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極上の「快打」を求めて…ある企画マンの奮闘記

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こだわりの技術と切っても切れない道具の関係。最適な道具で最高のパフォーマンスを!
by 大人の教室マン
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  • やっぱりDGツアーイシューが勝った!アイアンスチールシャフトを比較考察
    [ 2018-06 -26 11:53 ]
  • 中古ショップ売値比較と賢い活用法 徹底的に安くてイイモノ買いたい編
    [ 2018-06 -18 09:48 ]
  • 中古ショップ買取比較と賢い活用法 どうせなら高く売りたい編
    [ 2018-06 -12 11:06 ]

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やっぱりDGツアーイシューが勝った!アイアンスチールシャフトを比較考察

最近、アイアンセットに標準でダイナミックゴールドを装着してるメーカーが少なくなったようだ。
タイトリスト716シリーズにAMTが標準装着されているのを見てからだろうか?
それ以降、ダイナミックゴールドは、定番モデルのカラーリングチェンジと重量帯毎のラインナップとなり、一目で見てわかる金色のシャフトバンドが姿を消した。
過去より、重量公差がバラバラだとか、手元に粘りがある特性、重さなどDG離れが囁かれていたのをトゥルーデンバーも意識してのことだろうか?
バリエーションが増えたとも思えるスチールシャフトについて比較考察してみたい。
あくまでも個人的な見解であることをお断りしておく。

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ブルックス・ケプカが勝った。ツアーイシューは希少なシャフトに?

今年の全米オープンで、ケプカが勝った時のシャフトがDGツアーイシューだった。
昨年の全米オープンを制した時も、今年もミズノJPX900-TOURにツアーイシューのセッティング。
ツアーイシューの性能自体は普通のDGと何ら違わないので、ただのDGと言ってしまえばそれまでだか、重量公差0.5g範囲ということが高価であるにも関わらずアスリートを中心にバカ受けした。
その傾向が我々下々のアマチュアレベルまで、アイアンの重量フローにデリケートになってしまったのかもしれない。
ツアーイシューの登場が火付け役のようなのだが、つい最近の意識されるようになった気もするが、アイアンシャフトのバリエーションが今熱い!

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アスリートにもアベレージゴルファーにも使えるのがツアーイシューだ!
ツアーイシューのシルクプリントは、他のクラブのワンランク上にも見えて所有感をくすぐる。
さらに、DGがデフォルト仕様でメーカー純正が少なくなり、最近ではモーダス120や105の人気が凄いのだが、ツアーイシューについては、カスタム仕様ながらまだまだ需要が多そうで、いかにもアスリート好みのフォルムが堪らない。
重量公差が0.5gのツアーイシューは最近、特注感が非常に高く重量帯でカテゴライズしているシャフトメーカーの象徴的なカスタムメイドの存在であることは確かだ。
ダイナミックゴールドのシャフトラインナップや、日本シャフトのモーダスシリーズにしても重量帯によるアイアンシャフトの登場は我々ゴルファーにとってはありがたい限りである。
それにしても、モーダスが席捲しているのは何故だろう?
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中調子が少なかったDG隆盛の頃
パーシモンやメタルからゴルフを始めている40代後半から50代のゴルファーにとって、DGは唯一無二のシャフトと言っても良いくらいだった。
その頃にあった他のシャフトと言えば、プレシジョンくらいで、カーボンシャフトがドライバーに採用され始めたメタル時代には、アイアンに装着出来るカーボンなど殆ど皆無だった。
唯一、高価なホンマのクラブに標準仕様で存在していた程度。
アイアンはスチール、それもダイナミックゴールドしか知らないというゴルファーが殆どだった。
このDG世代は、今のゴルフ人口を支えているコアな層で、ダイナミックゴールドを長年使い続けていたのだが、ここに来て若い世代を対象にモーダスがシェア拡大している。
アイアンのシャフトチェンジは、最初は良いフィーリングだが、段々言うことを聞かなくなる傾向が強い。
ピンポイントで狙うクラブだけあって、シャフトチェンジは慣れるまでのランディングタイムがどうしても必要になる。
DGの元調子で先端が硬いという、独特の振り心地で定番化した支持層を根底から覆したのが中調子のモーダスだろう。
そんなアイアンシャフトのキックポイントについては、これから詳しく説明していきたい。

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日本シャフトVSダイナミックゴールドの様相
初心者の頃、硬い柔らかい程度でシャフト選択肢の少なさからか、DGが打てなければゴルフは上手くならないというのは常識で、アイアンシャフトの調子云々なんていう会話すらない時のこと。
NSプロ950GHが登場する。
DGがしんどくなって来た人は、S200からRフレックスにスペックダウンするのではなく、DGの重さに耐え切れないゴルファーが950GHのSフレックスというチョイスになってきたのである。
DGより軽く、柔らかな振り心地。
DGとは違った中間の柔らかいしなりを感じたと同時に、キックポイントの違いをはっきりと認識出来たのが、皮肉にも加齢によるスペックダウンの選択肢がDGには少なかったからではないだろうか?
それから時が経ちモーダスが誕生、アイアンシャフトの調子と120gを中心とする重量へのこだわりが加速して来た。
モーダス120はそこそこの重量があり、中間が950GHのように中間が柔らかい。
重量帯でダイナミックゴールドを脅かす存在になり始めてから、DG vs MODUSの一騎打ちが始まったのはつい最近のことのように思える。

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ダイナミックゴールドというシャフト

ダイナミックゴールドS200というシャフトは押しも押されぬアイアンシャフトの名器だ。
今でも、他には無い独特の手元からのしなり、先端剛性の高い抜け感は、使い慣れると中々他のシャフトに乗り換える事を許してくれない。
重量さえ問題なければ、あの調子がそこそこの深いラフでもしっかり抜いてくれる。
X100が使えるゴルファーにどってはS200より飛距離も出せるし、パワフルなショットが打てるシャフトだ。
例えRにしたとしても、スペックが違えどヘッドスピード次第で同じフィーリングで操作出来る数少ないシャフトだろう。
現在では、S200から上の重量帯S300、S400、X100という標記は無くなり、95(Xフレックスなし)、105、120の重量帯でR、S、Xがフレックス展開されるようになった。
重量帯3種類の中に、それぞれ今まで同様の振り心地でラインナップされているので、より選びやすくなった上に、今までよりもしっかり色分けされるようになった。
個体差による誤差がどの程度かは分からないところだが、少なくとも今までよりはハッキリ選べるようになっているはずだ。
このシャフトしか使えないと思っているゴルファーにとっては、振り心地の違うNS950GHを考慮せず、経年によるスペックダウンもしやすくなっていると言って良い。
逆にX100となると、S使いのゴルファーでも手元はしっかりしなりを感じることは出来るのだが、インパクト後に先端が非常に硬く感じるはずで、ターフを抜こうとする瞬間に負けてしまうからどうしてもパワーを必要とする。

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ダイナミックゴールドの他のラインナップは?
・DG AMT
定番のDGに並ぶ人気シャフトがDG AMTで、こちらも、重量帯で色分けされるようになった。
AMTが発売された当初、5番アイアンからロングアイアンにかけて3gずつ軽くなる重量フローが、ユーティリティーとアンバランスになって毛嫌いしていたゴルファーも多かった。
最近、アイアンセッティング5本以下のゴルファーが増えてきていることも加味して、レッドの軽量AMT、標準ブラックAMT、重量級ツアーホワイトAMTのラインナップとなり、アイアン以外のクラブとの繋ぎについてもだいぶ使いやすくなっている。

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もちろん、AMTにもツアーイシューがあり、こちらのシルクプリントもカッコ良い!
おそらく、AMT R300、S200、S300、S400、X100の現行モデルについては、レッド、ブラック、ツアーホワイトにバトンタッチされるのだろう?
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・DG XP他
XPは、アイアンでは珍しい先中調子のシャフト。
右懐を大きく使って思い切り振り抜くドローヒッターにとって、ウッドが先調子で、アイアンが元調子や中調子というのは振り心地に違和感があるはずだ。
そんなゴルファーが求めるキックポイントを実現しているスチールシャフトである。
以外と、デビューは新しく、95、105と115の3種類の重量帯は、それぞれRとSの2フレックスでラインナップされている。
Xが無いのが不思議なくらいなのだが、スチールゆえに手元と中間が硬いので、Xとなると相当のパワーヒッターじゃないと先調子は操作出来ないのかもしれない。
115がカタログ標記で中調子となっているが、DG唯一の中調子だからか、Xフレックスで先中調子は一般的なゴルファーにとっては敷居が高いというのが、その理由にも思えてしまうのである。
GS95という軽量モデルにしても、先中調子でSフレックス以下しかラインナップされていないし、GS90-CPTについても同様だ。

モーダスというシャフト
モーダスの人気は何と言っても中調子ということに他ならない。
ダイナミックゴールド隆盛の頃、実は中調子のアイアンシャフトは殆ど見掛けなかった。
アイアンに中調子が少なかったのが不思議なくらいで、その理由は分からないが、NS950GHが登場してから様相が変ったように思える。
ダイナミックゴールドのトゥルーテンパー社では、キャロウェイに供給しているメンフィス10というシャフトが唯一の中調子だったのだが、このシャフトはSでもSRに感じるほど中間が柔らかい。
言い得て妙なのだが、モーダス120も中間が柔らかく、振り心地がSRと感じるゴルファーが多いモデルだ。
アイアンの中調子シャフトは中間をかなりしならせないと使い辛いのだろうか?
そんな疑問も杞憂に終わるのが、モーダス105と他のラインナップの登場だった。

モーダスのラインナップが評価される訳
それぞれのモーダスシャフトを比較してみよう。
・モーダス ツアー3 120
モーダスシリーズで一番知名度が高いシャフトだが、モーダスシリーズで一番最初にデビューしたシャフトだったと思う。
手元と先端剛性が非常に高く、中間が非常に柔らかいのが特徴で、このしなり感がSでもSRに感じてしまう理由だろう。
ただ、手元と先端の剛性が高いことで中間がしなっても素直にシャフトが下りてくる。
実は、120の飛距離性能は非常に高く、タメを意識して、しっかりしなりを感じてショットするプレイヤーにとっては楽に飛距離が稼げるのがこのシャフトの良いところ。
さらに、ダイナミックゴールドS200から乗り換えるのなら、120Xフレックスで試してみると驚く程違和感が無く、中間の撓り感がDGに程近く感じられるので、DGS200からシャフト変更を考えている方には試す価値アリだ。
それほど、モーダス120はXフレックスの敷居が高く無い。
そして、これに呼応するかのように中間が柔らかいウッドシャフトも飛距離を稼げるモデルとして登場しきりで、ディアマナBFなどは、やはり中間が柔らかいのだが良く飛ぶシャフトで、FWで小振りなヘッドに挿せばカーボンシャフトのUTを必要としないし、アイアンとの繋がりも良い。
私の友人も、ウッドとアイアンの間にUTを挟まず、ヘッドの小さめなエポンAF105にディアマナBFを挿して、UTとFWの兼用で飛距離重視のセッティングをしている長モノの名手がいるが、カーボンシャフトのUTの必要性を感じたことが無いそうだ。
彼の場合も、アイアンは#P~#4の7本体制なのだが、振り心地が同じ、アイアン型4番UTだけコースによって使い分けしている。
4番UTにも、4番アイアンと同じモーダス120Xを挿して飛距離の微調整をするそうだ。
意外と200ヤードという区切りがしっかり必要となるゴルフ場が多いため、キャリーで190~200ヤードキッチリが必要な場合は、アイアン型4番UTに入れ替える。
そうすると、200ヤードが届くか届かないか?大きいから軽く振らなければならないなど心配無用で打てるという工夫だ。
このBFや、激飛びシャフトで人気の高価なシャフトでもあるデザイチューニングも、ご他聞に漏れずもう少し中間をしっかりさせたいなら、モーダス120同様Xフレックスを使えばSX位の感覚で振れてワンランク上の飛距離を稼げるし、セッティング全体も上手く振り心地をフローさせることが出来る。
このような飛びのセッティングがアイアンシャフトのバリエーションによって味付け出来る様になってきた。
シャフトは元より、ヘッドの体積や見た目で既成概念であるウッド、UT、アイアンのセッティングに一石を投じたかの様相でオモシロイ。

・モーダス ツアー3 105
105がデビューしたとき、軽いのにしっかりしていて、Sフレックスでもパリッとした振り心地と、弾きの良さに感激した覚えがる。
いわゆる、アイアン型軽硬シャフトで、スィング通りの弾道が素直に体現できるのは、パワーが無くても軽いから飛距離が出せるコントローラブルなシャフトだ。
中間しっかり目でシャフト全体で弾き飛ばしている感覚は、120とは対極にあるしなり感なのだが、105のRフレックスなどは、Rと言えども結構しっかりしているので、ゼクシオなどのハイロフト飛び系アイアンにバッチリ合うし、軟鉄ヘッドの柔らかい打感もそのまま伝えてくれるから、スィング中にヘッドがどの位置で動いているかがハッキリ認識できる操作性が素晴らしい。
UTの繋ぎも105からなら70g以下でなければ、MCIやMCH、OTI、OTHが非常に重量フローを考えやすいし、振り心地を大きく損なうことは無い。

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また、同じような振り心地にKBSシャフトがあり、甲乙付け難いが重量の割りにKBSの方が持ち重り感が無い。
105とKBSツアー120を比較して振ってみると意識しなければ、若干KBSの方が重いかな?という程度。

・モーダス ツアー3 125
105と同じ振り心地のモーダス125は105の振り感で重量感をバッチリ感じる。
パリッとした重量級の125は105の振り心地を重量級に昇華したラインナップだ。
105も本来はバランスが出辛いシャフトなのだが125も同様で、軟鉄ヘッドだとズシリとしたシャフトとの一体感は105より125の方が感じやすい。
しっかりボディターンとパワーでターフを抜いていくゴルファーにはバッチリ合うシャフトだと思う。
105か125でシャフトを選ぶと少し重量差があり重量の違いを感じるかもしれないので、105→KBS→125で重量帯をチョイスしても良いくらいに思える。
125でアイアンをセッティングした場合も、UTの重量は非常にデリケートに考えなければならないから、当然、100g以上の重量級シャフトでUTを組む方が無難だし常道だ。
軽量級が多いUTのシャフトの中にも、中間のしなりを意識したMCIなどは80g以上のスペックだと重量級アイアンのしなりに近いし、OTIやOTHシャフトなどはMCIやMCHよりしっかり感が高いので125の繋ぎには適しているのではないだろうか?

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・モーダス ツアー3 130
ローリー・マキロイ御用達のパワフルシャフトといえばトゥルーテンパーのプロジェクトXなのだが、このパリッと感と手強い剛性は130も同様で勝るとも劣らない。
ボディーターンで大きくターフと取って行くゴルファーにとって、このハードなシャフトは、切り返しで全体をしならせるパワーが無いと手強い。
このシャフトを振ってみて、切り替えしで棒のように感じるのであれば、プロジェクトXも手強いだろうし、DG-X100でターフを抜いていくことは出来ないシャフトに分類される。
切り返しから硬い中間部をしっかりしならせるパワー、インパクト後の抜けをパワーで押し切りながら作るゴルファーがチョイスするシャフトだ。
使えれば一番飛ぶアイアンシャフトと言っても良いだろう。

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スチールシャフトでオススメはコレ!
度々触れてはいるのだが、KBSシャフトは非常に使いやすいシャフトだと思う。
テーラーメイドの純正アイアンに装着されているシャフトとしても有名だが、重量帯がハッキリ分類されていて、どの重量帯でもしっかり感がある。
このパリッとした振り心地がアイアンの飛距離を伸ばし、手先でスィングするゴルファーにボディターンでスィングするように教えてくれているかのようだ。
同じようにパリッとしていて飛距離が出せるシャフトに島田ゴルフのK'sシャフトがある。
兼ねてより評価の高い島田ゴルフのK'sシャフトは、KBSより先駆的にこの調子を貫いてきたシャフトではないだろうか?
ウェッジでこのシャフトが伝えてくるフェースからの弾き感は、どのシャフトにも無い繊細なタッチが味わえるし、ランニングアプローチを武器にしているゴルファーなら掛け値なしにオススメしたい。
KBSに比べると、シャフト重量相応に感じる重量差、距離が欲しい時に、KBS以上に分厚いインパクトでしっかり振れるのが大きな違いだろう。

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最近、軽量帯のシャフトが色々デビューしている。
トゥルーテンパーの「ALLOY BRUE 空」は打ち出しが高い軽量級シャフトで先中調子。
同社のXP95が中弾道ならアロイブルーは高弾道という棲み分けだ。
日本シャフトのZELOSは超最軽量のシャフト。
メーカーの謳い文句通り、生涯スチールシャフトでプレイし続けたい方向けだ。
まだまだ、重量帯での差別化がブームのようにも感じるアイアンシャフトなのだが、これからはスチールと言えども独特のしなり感や調子でオンリーワンが現れるかもしれない。
選択肢が益々広がることを期待!


快打俱楽部オススメシャフト装着アイアン
【ダイナミックゴールド/ツアーイシュー/AMT/AMTツアーイシュー】
■
Zodia cm2 8本セット DGツアーイシューライダーカップモデル
■ロッディオ マイスターM Design TuningツアーイシューS200
■タイトリスト716 CB6本 DG AMT S200
■バディ プロトタイプマッスル(改造品良品)DG AMT R300 6本

■ゾディアCM2 AMTツアーイシューS200 7本
■ロッディオ2015マイスターM DG AMT ツアーイシューS200 6本
【NSPRO/MODUS3】
■
ドゥーカスDCI 702 NS1150GH TOUR S 6本セット

■藤本技工 FG22(超美品) NSプロ950GH S 7本
■エポンパーソナル2(2014)モーダス120 S 7本
■エポンパーソナルLimited Edition(2016)7本 (限定800セット超美品)
【KBS】
■
エポンパーソナル2(2014) KBS TOUR120S 7本


快打俱楽部ではご希望額で販売出来る委託預かりを実施中です。お問い合わせはこちら

日々張り切っています。
僭越ですが、小生が欲しいクラブを中心に紹介する
中古・地クラブショップとして快打倶楽部を営業中です。

でも最も本業はこっち!企画の三日坊主大歓迎のプランの紹介や
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ぜひ”大人の教室”へもご来訪いただけることをお待ちしています!


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▲ by dwsdws | 2018-06-26 11:53 | ゴルフのこと | Comments(0)

中古ショップ売値比較と賢い活用法 徹底的に安くてイイモノ買いたい編

中古ショップ活用法第2回は、高く売りたい編に続いて、安くイイモノ買いたい編だ。
自称この道20年以上の中古クラブお宅がどうすれば安く良いモノを買えるのか?
ノウハウを駆使したギアゲット法を伝授してくれた。
当ブログ調に編集してあるのだが、あくまで個人的な見解であることをお断りしておく。

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購入ポイントが何でこんなに安いの?ポイントのカラクリ
店でモノを買ったら購入額に応じたポイントがどんどん溜まっていくのが普通だ。
ところが、中古クラブはちょっと事情が違う。
購入は1%しかポイント還元されない店が殆どなので、こちらについてはちょっと疑問視するところ。
消費税を勘案すると実は支払い総額の1%を切っている。
これではまるでTポイントと同じかそれ以下なのでは?
本体価格の1%還元なので微々たるパーセンテージではあるが、購入が高額になると、小数点以下のパーセンテージでも結構響いてくる。
何で、こんなに購入ポイントが少ないのだろうか?
あくまで推測の域を超えないが、店にとって重要なのは品揃えなのだ。
買取が中古ショップの生命線で品揃えがとても重要なのだろう。
その仕組みを手練手管で中古ショップの魅力にしているカラクリの一例を紹介してよう。
買い替えの場合、同じ系列店での買取ポイントが5%、そして購入ポイント1%の計6パーセント(正確には本体価格に対しての比率)の値引きを予め前提としているポイントシステムが実態だと思われる。
簡単に値切られて、ハイさようならでは無く、値切られてあげるからまた来てね!をシステム化しているということ。
このポイントシステムという仕組みは、買取ポイントを還元して同店への購買動機を掻き立てたいというのが基本なのは周知の通りなのだが、中古ショップの売り買い双方が伴う場合のポイントにはこうした裏側がある。
店側は、「不要品を買ってあげたんだからまた来なさい!」というのが本音で、この買取額が高く売りたい編でコメントした、利益率50%以上の高収益構造であり実態なのだ。(詳しくは高く売りたい編を参照)

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新品クラブでも中古ショップで買う!
私は、ニューモデルの新品クラブであっても中古ショップでしか買わない。
もちろん保証書の付いた、まっサラなクラブである。
なぜか?
新品の販売価格には、メーカーとの暗黙の了解事項があり、これ以下では売れないなどの縛りが結構ある。
あるゴルフショップ激戦地域でのことだ。
話題のニューモデルが発売されると、その地域ではニューモデルを実質半額で購入出来るという触れ込みが広がり、近県からも続々新品を目当てに、引きも耐えない程お客さんが殺到したという現象が起きたそうだ。
そのカラクリたるや非常に巧妙。
ニューモデルの型落ちクラブを持ち込めば、買取り価格の上乗せ分を合わせて新品が実質半額で購入出来るというものだった。
旧モデルの買取価格は泣こうがわめこうが、新品価格の30パーセント以上ということは殆ど無い。
その販売店では新品を半額で販売すると利益は殆どゼロなのだが、型落ちは中古品販売でしっかり利益が取れる。
それも、型落ちは状態の良いもので新品価格の半額程度が売値相場。
中古品は多少利益を乗せても、売価の15パーセント程度は最低でも利益確保出来る。
その中古品の利益は新品の利益の5パーセントを上回るそうだ。
現在、新品クラブをそこそこ値引きして販売しても、小売店にしてみれば5パーセントの粗利を確保するのがやっとだし、5パーセントの利益を取っても販売価格的に目に留まるほどの安さは感じない。
ならば、いっそのこと中古クラブで利益分をカバーしてしまえということだったらしい。
実は、その先にもっとオモシロイ話がある。
中古で売ったお客さんが、売ったのと同じモデルをその店でまた買って、近くの中古ショップに売りに行くという現象が起きたのだ。
その店の販売額が他店の買取り価格を上回るという逆転現象が起きてしまい、その激戦地区では、ゼクシオが発売されたと同時にどの店にも旧モデルのゼクシオが並ぶという珍現象が起きたという。
さすがに、今では他店も警戒してそんなことは起きてないそうだが、私が中古ショップで新品を買う理由がだいたいお分かり頂けたと思う。
下取りに出して上乗せ交渉をしっかり出来るのであれば、どこよりも安く新品を購入出来るということなのだ。

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フランチャイズと直営店を賢く使い分ける!
あるフランチャイズ店の店長曰く、「新商品の値引き裁量はフランチャイズ店の方が上。」
ニューモデルはメーカーによっても値引き率が違うが、大手中古ショップは本部命令により、値引き率20%しか認められていない直営店よりも、フランチャイズの方が25%まで認められていたりなど、フランチャイズは直営店に比べて縛りが緩いケースが多い。
さらに、中古品についても総じてフランチャイズの方が安いと感じるし、交渉しがいのある値引き幅を提示してくれることも多いと感じる。
反対に買取については、直営店よりフランチャイズの方が安いケースもあるので、この使い分けは気に留めておくことをオススメしたい。
新品に限らず中古クラブでも、あまり売値が安すぎるとフランチャイズでも本部指導が入ったりすることもあるようだが、フランチャイズの方が総体的に裁量権が広いのはハッキリ分かる。
店に訪れた際には、直営かフランチャイズかは予め聞いてみることをオススメする。

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安心して買える商品クォリティーか?
代表的な中古ショップで比較してみた!

通販などで、「こんなに傷が多いとは思わなかった・・・」などの商品クォリティーは非常に重要だ。
特に、ハッキリ分かるドライバーなどのウッド系は目に見えるクラウンの傷が商品のクォリティー上生命線。
代表的な大手中古ショップで比較してみると、全体的にキレイなのにクラウンに小さい傷があるだけでシビアな査定をしているのがゴルフdo(D社)。
査定ランクは、微々たるクラウンの傷だけでDランクになってしまう。
小さなクラウンの傷でも全体的に寛容な査定をするのがゴルフパートナー(P社)で、Cランクにもクラウンに傷があるので売り買いで一長一短はあるのだが買う時は要注意だ。
これは、インターネットなどで購入する際は特に重要。
また中古品を購入する際、査定ランクによって当然値段が違う。
同じ傷でCランクとDランクでは天と地ほどの価格差があるのだ。
アイアンでも石打傷というヘコミ傷がある。
小さなものでもシビアなD社に対してP社の査定は寛容。
傷の具合なら目で見て分かるのだが、もっと気を付けなくてはならないのがライ角やロフト調整である。
ライ角やロフト調整など、ネック周りの調整を施しているものは、ベース査定がが3割ほど安くなるのが通例なのだが、調整痕があるものは分かっても、ネック調整をするクラフトマンの腕次第では調整痕を残さず曲げてしまう達人クラフトマンもいる。
たかだか0.5度なんていう調整をされた日には目視ではまず確認不可能。
知らぬが仏でそのまま気付かずに使って違和感が無ければ良いのだが、アレ?ちょっとオカシイぞ!となった時は既に遅しということにもなりかねない。
買取時にしっかりライ角を計測したりする店は皆無に等しい。
結構、ネック調整をしたクラブを店頭で普通の値段で販売しているところも散見するので要注意だ。
気付いた時にはまず、ライ角やロフト計測を依頼するべきだが、メーカーによっても誤差があったりするのも否めない。
その上で、ネック周りをイジッてあったら100%買戻しの言質を取っておくことは、お互いにとっても良好な売買になると思う。
そんな理由もありインターネット購入でも、私は知っている系列店に送ってもらって購入するようにしている。
当然言質を取っているので安心出来るからだ。
そして、ドライバーやウッドについてはシャフトを長くインチアップしていたりすると、グリップを剥がさない限り店の方もわからない。
売る前に剥がせば当然グリップ代が掛かるので商品価格に転嫁される。
こちらも、分からずに使っている分には良いのだが、購入してある程度使ったら、実はインチアップしていたなんてことはままあること。
このケースも時既に遅しなのである。
私の場合は、どんなにキレイなグリップが挿してあっても必ず剥がして挿し直すようにしている。
過去にもインチアップしてあったことが、数えるほどだがあるにはあった。
もちろん、インチアップしてあればシャフト本来の性能は発揮出来ないので100%の買戻しで対応してもらっている。
反対に、チップカットはもっと分かり辛い。
メーカーがデフォルトでチップカットしているモデルも多くある。
外ブラの一部のウッドなどは殆どチップカットしてあるようだ。
全てが一律同寸法でカットしているものは珍しいくらいで、数本単位でバッサリ切るから全体的に当然誤差もある。
ツアーADなどのように、シャフト先端にロゴマークでもあれば比べれられるからある程度分かるのだが、何も印が無いシャフトは殆ど分からない。
カスタムでチップカットしてあるものでも、チップ側から何か目印になる刻印でもあればどの程度カットしているか分かるのだが、チップサイドに何も記載の無いシャフトとなると振ってみないとチップカットしているかどうか良く分からないのである。
特にプロジェクトXやK'sシャフトなどノーステップのアイアンシャフトは要注意だ。

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激戦区で買うと安い?
日本全国にはゴルフ場銀座ならぬゴルフ屋銀座が結構ある。
ほんの数百メートルにゴルフショップが軒を連ねる上野アメ横。
東京の新青梅街道沿い花小金井界隈。
名古屋長久手界隈などが有名だが、当然激戦地区で買う方が断然安いのは言わずもがな。
ところが、レアクラブとなると話は別。
他の店に無いレアなモデルは反対に高い場合もあるし目立つから、店にしてみると客寄せパンダになっていて、他店との差別化をしているものもあるほどだ。
目で楽しむのもゴルフショップでの愉しみのひとつ。
我々は、いずれ安くなる日を狙って虎視眈々とその日を待つのである。
また、中古品は買取時の金額によって値引き幅が全然違う。
人気モデルの中古で状態が悪くても値引き幅が殆ど無かったり、最上級の状態でも意外と値引きしてくれたりマチマチだ。
顔見知りになったら、迷わず「いくらになる?」と聞いてみよう。
そして、同モデルをインターネットでいくらぐらいで売られているかを調べて買うのは今や常識だ。

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いつ買うか?今でしょ!は危険!!
中古ショップでは買取ってから3ヶ月というのが一つの目安となっている。
3ヶ月間売れないと、価格の見直しや値引き幅の裁量が緩くなる。
ニューモデルなどは、発売時は非常に強気の価格設定なのだが、3ヶ月も経つとかなり値引きに寛容になるものが多い。
人気が凄くて品薄になっていない限り、大幅な値引き相談に乗ってくれるケースがあるので、いつ発売されたかを知っておくのはかなり安く買う時に良い情報となる。

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値札では判断できない。あなたは高く買っているかも知れない!
中古ショップを色々見て回ると4つのタイプに分類出来る。
店長の性格にもよるのだが、中古ショップは以下の4タイプに分類される。
①高値設定値引ジビア
 練習場に併設された直営店舗やフランチャイズではない直営店に多い。
相場から約1割は高く価格設定されている気がする。
このような店舗で買取してもらうのは自分のクラブを売る際のメリットだ。
②高値設定値引寛容
 ①の中でも店長の裁量を発揮している店舗だ。
見た目は高値で設定されているクラブでも買取価格が安い商品は店長の裁量で大幅な値引きをしてくれる。
反面買取りはシビア。
一度査定してもらうのが安心だ。
③売値相場以下値引ジビア
 直営店舗で安値で設定しているため値引き幅が少ない。
また、フランチャイズ店舗で買取と販売価格のバッファが少ないので、値引きにはどうしてもシビアにならざるを得ない。
このような全体的に安いと思う店での下取りは要注意だ。
④相場以下値引寛容
 なかなかこんな店ないのだが、あることはある!
買取が安く値引きにも店長裁量で安くしてくれる店は、フランチャイズ店に多いのだが、直営店舗の中にも中古クラブ以外に練習場を一緒に運営していたりする店などがそれだ。
特にお得意さん価格というものがあったりするので、店に聞くより知り合いでこのような店でよく買う人が居たら迷わず聞いてみるか代わりに買ってもらおう。
このタイプのお店では、それだけ安く買い叩かれる訳だから売るのはちょっと敬遠した方が良い。
以上の4タイプ。

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中古ショップには今まで見たことも無い伝説のクラブがあったり、色々なゴルファーが手を入れて調整したオンリーワンクラブが沢山あったりする。
メーカーカスタムなんて比じゃないくらい、同じモデルでも一本一本が違っていたりするので興味深々だ。
貴方にとって最良のクラブに出会えるチャンスがどの店にもある。
「中古なんか危なくて使えないヨ!」という方もいるが、あながちそうとも言い切れない。
ヘッドの傷や落ちない汚れ、シャフトの傷や錆など、その場で目に見えて不良と思われるモノは瞬時に判断出来るが、調整品については万全の構えで購入することを実践出来れば色んなクラブに出会えること請け合いだ!
ましてや、調製品かどうか分からずに使っていても、結果的に違和感無く使えているのであれば、気持ち悪いと思わない限り、それはそれで自分に最適なクラブに出会えたと思うくらい楽観的でも良いと思う。
まだまだ紹介しきれてないことも沢山あるのだが、「そんなの当然だろ!」と言われない程度、「そこまで言っちゃっていいの?」と思われない範囲に留めておく。

快打俱楽部では希望額で販売出来る委託販売を実施中です。お問い合わせはこちら

日々張り切っています。
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▲ by dwsdws | 2018-06-18 09:48 | ゴルフのこと | Comments(0)

中古ショップ買取比較と賢い活用法 どうせなら高く売りたい編

「クラブお売り下さい!高額買取!」よく見かけるポップ。
さらには「他社徹底対抗」など、時には「高く買う???ウソつくな!」、「こんなもんかな?」など中古ショップの買取りと販売金額を巡っては悲喜交々。
こちらにしてみれば1円でも高く売りたいし安く買いたい。
そんな貴兄に中古ショップの上手な利用方法をショップの内部事情も含めて考察してみたい。
中古ショップの老舗「フェスティバルゴルフ」や「ゴルフキッズ」誕生の頃から、かれこれ20年以上中古クラブを物色しているY氏にコメントしてもらった。
ご他聞に漏れず今回も当ブログ調に編集してある。
微力ながら、一円でも高く売却、安く購入のお手伝いになれば幸いだ。

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消費税にご注意!価格表示に消費税別途となっている店は一考が必要。
以外と知られていない消費税。
ポイントについてはちょっと首をかしげることも・・・。
それと言うのも、買取伝票を見ると、買取額に対して獲得できるポイントは本体価格に対してのポイントとなっている。
法人として買取に消費税を支払うのは当然なのだが、ポイント5%還元と言っても結局還元されるポイントは5%を切って4%台となってしまう。
セコイ話だが、5%ポイント還元という謳い文句は商取引上虚偽と言えなくもない。
※購入ポイントについては安く買いたい編で!
買ったけど合わないから売っちゃえ!同じ店がオススメ。
中古ショップはポイントカードをどう活用しているか?これを知ると売り買いをどのようにしたら良いかが見えてくる。
ある大手中古ショップから聞いた話だと、店のPOSレジは購入品目と売却履歴は閲覧出来るが、同系列の他店でいくらで購入したかまでは把握出来ないそうだ。
自店の販売金額については把握できるので、いくらでお客さんが購入したかによって有利な条件で買取ってくれるケースが多い。
それと言うのも、自店で扱っていた商品の買戻しは、店側も儲かってお客さんも得するWINWINの関係になる。
例えば単純計算だが、5000円で仕入れたクラブを10000円で販売したとする。
店の利益は5000円。
本来、買戻しをしたら5000円での買取りなのだが、店側は7000円で買い戻すと1つのクラブで2度利益を得ることが出来る。
販売価格は傷や状態が悪くなっていない限り同じ10000円。
1本のクラブから本来なら5000円の利益だったのが8000円の利益を得ることが出来るという理屈だ。
この買戻しクラブは値引き幅が少なくなるだけで、お店にとっては一粒で二度美味しいという商品に化けることになるのである。

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フランチャイズと直営店を賢く使い分ける!
大手中古ショップはフランチャイズという直営以外の店舗も沢山あるのはご存知だと思う。
このフランチャイズ店については系列によって仕組みも違えば、同じ系列店でも利用方法を使い分けると有利に売り買いが出来るのをご存知だろうか。
例えば、ポイントについては、ゴルフパートナー(P)とゴルフDo(D)では、明らかに違いがある。Pはフランチャイズ店であってもポイント還元されるが、Dはフランチャイズ店ではポイント還元もなければ利用も出来ない。
これは、販売するために導入しているコンピュータシステムの関係らしいのだが、Dについては直営店のみで利用出来るポイントは店舗側の負担となっていると聞いた。
そのためか、ポイントをフランチャイズでは利用出来ない仕組みになっているのではないか?と思われる。

シビアな査定は、下取り不利!購入有利の原則を忘れずに!
元々査定システムが中古ゴルフショップを上場企業に成長させた原動力なのだが、この査定システムで買取のベース金額となる価格が安ければ、査定はシビアというよりは根本がダメダメでシビアな査定とは言い難い。
ここで言うシビアとは、傷などの状態によるランク査定が辛い店のことで、シビアな査定であればあるほど、通販などで買っても安心感が高い。
D社はそういった意味で非常にシビアで、購入時の安心感は非常に高い。
モノによっても違うのだがベース査定もまずまず。
概ね、P社より若干高めのベース査定が多いように思える。
P社に至っては、ポイントがどの店でも使えるメリットはあるのだが、シビアな査定とは言えないところが散見される。
ただ、反対に店舗の裁量権がD社よりもありそうな感じで、基本D社は一本または1セット10万円以上の買取は殆ど対応してもらえないケースが多い。
P社は10万円以上の本部承認を取ればOKなのだが、本部査定となるとベース査定が非常に低いように思える。

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良く知っているスタッフを味方にしよう!
先にも触れたように、中古ショップを上場企業に押し上げたのが査定システムである。
このシステムに登録されているクラブは知識の無いスタッフでも誰でも査定が出来る。
ところがレアなクラブの場合はどうだろうか?
基番と言われる登録情報が載っていないモデルが結構存在している。
世界的にレアなモデルだったり、地クラブなんかにも基盤が無いクラブが結構あったりする。
そんなクラブは知識の無いスタッフにしてみると他との区別も付かないし、査定額もその他クラブのワン・オブ・ゼムとなってしまう。
クラブの事をよく知っているスタッフに査定してもらうのと、「この人よく知っているな!」と思ったら名指しで査定してもらうのも手だ。
ただ、相手が上手過ぎると返って墓穴を掘ってしまうこともあるので程々に!

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在庫の課税が大変!
税金にあまり詳しくないのでサラっと触れる程度にするが、在庫は決算時に資産として課税される。
決算セールなどが度々催されているのはこのため。
ご他聞に漏れず中古ショップもこの決算時は在庫を出来るだけ処分したい。
小規模店舗で大体2000本、中規模店舗で3000本の中古クラブを在庫として抱えている。
しかも、これが売価で資産課税されてしまうのだから納税の現金立替だけでも大変なはず。
資産課税は5年償却となっているとはいえ、売れ残るクラブは必ずある。
というより、売れ残らないよう販売価格を下げられるようにする為に、仕入れを安く買い叩いて利幅にバッファが無いと成り立たない仕組みになっているのだ。
これが、新品でも3割程度でしか買取らない中古ショップの実態なのだ。

「三ヶ月以内に売り切れ!」、「在庫を残すな!」本部命令である。

さらに、ある大手中古ショップでは、3ヶ月間販売目標を下回ると降格人事が待っていたり、1年間売れない在庫があるとその仕入れ分を売り上げから差し引き、店長の成績となってしまうため、安く買い、高く売るという傾向がどんどん加速しているように思えてしまう。
ある友人が、タイトリストの世界限定モデルのアイアンで激レアクラブの新品未使用品の査定をお願いしたところ、査定額が3万円だったという。
20万円程で購入したモデルで殆ど市場でも見掛けない程のレアモノなだけにかなり期待して持ち込んだそう。
ある中古ショップで同時期にCランクで16万円の商品だ。
3万円で仕入れて、当然同程度の価格で販売することになるのだろう。
ゴルフクラブは相場と言いながら、ネット販売を意識しないと成り立たないご時勢に、オークション価格をを参考に売値を決め、かなりの利幅で買い叩くというのがまかり通っているのである。

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データベースが上場のキーファクター

中古ショップは上場企業が多い。
その理由は、無尽蔵に存在する中古クラブの査定システムとそのデータベースがビジネスモデルとなったからだ。
そう、IPOビジネスなのである。
現在では、このビジネスモデルは通用しなくなってきている。
それと言うのも、インターネット上にはこのデータベースを上回るゴルフクラブが検索出来る上に、オークション全盛の現在では、中古ショップですらオークション価格に右習えにならざるを得ないのである。
彼らは、オークションの落札価格から大体1割から2割程度高く販売価格を設定している。
従って、オークション落札価格の50%程度で買取るというのが今の流れとなっているのである。

プレミアムクラブを二束三文にした中古ショップの功罪
プレミアムパターは誰もが欲しがる垂涎の的。
キャメロンのサークルTをはじめ、高額なパターは喉から涎が出るほど使ってみたいが、高すぎて中々購入出来ない。
このプレミアムクラブの中にコレクターズアイテムと言われる名器がある。
その代表がピン・アンサー・スコッツデール(オールドアンサー)である。
これを中古ショップに持って行くと買取額は1万円以下。
販売価格は10万円以上となる。
数年前にUSPGAで優勝したパターとは言え、実用品ではなくなっている名器だ。
世界的にもまだまだ高価で一生に一度お目に掛かれるかどうかというパターがである。
10年近く前はまだ、中古ショップで見かけることもあったのだが、現在見掛けることはついぞ無くなった。
価値を価値として認めない姿勢に苦言を呈したいし、ゴルフの一時代を支えて来た名器に愛敬の念を込めて敢えて言いたい。
この功罪は如何なものだろうか?

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売れないクラブは何処へやら?
売れないクラブはどこに行ってしまうのだろうか?
あるショップの店長から聞いた話によると、海外で販売しているモノが結構あるということだそうだ。
在庫をとにかく処分したいので、海外からの業者や系列の海外店舗で販売しているモノも結構あるという。
海外で代理店契約する際は、1000万円以上という大手中古シップもある。
海外ではメイド・イン・ジャパンがまだまだ通用するし、メジャーメーカーのクラブは日本のカスタムシャフト装着モデルが非常に少なく、同じモデルでもシャフトバリエーションが非常に少ないからシャフトバリエーション豊富な日本のクラブは皆欲しがるそうだ。
ある中古ショップでは外国人が訪れてシャフトを根こそぎ大人買いして行ったそうだ。
カスタム対応が出来る国ならこのようなケースもあるのだが、東南アジアのゴルフが盛んな多くの国でも、ゴルフ工房というショップが殆ど無く、クラフトマンすら居ない。
メイドインジャパンのカスタムクラブは貴重で、少々古いモデルでも海外に持って行きさえすれば売れるそうだ。
最近、キャメロンの10年以上前のモデルがめっきり減った。
海外の業者が大人買いで買い漁って行ったためである。
これに目を付けた中古ショップは売れ残りをどんどん海外に売っているそうだ。

100パーセント売れると豪語していた中古ショップの経営者と話したことがある。
安くすれば…という条件付きだ。
実はこの言葉の裏は、安くするためのバッファが無ければ成り立たない。
バッファは大きければ大きいほど高利益と有利な価格設定が出来る。
これが、買取価格が安い理由の一つとして挙げられる。

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3ヶ月を目安に売る!買う!

売るなら3ヶ月以内に売るのが鉄則。
現行品でもマークダウンという制度があり、メーカーからの卸価格が下がる時期に中古も値段が下がる。
この目安が大体3ヶ月なのだ。
どうも合わないとなったら3ヶ月以内に売ってしまわないと、マークダウンが始まるとどんどん買取価格も下がってくるので結局は箪笥の肥やしになってしまうのである。
反対に、この3ヶ月を目処にニューモデルを購入、合わなければ即売却というのが一番賢い買い方だ。
丁度値段も下がり買取額も程々、さらに品数も多いのでよりどりみどりなのがこの時期だ。

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値札では判断できない。あなたは安く売ってるかも知れない!
中古ショップを色々みて回ると4つのタイプに分類出来る。
店長の性格にもよるのだが、中古ショップは以下の4タイプに分類される。
①高値設定値引ジビア
 練習場に併設された直営店舗やフランチャイズではない直営店に多い。相場から約1割は高く価格設定されている気がする。
このような店舗で買取してもらうのは売る際のメリットだ。
②高値設定値引寛容
 ①の中でも店長の裁量を発揮している店舗だ。見た目は高値で設定されているクラブでも買取価格が安い商品は店長の裁量で大幅な値引きをしてくれる。反面買取りはシビア。
一度査定してもらうのが安心だ。
③相場以下値引ジビア
 直営店舗で安値で設定しているため値引き幅が少ない。
また、フランチャイズ店舗で買取と販売価格のバッファが少ないので値引きにはどうしてもシビアにならざるを得ない。
このような全体的に安いと思う店での下取りは要注意だ。
④相場以下値引寛容
 買取が安く値引きにも店長裁量で安くしてくれる店なのだがフランチャイズ店が多い。
それだけ安く買い叩かれる訳だから売るのはちょっと敬遠した方が良い。
以上の4タイプ。

快打俱楽部では少しでも高く売りたい方のために委託販売を実施中。お問い合わせはこちら

日々張り切っています。
僭越ですが、小生が欲しいクラブを中心に紹介する
中古・地クラブショップとして快打倶楽部を営業中です。

でも最も本業はこっち!企画の三日坊主大歓迎のプランの紹介や
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▲ by dwsdws | 2018-06-12 11:06 | ゴルフのこと | Comments(0)
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