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ストロークの約半分を占めるパター。 ここ一番の勝負時に犯しやすい悪い癖。 これを克服するために、 打ち方と道具の両面から解決していこうというのが今回のテーマ。 あくまで、個人的な見解である事は、毎度お約束という事で。 よくやってしまう悪い癖を振り返ってみる。 引っ掛け押し出しショートパンチタッチ芯でヒット出来ない。 大まかにはこれらに分類できると思う。 後は、グリーンの読みなどもあるが、 こちらはストローク的な問題では無いので割愛するとして、 6回連続で考えてみたい。 第三回目はショート編。 メンタルと技術が原因。 その日、時々でショートしやすいのは儘あることだが、 ここで言うショート癖という人は、主にロングパットで打てない人。 メンタルと技術の両面があるのだが、 メンタルの場合は、完全に解消するとまでは言い難い。 ただ、長い目で見て安心感が向上すれば改善の余地がある。 また、技術的な面は芯でヒット出来ていないことが大きな要因となる。 チキンになってしまう! どうすれば…道具に助けてもらおう。 一言で言えば、打てば良いのだが、一言で解消出来るほど簡単な話ではない。 オーバーしたらどうしよう。 真っ直ぐ打てなかったらどうしよう。 など体が萎縮してしまうので技術面云々より、 どうすれば安心してスロークできるのか? その点は道具でカバーするのがある程度解消する秘訣。 パターのカタログや紹介文を見ると、よく伸びのある球筋という文言がある。 単純に普通より転がるという事なのだが、 伸びのある球筋って、何を基準に判別すれば良いのだろう? 芯でヒットする前提で、 よく転がるためには、重量弾きと回転ヘッドの出方この三つが大きな要因となる。 道具で解決するためにはどんなパターを使用すれば良いか、 形状やスペックそれぞれ見てみよう。 重量は重めが転がしやすい。 ピン型のクランクネックを例に、パターヘッドは基本的に360gあたり。 これにシャフト、グリップ等の重さが加わって約520〜530gあたりが一般的なパター。 メーカーの中には、360と370gのチョイスがあったりする。 もちろんヘッドを重くするためには370gを選ぶのがオススメ。 総重量530g以上にする必要がある。 重ヘッドだと、550gまで引っ張れるモデルや組み方もある。 弾きと回転で選ぶ 弾きは材質によるところが多い。
弾きの良いパターは、得てして打感が悪いのだが、 相反する特性を両立しているものもある。 それを両立するのが軟鉄ヘッド、303ステンレスや304ステンレス、 ジャーマンステンレス(GSS)と言われる材質なのだが。 軟鉄は打感が柔らかい上に重量も重め。 ステンレスヘッドは、 いかに軟鉄の打感に近付けられるかが、良いパターの条件とも言える風潮にある。 他のステンレス材質もあるが、ここでは割愛させてもらう。 303ステンレスと304ステンレスの違いは、人間の感覚では判別し辛い程度だが、 304ステンレスの方が弾きが強い。 GSSは、303ステンレスより打感が少し硬めで一層弾きが強いのだが、 こちらも感じるかどうか微妙な違いだ。 ずっとGSSを打ち続けている人に303ステンレスを打ってもらうと、 柔らかいと感じるようだ。 GSSは打感と弾きを両立していて転がりが良いと言われている現在最高峰の材質だ。 回転を考えた場合、順回転が強い程転がるのだが、 順回転で打つには、技術的な面と道具の持つ特性の両面でパターを選ぶ必要がある。 技術的な面は後述するとして、 順回転が掛かりやすいパターは、フェースのミーリングで回転を大きく掛けるモデルと、 ロフト角で順回転を掛けるモデルがある。 フェース面のインサートや削り方、スコアラインが、 上から下に覆い被さるように、 横に削ってあるモデルが一番順回転が掛かりやすく球も伸びる。 ただ、このような順回転フェースは比較的重量が軽いものも多く、 そのようなパターは、 いつものタッチが損なわれないように設計されているモデルが多いので、 重いものを探すのも手。 微細な突起があるヘッドもある。 ベティナルディのヘッドが代表的だが、 インパクトの接触面が球離れの瞬間、突起先端部分で球離れするため、 エネルギーがミーリングの先端に集約されてくる。 丁度、ビリヤードのキューで突っつくのを複数本で売っている感じ。 多少、球の転がりが良くなる訳だが、一番の効果は打感がかなり柔らかくなる事だ。 インパクトでヘッドが加速すれば転がりが良くなる。 アンカーリングが禁止になった。 中尺や長尺でグリップエンドを体の一部に固定したストロークが禁止になった背景には、 一番がストロークの再現性が高くなる事で、 方向性が安定しやすいため、固定している所を支点に、 ヘッド重量をそのままボールにぶつけられるというメリットがある。 中尺や長尺ともなると総重量は550g以上で700gを超えるものもザラ。 重いパターを不安定な状態で打つには重量に負けないストロークと技術がいる。 ヘッドのパワーを伝えるには、重量かあるいはヘッドの走りで打つしかないわけだ。 オートマチックにヘッドスピードを上げるためには、 パターの重量バランスを変える必要がある。 カウンターバランスのグリップは、 グリップエンドに重量を持たせて振り子の原理でヘッドを走らせるという考え方。 少しずつ短く持って、 ヘッドが前に出ると感じたところに自分のグリップポジションを作るのがオススメだ。 パターにもロフトがある。 通常3度ロフトが一般的なのだが、 スロー再生で見ると3度ロフトの場合、インパクトの後、 少しボールが宙に浮いている時間がある。 早い話しがキャリーが出ている訳だ。 ロフト0度〜3度の違いで転がりが違う。 ロフト0度はこのキャリーが無いのと、上にボールが上がらないため順回転の量が多い。 その分転がりも良くなる訳だ。 ただ、芝の長い遅いグリーンやコウライ芝などの芽の強いグリーン、 グリーンエッジなどからのバットでは、 下からの抵抗が強くなるので跳ねてしまったりして、ブレる確率も高くなる。 順回転で転がる技術を身につけよう。 先の順回転を技術で賄うには、ハンドファーストで適正に打つ事。 ハンドファーストが強すぎると、たった3度のロフトが少ないパターだけに、 下からの抵抗が邪魔して返って転がらない事がある。 そのパターに合った適正なインパクトでのロフト角を身につける必要がある。 フォワードプレスなどでハンドファーストでのトップを作るのも有効だし、 重心を左に乗せるのもこの技術を身に付ける手段の一つだ。 大きなフォローを作って球足の長い球を打つ。 後にタッチ編で詳しくコメントしたいと思っているが、 ロングパットの時、一番陥りやすいミスは、大きくヘッドを引いてインパクトする事だ。 ヘッドを大きく引きすぎて、インパクトで緩めるなど以ての外。 トップはコンパクトに。 フォロースルーを大きくする事が、再現性の高い距離感を掴む方法。 距離のパラメーターを身に付けるプラクティスで、 ドップの位置2箇所、フォローの位置3箇所を作る。 トップは右足前までと右足の外までの2箇所で決して大きなトップを作らない。 フォロースルーは左足内側まで、左足の外、そのまま低く長く出すの3箇所で、 どの程度の距離が出るかをラウンド前に練習グリーンなどで確認しておく。 この組み合わせで練習をしておくと、 その日のグリーンコンディションでどの程度転がるかをスタート前に把握できる訳だ。 もちろん登り、下りなどをケースバイケースで勘案してパターン化しておくと良い。
日々張り切っています。 僭越ですが、小生が欲しいクラブを中心に紹介する 中古・地クラブショップとして快打倶楽部を営業中です。 ランキングに参加中です ![]() ![]()
by dwsdws
| 2022-03-23 09:23
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