びでテーラーメイドと覇権争いをしているキャロウェイは、エピック、ローグ共にジェイルテクノロジー(フェース裏側の2本の柱)を採用して高初速、高弾道を実現した。 優しく高さを出したいならエピックよりもローグ 。 叩いて高さを出したいならエピックという棲み分けは変わっていないようだが、更にサブゼロ、スターという捕まりの程度で棲み分けられているので、ピンのLSTなどと似たカテゴリー解釈で良いだろう。 エピックのリリースから特に注目したいのがエピックフォージドで、カーボンクラウンの他のモデルと違いSP700チタンヘッド。 ジェイルバー内側のコアエリアを外すと一気に飛距離と打感を損なう他のモデルとは一線を画している。 ジェイルバーなのにオフセンターヒットにも結構強かった。 もちろん高さも出せて打感も他より上だったし、私自身エピックの中では今でも使いたいモデルの一つである。 ローグについてはエピックよりも敷居が高くないのだが、ローグの延長線上にあるのがマーベリック。 ゴル友で歴代キャロラーのO氏は、周囲から首を傾げるスイングをする御仁なのだが、ローグからマーベリックに変えてから高さが出たため、一気に飛距離を伸ばして、周りもこのドライバーのポテンシャルを認めた程だ。 ご本人の技量も認めてあげないと失礼なのだが。(泣) 最新モデルの、エピックスピード、MAX、MAX LSは、まだコースで試してないので割愛するが、新たな4本の梁状構造ジェイルブレイク AIスピードフレームで進化しているはず。 ![]() 何しろ飛びが凄まじい。 テーラーメイドやピンなどと比べると、少し球筋が安定しないのは否めないかもしれないが、反発係数ギリギリだの何だのと言っても、ここ一発の飛びはプロパーモデルを凌駕していると言って良いだろう。 特に、葭葉ルミプロがクレイジーのドライバーを使っていた時、バカっ飛びしていたジェイビーム製のヘッド、435ブラックは高さと飛距離、ランの三つ巴融合モデルと断言出来る。 個人的にも、このヘッドはこれまでの最長飛距離と肩を並べる程飛んだ。 ベースとなるBM435は過去よりズバ抜けた飛距離で有名だし、曲がらないようフェースミーリングを施してある分、直進性が向上した。 旧モデルでさえ使い続けているゴルファーも多数で、プロパーモデルなんか歯牙にも掛けない人さえいるくらいだ。 ヘッド体積445ccで、ジェイビーム特有の丸みを帯びた洋梨ヘッドは投影面積が大きく見える分、安心感も高い。 スィングが安定している人にとっては、ガンガン高弾道でランまでおまけ付きみたいな、球筋をコントールして飛ばしていける叩き甲斐のあるヘッドに進化した。 ![]() ランが出る!は、最近のドライバーでは記号のように踊っている謳い文句なのだが、高さが出なければ着弾が早い訳だから、ランを稼いでも一緒じゃ無いか!という疑問が付きまとう。 中にはそんなモデルもあるとは思うが、じゃあ、高さが出なくても高弾道モデル以上に飛ぶヘッドは無いだろうか? やっぱりありました! タイトリストTSiは、歴代モデルの中でも群を抜いて飛ぶ。 テーラーメイド、キャロウェイに引けを取らないディスタンス系ヘッドが誕生した。 TSiは、普通に高い球で飛ばしたいのならシャフトスペックを落として高い球を打っても良いし、少し硬めのシャフトで中高弾道&伸びのある球とランを稼ぐのも飛距離アップの近道。 テーラー、キャロとの決定的な違いは打感の良さだと思う。 TSi3は打感も然ることながら、少々ハードスペックのシャフトで叩きたいモデルの一つでもある。 TSiシリーズのメーカーカスタムは50g台が主流のようだが、むしろ少し背伸びしてハードルを上げても曲がりが少ないし、素晴らしく伸びのある球が打てる。 球を上げたければTSi2にすれば良いし、上げたくなければTSi3で組むのも手。 70g台の少ししっかりしたシャフトでガンガン飛ばしているゴル友も、このヘッドのポテンシャリティは絶賛モノだった。 ![]() 過去のモデルよりもSIMは捕まりが良くなっていると思われる。 振り心地が良いので、ロフトを下げても振りやすい上に、フェース下部でヒットしても、笑える位転がるから飛距離ロスが少ない。 また、擦ってもきついスライスが出にくいので、打った瞬間の「しまった!」が減るし、大怪我にならずに済む。 SIM MAXはSIMより多少飛ぶような感じ。 こちらは、今までのカーボンクラウンには無い出球の高さがある分飛んでいるのでは無いだろうか? ![]() 国産メーカーで海外勢と渡り合える飛距離性能とラン。 ロフトなりの球筋で選びやすい。 林間コースで球を上げたくないから、RS5を使っているという御仁もいる。 彼に言わせると、海外メーカー?ちゃんちゃらオカシイ!と断言する程。 安定感が違うしオフセンターヒットしても球が死なないそうだ。 一段の飛距離アップが出来るヘッドらしく、曲がらないから真ん中から右の丁度中間で放り出すようにフォローを持っていけば、強烈なドローが飛んで行くと言っていた。 ![]() このドライバーを頬擦りするように使っているM氏とS氏は、色々なドライバーに浮気するがこれだけは絶対に手放さない。 セカンドの景色が違うドライバーの代表だそうだ。 地クラブ通のM氏は、高さの必要無いコースでは絶対的にEB33。 S氏は300ヤードほどのホールであわやワンオン。 打った瞬間は高さが出てない分そこまで飛んでいるとは思わなかったし、セカンド付近でボールを探していると遥か先にボールが…。 隣のホールから打ち込んだんだろうと思っていたら自分のだったという異次元ドライバーだ。 両氏共にヘッドスピードは45程度である。 10ヤード以上も前に行っていれば、他のドライバーは取捨選択対象にこそなってもEB33を手放す理由は無い訳だ。 ![]() ドライバーの曲がり幅を調べるのに、個人的にテストする方法が直ドラである。 右に曲がって行くのが当たり前の直ドラは、曲がり幅を調べるのに打って付けだし、弾道の高さ、ランも一緒に実測出来る。 端的には重心距離の長さに曲がり幅も比例すると思われるのだが、そうとも言い切れないところも最近のドライバーにはあるようだ。 因みにSIM MAXは39.4mm、SIMは40.4mmの重心距離である。 やはり、SIMの方が少し曲がり方が大きいのだが大きな曲がりは感じない。 ピンG400はSIM MAXより明らかに曲がる。 G400が38.7mm、LSTが41.3mmの重心距離なのにナゼ? ツイストフェースの影響なのだろう、スライス回転は明らかにSIM MAXが一番少なそうだ。 更に、難しいドローを直ドラで打ってみると、およそドロースイングとは言えないフックスイングで、ピンG400シリーズは何とかドローが掛かったが、SIMシリーズはそこまでしなくてもドローが打てる。 ティーアップを低くすると当たるかどうか不安視する人も多いようだが、ちゃんと当てようとする分目離れが遅くなるせいか意外と簡単に打てたりする。 このドライバーはティーアップを高くする必要は無さそうだし、ちゃんと捕まった高弾道が出るヘッドだ。 アルミフレームの新作SIM2はまだ実践投入してないが、おそらく発売3か月を経過した後にキッチリ評価出来るだろう。 高さや、曲がり幅はシャフトの影響も大きいのだが、ヘッドを知った上でシャフトをチョイスすれば怖いもの無しでは? 貴方のドライバー選びの一助になれば幸甚だ。 快打倶楽部オススメ!ロースピン系厳選ドライバー ■タイトリスト TSi2 10度 テンセイCKプロ オレンジ70S(良品 ヘッドカバー付 レンチ無し) ■テーラーメイド SIM 10.5度 スピーダー 661エボ6S(美品 ヘッドカバー付 レンチ無し) 日々張り切っています。 僭越ですが、小生が欲しいクラブを中心に紹介する中古・地クラブショップとして快打倶楽部を営業中です。 ランキングに参加中です ![]() ![]()
by dwsdws
| 2021-02-22 16:23
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