ピンの快進撃が止まらない。
今回紹介したいのは、日頃UTを使っていた距離が、あるクラブを使ったら高弾道でピタッと止まり、キャリーで攻めることが出来たから。
その立役者がピンG400だった。
この開眼ショットに行き着くまで、UTを取っ変え引っ変え。
挙句の果てにはUTを使うと引っ掛けやチーピンやらでどうにもならなくなってしまっていた。
それまで、ピンは打感は硬いし、ヘッドスピードが無いと飛ばないしで使う気にもならなかったのだが、G400のシャローヘッドでバンバン高弾道を打つ、‘命を的に賭けたゴル友S氏‘の弾道を見て、一度使ってみる気になったという訳だ。
今ではUTを全て外し、7Wと9Wでかなり精度の高いショットを打てるようになっている。
そんな経験からピンのハイロフトFWを考察してみたい。
徐々にではあるが、UTからハイロフトFWに乗り換えている私のゴル友も現れているのを見ると、どうやらかなり良さそうだ。
例の如く、あくまで個人的な見解であることはいつもの通りお約束で!
精度の高いショットメーカーでもUT選びはシャフトで!UTで一番怖いのは巻き球。
その巻き球の原因は、UTの捕まりの良さにある。
重心距離が短いためUTは捕まりやすいのだが、反面捕まり過ぎると巻き球やチーピンで大怪我をしやすい。
この捕まりの良さがやさしさに直結しているため、UTは誰でも優しく打てるというメリットにもなっているのだが・・・。
私や私のゴル友はUTを選ぶ際はシャフトから選ぶ御仁が多い。
それというのも、弾道に大きく作用するのはヘッドよりもむしろシャフトという考えから。
ドライバー選びの際、シャフトを間違えると弾道が散らかったりして往生するが、UTは更にデリケートになる必要がある。
安定した自分の持ち球をUTで打とうと思ったら、ドライバー以上にシャフト選びは気を配らなければならないだろう。
UTはシャフトの調子も然ることながら、フレックスは硬さや剛性分布に注意して選らばないと、他のクラブと同じスィングでは、いつも通りのショットが打てないことが多々ある。

ましてUTの場合、標準をD2とするとD0もしくはC9のモデルが多いので、基本的に軽いものが多く存在している。
軽いため、叩きに行くと巻き球の餌食になってしまうという悪循環があって、私もシャフトを取っ変え引っ変えした上にこの無限ループにハマッてしまった。
結局リシャフトしたり調整をしてもキリが無く、あの巻き球のトラウマはやがてコンプレックスになり、挙句の果てにはUTイップスに近い症状まで重症になったのである。
シャフトを調整することで多少は曲がり具合も落ち着いてくるのは分かっていても、もうどうにもならないところまで追い込まれた時、アイアン型UTも試してみた。
巻き球の恐怖にだいぶ安心感はあったのだが、結局はアイアンとは違う打ち方を余儀なくされ、どうもしっくり来ないのである。
そして3Iからのアイアン8本体制にしたのだが、安心感が無くどうもしっくり来ない。
一度、UTを使って甘やかされたショットに首までどっぷり浸かってしまったせいで、ロングアイアンを使いこなすことが技術以上に精神面でギブアップしていた自分がいたのである。
結果、現在のハイロフトFWを使うことになったと言うわけだ。
UTよりもハイロフトFWの方が確実?7Wや9Wは、年寄りが使うクラブだとばかりに見向きもしなかったのだが、ピンG400 3Wに挿さっていたツアー173 65Sを打った時に自分が求めるUTのシャフトではないか?と思い始めたのが、そもそものキッカケ。
さっそく、22度のG400UTを入手したのだが、ツアー85SはC9しかなく少し軽い気がした。
どうも、トップ気味に当たったりで鉛調整もしてみたのだが、ヘッドが少し重くなりしなり感が少し出てしまうので、巻き球の恐怖から開放されないのである。
シャフトはしっかりしていても、そもそもUTのヘッド形状にアレルギー反応が既にあったのだろう。
普段人には「体をしっかり回して振らないとダメだ!」とか偉そうな事を言っているのに、UTを構えた瞬間手打ちになっているようで全快の見込みが無い。
迷走して散財した挙句に、たまたま9Wの24.5度を試しに打ってみることに。
ALTA JCB装着モデルで一発目は真っ直ぐ出て左に曲がった。
シャフトが柔らかいのである。
さらに、FWだって重心距離は長くないから巻くとばかり思っていた。
だが、ツアー173 65S 7Wを試してみたところ、しなりどころで張りがあり、しっかりオンプレーンに乗ってきてくれる。
素直なしなり感が、アドレス時のボールポジションを教えてくれる気がしたのだった。
前後左右絶体絶命!縦10ヤード横30ヤードのグリーン。200ヤード超難関ショートで!このショートホールでのこと。
このホールでワンオンするのは非常に難しく、前後左右に外すと打ち直しのショートホールである。
練習場では、ボールポジションを真ん中やや左寄りでアドレスしていたのを、たまたま真ん中にボールを置いてしまい、そのまま打ってしまった。
だが、この時ボールポジション次第で体の真正面でヒットしやすいのを知った。
距離が欲しいため、結構叩いた9Wでのショットは、かなりの高弾道でピンに向かって真っ直ぐ飛んでいる。
後は距離だけ足りていればベタピンは間違いないショットである。
結果着弾してから50センチも転がらず、ベタピンバーディーである。
打ち方開眼!
ボールポジションさえ間違えなければこのようなショットが200ヤードでも楽に打てることを知る。
今までは滅多に出なかったショットが、自分の得意ショットになる瞬間だった。
180~210ヤードはお任せ!7Wと9Wを使い始めてからというもの、グリーンオンするショットが極めて多くなっている。
それと言うのも、着弾してから50センチから多くても1メートル程度しか転がらないから。
高弾道でビタッと止まるショットが今の私の得意技。
UTの時では出せなかった高さと、素直にボールだけ真ん中に置いて叩いてしまえば、高確率で真っ直ぐ高く飛んで行く。
残り200ヤード残すことに何の躊躇も無い。
結果、マネージメントも楽になり、パーオン率も飛躍的に向上した。
私のホームコースは、ショートホールの殆どが200ヤードもしくはそれ以上である。
殆どグリーンを外さずキャッチしているだけに、コレはホンモノだと確信している。
ライによってアドレス時のボールポジションさえ間違えなければ良いのだから、スィングに入る前のポジション取りだけに神経を集中していると言ったところだ。
ツアー173というシャフトピンの純正シャフトには標準のALTA JCBとTOUR173というラインナップがある。
他にもディスタンザなどもある。
真偽の程は定かでは無いが、ALTA JCBはアルディラが、TOUR173はマミヤOPがOEM供給していると聞く。
ピンG400から初めてOEM受注したマミヤOPは、このシャフト開発にかなり力を入れたと聞かされただけに、評判なのも頷ける訳だ。
純正シャフトでリシャフトの必要が無いメーカーは少ない。
個人的にはピンとホンマぐらいではないかとも思っている。
TOUR173シリーズは中調子だが、中間がしっかりしていて、しっかり弾きを感じるシャフトだ。
純正シャフトなだけに別売りシャフトを調達して他のヘッドにリシャフトすることが殆ど出来ないのが痛いところ。
今では、このTOUR173のXフレックスは幻とまで言われている程稀少になっているそうだ。
重量帯は65と75があるのだが、他のシャフトほど重量帯での持ち重り感に差を感じることもない。
65はスィングプレーン上にボールがあれば、しっかり弾き返してくれるようなシャフト。
オンプレーンにボールさえあれば、スィープなスィングで弾き感満載の高初速ボールが飛んで行く。
75はどちらかと言えばボールを潰しにかかって、叩いて振り抜いていく行くシャフトだろう。
叩き系のスィングの方には、重いとか軽いでチョイスするよりスィングタイプでシャフトを選ぶ方が間違い無いと思われる。
余談だが、命を的に掛けたゴルファーS氏には愛用していた3Wがあった。
他のクラブは変えても3Wだけは浮気しないと言い張っていたのだが、G400 3W TOUR65Sを打った瞬間購入した。
シャフトだけ抜き、愛用のヘッドにリシャフトした。
他のゴル友からは、「結局浮気したじゃないか!」と言われたが本人は「浮気じゃない!」と言っている。
ただ、5Wと7Wはピンに変っていたのだが・・・(笑)
快打俱楽部オススメのFW
■
ピンG400 3W 14.5度 プラチナスピーダー6S■
ピン410 3W 14.5度 ツアー75 S■
ピンG410ブラス 3W 15度 ツアー65S■
ピンG410 3w/5w TENSEI ckプロ オレンジ70S 2本セット■
ピンG410 7W 20.5度 TENSEI ck プロ オレンジ70S■
ピンG410 5W 17.5度 TENSEI ck プロ オレンジ70S■
ピンG410 3W 14.5度 TENSEI ck プロ オレンジ70S■■
テーラーメイドM6 3W15度 5W18度 2本セット ディアマナ DF60S■
テーラーメイドM6 3W15度 ディアマナ DF60S■
テーラーメイドM6 5W18度 ディアマナ DF60S■
テーラーメイドM4 3W15度 ジオテックRF6S■キャロウェイ エピックフラッシュ3W 15度 ディアマナ DF 70S
■ジェイビームGFW 5W 18度 デザインチューニング ゼロFW 55S
■エポンAF 205 3W 15度 バシレウス β 65FW
■エポンAF203 3W 15度 trpx エアー レッドホットFW タイプS 3★
■フライハイト THE G Ti FW5 18度 ツアーAD 7S
■Aグラインド BX-F 3W 15度 ツアーAD F65S
■バディ エピソードF 3W HL フブキ AX65S
■マッドネス 201X ツアーAD SF7S 7W
■AグラインドDST 3W 15度 ディアマナW 70S
■ムジーク オンザスクリュー DF 15度 THE アッタス7S

最近、ショートゲームの出来次第でスコアメイクが大きく左右されるラウンドが多くあった。
元々パーオン率の高くない諸氏には、特にオススメしたいクラブ選びがウェッジのチョイスである。
ある試合での事、ドライバーの調子が思わしくなく、セカンドが狙えないホールが殆どだった。
フェアウェイキープはたったの1ホール、あとはかなりのホールで2オン不可能なラウンドを余儀無くされたのだが、アプローチの調子が凄ぶる良く、何とか70台をキープ出来たのだった。
そのおかげで、特筆すべきは24パットだった事。
ほとんどの寄せがワンピン以内で、ストレスフリーのワンパットが殆どだった事に起因している。
また、私のホームコースは距離があり、セカンドを5番以下で打てるのは1ホールしかない。
そんなパーオンが難しいコースでもアプローチでパーを拾い、ロングでスコアを詰めるというマネージメントは、ショートゲーム主体にコース攻略を組み立てることが出来るわけだ。
そんなスコアメイクの鍵を握る立役者であるウェッジを考察してみたい。
使用者のコメントを元にしたクラブ選びを交えて、いつもながらの個人的なインプレでもあるのでご容赦願いたい。
ウェッジのポテンシャリティであるスピンをどう考えるか?よく、スピン性能が高いウェッジを選ぶと言われるのだが、ヘッド材質やフェースミーリング次第でそのスピンの性格は大きく違う。
その性能の違いを比較した場合、自分にとって最適なスピン性能はとはどうあるべきか?
新品のウェッジと使い込まれたウェッジで、どんどんスピン性能が劣化していくことは当たり前のことなのだが、特にフェースミーリングがそのウェッジのスピン性能を担っている場合は、計算と違うスピンが掛かるケースも多いし、当然ながらその磨耗度合いも早い。
ミーリングが細かいモデルほど土色になりやすいので、フェースの汚れ具合が劣化の判断基準ではないかと思われる。

さらには、材質が柔らかければその磨耗速度も速くなる。
ミーリングによるスピン性能は、打った際の擦れた感触がどの程度かによって、スピンの掛かり具合が違ってくるため、打感でも道具の状態を把握しやすい。
片や、材質によるスピン性能はスコアラインの磨耗度合いが一番の鍵を握っている。
クリーンにヒットしたとしても、少なからず砂を噛んでヒットしているのだから、スコアラインがへこみや傷などで劣化してくるのは当然のこと。

よく、フェース面がツルツルのウェッジはスピンが効かないと言われるのだが、間違ってはいけないのは、例えフェース面がツルツルでもキチンと歯が入っていれば充分にスコアラインがスピンを効かせてくれる。
フェースデザインの方がスピン性能に寄与していることが多いのだ。
イーデル、テーラーメイドやキャロウェイなど、最近流行りのトゥのギリギリまでスコアラインがあるモデルは、サイドスピンがかなり効くし、リーディングエッジが出っ歯のモデルなどは、ボールコンタクトする際歯が入れやすいものが多い。
ただ、出っ歯のモデルなどは振ってしまうと達磨落としになることも多々あるので、大きくゆっくり振る技術がないと距離を計算したショットが打ち辛いという表裏一体の難しさもある。

また、ノーメッキのウェッジは手入れが面倒なのだが、自分好みのスピン性能に仕上げることが出来る。
ノーメッキはスピンが効くと言われているが、実は新品の状態ではメッキされたフェースとスピン性能に大差は無い。
と言うより、科学的には差が無いのだそうだ。
打感はメッキよりノーメッキの方がシャープなのは確かなのだが、それでは何故ノーメッキはスピンが効くと言われているのか?
答えは簡単で、錆によるスピン性能がノーメッキの方がよりスピンが効くということ。
私のゴル友の中には、わざわざ雨の日に新品ウェッジを初下ろしして、フェース全体に錆を入れてから自分好みのスピン性能に磨いて仕上げていくという手練もいるほどだ。
ミーリングのスピン性能抜群のクリーブランドフェースミーリングでCNCミルドという研磨がある。
細かい凹凸のものからサイトラインに並行して細く長いミーリングがフェースに施されているモデルなど様々だ。
このCNCミルドに定評があるのがクリーブランドで、一早くCNCミルドによるスピン性能アップを実現したメーカーである。
材質は当初ステンレスが主体だったが、軟鉄鍛造モデルもどんどん発表されている。
ステンレスは多少打感が硬めでスピンの掛け甲斐があると言うより、擦り甲斐があると言った感じ。
当然、軟鉄より材質が硬い分長持ちもする。
中古ショップなどではかなり安く出回っているので、フェースに傷が少なくて汚れの少ないものを選べば、十分長く使用出来る。
かく言う私も、里帰りラウンドでは実家に置いてあるステンレス製ヘッドのRTX ミーリングモデルを使っている。
もちろん、地元の中古ショップで数千円で手に入れた超オトクな美品だったし、今でもそのスピン性能は健在。
週一程度のラウンドなら、優に一年は性能劣化する事無く使えるのでオススメだ。
ステンレスの打感がどうも・・・という打感にこだわるなら軟鉄鍛造モデルを迷わずチョイスしたい。
同クリーブランドならRTX4などがオススメだ。
ミーリングと材質でスピンを掛ける!いいトコ取り激スピンウエッジはどれ?先ほどのクリーブランドRTX4や、エポン、バルドはフェースミーリングと材質のコラボレーションモデルと言うべきで、スピン性能もワンランク上だ。
■バルドの激スピンウェッジバルド ストロングラック Ver.2や現行モデルのストロングラック ウェッジ タイプSとDは激スピンウェッジで、材質もS20Cを採用しているため、最高レベルで柔らかい打感の軟鉄鍛造モデルだ。
バルド ストロングラック Ver.2はスコアラインの間に波を打つようなフェースミーリングを施してあり、バルドウェッジの激スピン性能を世に認めさせたと言っても良い名器だろう。
現行のストロングラック タイプSはバウンスを意識してスピンを掛けるタイプ。
タイプDはそのまま振ってオートマチックにスピンを掛けていくタイプで、入射角を考えてスピンを掛けたいならばS、振り幅やスィングの強弱でスピンを掛けたいならDという棲み分けになる。
ロフトは、他社ウェッジと一線を画した49°、51°、53°、55°、57°、59°のラインナップとなっており、普通のウェッジより1度立っている。
これは、キャリーで止まることを想定しての激スピンカテゴリーならではのロフト設定で、ランが少ないためショートしないようにこのように用意されていると思われる。
それほど止まるウェッジと言って差し支え無い。
■100ヤード以内はキャリーで止める!エポン ツアーウェッジエポンは、ツアーウェッジの現行タイプMが発売された時から激スピンの評価を得たと言っても良い。
この頃はタイプMというウェッジではなく、単なるツアーウェッジという名称だった。
後に、セミグースのタイプSが発表されて転がしても方向性の高いモデルが追加された。
タイプSは、低く出してスピンが掛けやすいモデルなだけに中古市場でも引く手数多。
見た目はそれほどグースがキツくはないが、タイプM共にエポンならではのイイ顔ウェッジだし、この二機種もフェースミーリングがスピン性能に一役も二役も買っている。
打った瞬間にキュッという擦れた音、強いスピンを入れるとボールの表面が笹くれ立っているという、角溝さながらのスピン性能が凄い。
こちらもバルド同様S20Cの最高レベルで柔らかい軟鉄を採用しているのだが、材質の柔らかい打感がミーリングにより打ち消されているかのような擦れた締まった音で強烈な余韻が残るモデルだ。
■現行モデル一番の打感は三浦で決まり!三浦のウェッジは、MG-S01、MG-S01 tour、MG-R01が現存するウェッジの中でも1、2を争う柔らかい打感だ。
純鉄と言われる純度99.3%の材質を採用しているため、他のウェッジとは一線を画す打感の柔らかさ。
フェースにボールをくっ付けて、クラブ捌きでスピンを掛けるという感覚に於いては他のウェッジとは操作性が違う。
現在では、MG-S01は型落ちになってしまったため中古市場でしか入手出来ないが、後継のMG-S01 tourは少し小振りながら、前作からの難しさはそれほど感じない。
ミーリングも施してあるのだが、ミーリング頼みではないスピン性能が操作性の高さと、細工が効くショットが打てるテクニシャン御用達の実践向きモデルだ。
双方性能は非常に近いのだが、tourの方が振り抜きが良い分ラフではこちらに軍配が上がる。
元々トップラインが厚めでラフにかなり強い三浦が提唱する伝統的な形状は、MG-S01のに引き継がれてきた上に、良いところがそのまま踏襲されている。
そして、一回り小振りになったヘッドが振り抜き感を高めてその性能を更に進化させているわけだ。
MG-R01はMG-S01 tourにフェースミーリングで得られるスピン性能を追加した純鉄モデル。
もう、ここまで来ると打たなければ実感出来ない微妙なスピン性能で、言葉で説明するのも難しいほど。
その次元を要求するゴルファー向けのためフルカスタム仕様というのも頷ける。
余談だがKM-701ウェッジという、創業者であり「神の手」を持つと言われる三浦勝弘氏の名前を冠したハンドメイドウェッジが発表された。
世界のトッププロを支え続けた、同氏最後の作品になるのでは?と早くも話題沸騰でメーカー在庫が無くなっている。
■この名前は外せない!ZODIA!一度使うと他のウェッジを使えなくなる!
その評判に違わぬスピン性能と操作性の高さは、やや大きめで決して難しさを感じないフォルムから、「ショートゲームは簡単!」と誰しもが思えるウェッジの代表だろう。
他社とは違うフェースミーリングは、どちらかと言えばディープミルドで、目に見えないような細かい研磨痕ではない。
グリーン周りからギュギュッと止まるスピンは、ヘッドを落として体を正面に向けるだけで真っ直ぐなスピンが掛かる。
エポンやバルドなどとは性格が違うスピンは住む領域が違う。
素直で打ったなりのスイングプレーンに従順なスピン性能を発揮する。
現行モデルも二機種あり、V2.0シリーズは人気が高いためか今でも定番モデルのようだ。
バウンスやソール形状の違いでチョイス出来るゾディアならではのラインナップで代名詞とも言える粗研磨風ミーリングだ。
こだわりの強いテクニシャンには、V2.0-02やCG COLLECTION2がオススメで、あらゆるアプローチショットを如何無くデザイン出来る。
転がすならV2.0-03、CG COLLECTION3、CGXCBがオススメ。
チョンっと打った瞬間に伝わってくる良質の打感は、乗りが良すぎると思える程で、ゾディアならではのクラブデザインと研磨に裏打ちされているのだろう。
■良すぎて他のウェッジに違和感???マスダM425何故、他のウェッジに違和感があるかというとその形状にある。
最初は使えるのか?と思う程違和感があるグースがキツイ形状で、ジャンボ尾崎プロのMTN3を彷彿とさせる形状のため、時代遅れにも感じるのだが、信頼度の高さは今でもジャンボや小平プロが仕様していただけに折り紙付き。
使うとその性能の高さと方向性の良さ、転がしたら右に出るウェッジは他には無いと思えるのがM425だろう。
ノーメッキ、メッキとカッパーメッキの三機種があり、打感の柔らかさはカッパーメッキに軍配。
フェースがツルツルのように見えるのだが、現行モデルには細かいミーリングが施してあり実に良くスピンが効く。
ミーリングによるスピンの感触では無いのだが、計算通りのキレイに止まるスピン性能がピカイチ。
実は、このモデルのノーメッキが自分好みのスピン性能に仕上げることが出来るため、メーカーにも殆ど在庫が無い。
作っては無くなりの繰り返しで、いつも品切れ状態が長いことで、新調しようにもウェイティング覚悟なのだ。
先にコメントした、雨の日に初下ろしするアプローチの手練はこのウェッジをこよなく愛している。
置いておけば錆びるヘッドなのだが、それでは均一な錆が入らないため、わざわざ雨の日を選ぶのだそうだ。
実は、このウェッジの52度と58度には前期モデルと後期モデルがあり、リーディングエッジがストレートが前期モデルで、ネックにMADE IN JAPANの刻印がある。
後期モデルは刻印が無くなり、リーディングエッジが少し出っ歯になった上にフェースミーリングが施されている。
出っ歯のためヘッドを入れやすく、前期モデルより後期モデルの方がスピン性能が高いように思えるのだが、ノーメッキならスピンの掛かり具合を調整できるのだが、出っ歯のため飛距離は多少落ちる。
前期モデルのノーメッキは、すでに中古市場にしか現存していないたため、血眼になって探している人も多く、前期と後期でスピン性能を錆の具合で調節して自分色に染める人、後期モデルのロフトを立てて、スピンと飛距離を両立するために調整をする人もいる大ヒットウェッジである。
このウェッジを使うとアプローチが格段に上手くなると言われている。
尾崎将司プロが、「ウェッジとは何か?」を世に問いかけたウェッジではないだろうか?
■非の打ち所無し!BS無限ウェッジ最高峰のウェッジと言われているブリジストンの無限ウェッジとTOUR-B XWB。
チューンナッパー「無限」が持つコンピューターミーリングマシーンを使って、鮫肌のような逆三角形のミーリングを寸分の狂い無く仕上げられた、ネック一体型削り出しウェッジである。
前期モデルがTOUR-B無限、後期モデルがツアーB XWBとなるのだが、練習場の人工芝グリーンを一度こぼれ落ちてから駆け上がってきたという都市伝説があるほどのウェッジだ。
両方共にヘッドだけで単品9万円以上の非常に高価なウェッジだが、この精度の高い削り出しとフェースミーリング一体成形モデルである。
些細な狂いも許されないカーレースの世界で培われたチューナーである「無限」にしか成し得ない精度と、同社にしか無いミルドマシーンによって実現されている。
ノーメッキで前期、後期モデルの2種類あり、52度、58度の2タイプが用意されているのだが、前期タイプは多少出っ歯。
前期タイプは「無限」と呼ばれ、後期タイプはXWBのBを表すBSの工場がある秩父の武甲山に由来している。
因みに、この無限ウェッジ2タイプを再現したウェッジがTOUR-B XWFで、こちらはBSが鮫肌研磨したウェッジとなる。
こちらも、ノーメッキタイプのため、自分色のスピン性能を作り上げる事が出来るのだが、ヘッド単体で3万円以上するというフィッティングモデルだ。
無限ウェッジもXWFもブリジストンの契約工房でしか入手出来ない最高峰のウェッジである。

他にも紹介したいウェッジは枚挙に暇が無い。
自分に合ったウェッジとは?一度真剣に考えてると見えてくるスコアアップの境地がありそうだ。
快打俱楽部オススメのウェッジ■
ブリジストン ツアーB XWF52、58度 (新品未使用品)モーダス105S 2本セット■
ブリジストン XWF52度 モーダス105S(新品未使用品)■
ブリジストン ツアーB XWF58度 モーダス105S(新品未使用品)■
ブリジストン XWF58度 NSプロ950GH S(新品未使用品) ■
ブリジストン XWF52度NSプロ950GH S(新品未使用品)■
ブリジストン XWF52度58度 NSプロ950GH S 2本セット(新品未使用品) ■
ブリジストン 無限 ツアーリミテッド フォージドウェッジ 58度 DGS200(新品未使用品)■
ブリジストン ツアーB XW-B 58度 モーダス105 ウェッジフレックス■
ブリジストン ツアーB XW-B 無限 58度 DGS200 ■
ゾディアV2.0-01 52度 DGS200■
バルド ストロングラック ウェッジ タイプ S 51度 55度 2本セット KBS HI-REV2.0 120(S相当)■
バルド ストロングラック 57度 ver.2 DG S200■
三浦MG-S01 TOUR 50度 56度 2本セット モーダス125 ウェッジフレックス■
三浦MG-S01 TOUR 56度 モーダス125 ウェッジフレックス■
三浦MG-S01 TOUR 50度 モーダス125 ウェッジフレックス■
三浦MG-S01 ツアー 54度 DGS200■
三浦MG-S01 ツアー 52度 DGS200■
三浦MG-S01 56度 DG S200(改造品) ■
三浦 MG-R01 52度 DG105 S200■
三浦MG-S01 50度 DGS200■
エポン ツアーウェッジ タイプS 52度 DGS200■
テーラーメイド ミルドグラインド ハイトゥ ウェッジ56度 DGS200■
ゴールドファクトリー 56度 DG ツアーイシュー S200(良品)■
ゴールドファクトリー カスタムウェッジ56度 DGS200■
ゴールドファクトリー AW52度 DG S200 ■
ゴールドファクトリー SW58度 DG S200 ■
ゴールドファクトリー SW58度 AW52度 2本セット DG S200■
クリーブランド RTX4 ブラックサテン 52度MID DG S200(美品)■
クリーブランド RTX4 ブラックサテン 58度 FULL DG S200(美品)■
クリーブランド RTX4 ブラックサテン 52度MID 58度 FULL 2本セット DG S200(美品)■
ピレッティ カッパーストライク フォージド 58度(ヘッドカバー無し) ■
グランディスタRSW 56度 モーダス105 ウェッジフレックス ■
グランディスタ RSW 56度 DG R300(良品)■
グランディスタRS-W 50度 モーダス115 ウェッジフレックス■
バディ プロトタイプ58度 剣持限定モデル(新品未使用品ヘッドのみ) ■
バディ プロトタイプ57度 剣持限定モデル(新品未使用品ヘッドのみ)■
バディ プロトタイプ48度 剣持限定モデル(新品未使用品ヘッドのみ)■
ムジーク オンザスクリュー シルバーウェッジ 52度 58度 2本セット DGS200(未使用品)■
ムジーク オンザスクリュー QPQウェッジ 52度 58度 2本セット DGS200(未使用品) 快打俱楽部では高価で販売出来る委託販売を実施中です。中古ショップで下取りしてもらうより遥かにお得!
お問い合わせは
こちら日々張り切っています。
僭越ですが、小生が欲しいクラブを中心に紹介する
中古・地クラブショップとして快打倶楽部を営業中です。
ランキングに参加中です
一時期、ニューモデルと言えば軒並み10万超えだった大手メーカーのドライバーだが、ここに来て中古は当然のことながら、最新機種でも実質4万円台で手に入れることが出来るようになった。
前々回のテーラーメイド歴代ヘッド考察に加えて、やっぱり飛びの最後の鍵を握るのはシャフトだ。
ヘッドに意思を伝達するシャフトは、ヘッドの性格とスィングとの相性で選ばなければならないのだが、果たしてどんなシャフトが極上の飛びが味わえるのか?
新旧入り乱れてのシャフトを検証する。
あくまで、個人的なコメントであることは、いつも通り前置きの上でお付き合い願いたい。
重ヘッドに軽いシャフトで良いのか?飛びに影響は必然だ!ヘッド重量200g。
これが重いヘッドの境界線だとすると、6g〜7g程あるスリーブ付きヘッドは、スリーブなしの状態で194gまでということになる。
全体重量ばかりに気を取られてると、クラブの重量構成がどうなっているのかが御座成りになり、重量、バランスは適正だけど飛ばないなんてことにもなり兼ねない。
最近はカーボンクラウンが主流になりつつあるので、尚更ヘッド全体の重量配分が昔とは違ってきた。
ヘッド材質も然る事ながら、ヘッドとグリップを繋ぐシャフト選びが昔以上に飛距離に大きく作用する事を考慮する必要がありそうだ。
特に、スリーブ付きで200gとなると、通常60g台でD2なら45インチギリギリ。
50g台で45.75までというのが一般的となる。
全体重量に多少の違いはあるだろうが、貴方ならD2で45.75インチと45インチギリギリの両ドライバーのどちらを選ぶか?
分かりやすく、シャフト選びを考えてみてみよう。
M5、M6欲しいけど・・・アレ?シャフトが合わないぞ( ; ; )テーラーメイドのニューモデルM5とM6の飛距離性能は、テーラーメイド史上一番のポテンシャルだろう。
このポテンシャルを最大限に引き出すためには、シャフトの役割がかなりのウェイトを占める。
テーラーメイドの標準シャフトは新しくなる度にガッカリさせられるのだが、カスタムシャフトを組むとパフォーマンスが一気に向上して豹変する。
初代M2USモデルに装着されてたテーラーメイド専用シャフトで、フジクラ スピーダー 661エボリューション ツアースペックは、そんじょそこらのシャフトも叶わない程、意思伝達能力が高いシャフトだった事を思い出す。
クロカゲXT同様メイドインUSAの逆輸入を期待させたのだが、エボリューションTRとしてお目見えしたのに、標準カスタムのラインナップには入ってないようだ。
ニューモデルが発表されるや、ハナからカスタムありきなのにカスタム対応のメインは、あくまでニューモデルのシャフトばかりで、今春の新作は先調子のオンパレードだった。
今までIZを振ってきたゴルファーにVRを使えというのも余りにも酷な話で、しなりも逆ならスィングも対照的な事は否めない。
そんな背景からか、M3のIZが入った中古が品薄になっている。
きっとM5、M6にIZを挿すためにM3を買っているのだろう。
ドライバーに限らず、M3の3WまでIZ、エボ4が入った中古品が品薄状態。
M3より安いM4のIZが中古品では残っているということは、M5FWユーザーがきっと使っているに違いない。
ドライバーはM4の純正カスタムIZがM3より0.25インチほど短いから、ヘッドの高さがある分M3はおろかM5もM6も挿したら45インチをギリギリ切ってしまう。
M3ユーザーだけがM5、M6でもテーラー計測の45.25インチで使えるのだ。
シャフトだけ購入してスリーブを付けると、M3の中古を買うより高く付いてしまうため賢い買い方をしていると思われる。
50g台のシャフトはテーラーメイド、キャロウェイが標準採用してから陽の目を浴びた。プロは45インチ以上のドライバーを使わないとよく聞くのだが、その理由はミート率が低くなると言われている。
確かにそれもあるのだが、それ以上にシャフトのポテンシャルが高ければ長くしなくても飛ぶ事を熟知しているからだろう。
先のコメントに45.75インチを選ぶか、45インチを選ぶかはシャフトのパフォーマンスを知っていれば、迷わず45インチを選ぶのが正解かもしれない。
もちろん、長く組んでパフォーマンスを発揮するシャフトもあるが、メジャーメーカーのシャフトは、重量帯で別物なんてモデルも多いし、フレックスによってはキックポイントも違っていたりする。
それを同じシャフトとしてテーブルに乗せるのは余りにも乱暴なシャフト選びになる訳だ。
右懐で捌く人が好む先調子は?典型的なドローヒッターで腰のキレが早く、右懐でヘッド軌道をコントロールするタイプのゴルファーは、得てして先調子好きが多い。
シャフトを縦に動かしてヘッドを上向きに使ってビッグキャリーで飛ばすからだ。
極端な左右のバラつきを嫌うので、しっかり上向きに動くシャフトが適正シャフトになる。
そうなると、しっかり目の先調子なのだが、テーラーメイドの純正カスタムはVRとエボ5がメイン。
数値上はVRの方がしっかり目でエボ5の方が柔わになる。
ただ、どちらともしっかり目の中先調子なので暴れが少ないのが特徴。
VRはMJを硬くしたような振り心地、エボ5は限りなく中調子に近い中先調子だ。
後は、しなりのタイミングが自分に合うかどうかだけだろう。
世間の評価は、先調子には厳しい?大手シャフトメーカーのニューモデルは、今春おおよそが先調子のサイクルで中調子や中元調子ニューモデルはディアマナDFくらいしか見当たらない。
純中調子のディアマナBFの次にリリースされたRFは先調子でBF程陽の目を浴びたようには思えないし、ツアーad のVRもイマイチパッとしない感じがする。
唯一、エボ5だけがソコソコ頑張ってる感が伝わってくる程度だ。
ただ、この先調子や先中調子のシャフトはしっかりしたシャフトを挿すと振り心地や飛距離が一変する。
中だろうと先だろうと元々硬めのシャフトは飛ぶのだが、それでも驚異的な一発を生むシャフトは、今まで試打を重ねてきた経験上先調子か先中調子に多い。
歴代先調子の名器は何と言ってもフジクラスピーダー エボリューション、初代の青エボだろう。
発売当初、このシャフトには散々な目に遭わされた。
中調子や手元調子のシャフトは調子を崩しても一定方向にしか曲がらず、曲がりの大きさがスィングのバロメーターだったのだが、先調子はどっちにも曲がるし、制御不能の大曲りをしたりする。
散々手を焼いた挙句使うのを止めた苦い過去。
ところがある日、クレイジーFW50Σ フレックス8.2(X相当)をプロシードRチタニウムFWに挿してラウンドしたところ、当時ブッ飛びFWとして人気だったロッディオFWを、遥かに凌駕する飛距離だった異次元体験をしたことがある。

このシャフトは先調子シャフトなのだが、ここまでガチガチだと先の動きなんて殆ど感じない。
ご多分に漏れず、青エボの747(70g台)をジェイビームで試したところ、同じ現象が起こった。
ドライバーで異次元の飛びを体験出来たのである。
私のHSでは少し重いかもしれないのだが、この飛びを経験してしまうと使わざるを得ないし、今までの食わず嫌いを後悔した次第だ。
勿論先の動きはあまり感じないし、むしろいつも使っている中調子シャフトと違和感があまりなく使える。
フェードを打つ時は、今までフォローでコントロールしていたのだが、右足の向きだけで、ドローとフェードを自在にコントロール出来るというオマケ付きだった。
スィングはそのままで、捻転の深さをアドレス時の右足の向きだけで球筋が操作出来る上に、体の真正面で叩きやすい。
ツアーAD PTのような、素直なしなりの中調子シャフトは、真正面で叩きやすいのだが、癖のある中調子や手元調子は、インパクトゾーンを探すのに結構苦労するのが私のスィングの特徴。
硬めの先調子は、右の懐が作りやすくて真正面で思い切り叩きに行けるのである。
中、中元好きに是非試してほしい先調子シャフトの挙動を感じるタイミングが逆の先調子と中、中元調子なのだが、本当に飛ぶシャフトは硬めの先調子だと私は思っている。
三菱ケミカルの試打会でディアマナXを試打した際に、テスターの方に聞いてみたら、ディアマナXが正しくその考えで、調子を中から先寄りで少し動くように味付けを変えたそうだ。
青マナ時代の私のように、自分は Sじゃなきゃダメとか、中調子じゃなきゃダメとか固定観念が強い方にはオススメしないが、普段使っているフレックスより1フレックスハードを選ぶか、重量帯を1つ上げるだけで、先調子シャフトの挙動は落ち着く上にヘッドを上向きに持ち上げ飛距離を出そうとする。
振っている本人は素直に動くと感じるから、先調子と気付かないモノもある程だ。
60gのS使いなら、初代スピーダーエボリューションの757で重量アップ。
これで少し動きを感じるなら、エボ3の757を振ってみれば、先の動きをあまり感じないばかりか、素直なシャフトと思う人もいるのではないかと思う。
またクレイジーのLY01シリースや、ディアマナXのニューモデルなど、スィング中「XXXをしなくちゃ!」という、余計なことを考えながら振らなくて済むシャフトもある。
最近では、ほかの先調子でも自分に合った重量帯やフレックスを探し当てるのが何とも楽しくシャフトの選択肢が増えたように感じ始めた。
太いグリップに違和感がない方には、グリップを二重巻きにして手首の動きを少し制御すれば、シャフトの動きが鈍感に感じるのと近い効果が得られる。
実は、今私が使っているのが1W~5WまでテーラーメイドM4で、ワオやプロシードR7程の飛距離は出ないのだが、使う理由がシャフトとヘッドの特徴に起因している。
シャフトはジオテック プロトタイプRF6Sなのだが、このシャフトは、カーボンシートを巻いてあるのではなく、織ってあるという代物だ。

バット側が太く、2重巻きにする必用も無い上にかなりしっかりしていて、ディアマナXに近い振り心地と思っている。
M4は激芯ヒットするより、フェース上部芯よりやや先でヒットすると激飛びする。
きっとツイストフェース効果ではないかと思われるのだが、このヒッティングポイントで打つのが非常に難しい。
このシャフトなら真正面で叩きやすいので、うまくこのツボで打つのが他のシャフトより打ちやすいと感じている。
RFは非常にリーズナブルで、オープン価格なのだが1万円もしないからウッド系は全てこのシャフトにリシャフトしても懐に優しかった。
一度試してみることをオススメする。
きっと次元の違う別世界を体験出来る事請け合いだ。
右懐で捌く人は、しなりを感じるタイミングで選ぶ。先調子好きにどのシャフトをす勧めるかは一番難しい。
右の懐でしなりを使う手練れのゴルファーは、しなっていると感じるポイントを誰よりも大事にするからだ。
このポイントが狂うとヘッドが上向きに動かず、左右にバラけてしまうので左右どっちにも曲がり始めてブレ始める。
切り返して、ほんのコンマ何秒の次元でしなりを使うのでシャフトのしなり具合は生命線。
先調子は捻転が浅いと腕を使ってしまうので、引っ掛けやタイミングを崩して振り遅れの右にスッポ抜けなど、調子を崩すトリガーにもすぐになってしまう。
このタイプのゴルファーはスィング修正も時間がかかってしまうので、切り返しのしなり感と、振り抜きのしなり感がドンピシャじゃないと、中々シャフトがフィットしない。
先調子で定評が高いフジクラスピーダーは、初代、エボ3、エボ5の順で硬くなってくる。
フジクラは、比較的しなりの特性に共通点が多いので硬柔でチョイス出来そうだ。
ツアーad は、カタログ表記は全て中調子。
それでも一番動くMJ、次にDJ、GT、VR、TPの順だと思うが、それぞれ癖があるので合う合わないは一概には言えないところ。
硬めの先中調子を選ぶのであればTPが妥当だと思う。
ディアマナは赤マナと呼ばれる赤いシャフトになるのだが、全体的に手元から中間は全て硬めで、先走り感が非常に高く、インパクトでヘッドの動きを自分でコントロール出来る繊細な感覚が必要となってくる。
個人的な感想ではあるがディアマナは、デリケートなコントロールが出来る人向きで遊びが無く、一番妥協を許さないシャフトではないだろうか。
先好きでも中調子を一本持っておくべき!修正するのに時間がかかる先好きユーザーは矯正用に中調子のドライバーを一本持っておくべきではないか?というのが私の持論。
中調子は基本、曲がりが一定方向で曲がりの大小がスィングのバロメーターだということは先のコメント通りなのだが、先調子で修正しようとするとどっちにも曲がってしまうばかりか、小手先で矯正しようとする悪循環に陥ってしまうこともある。
そんな先好きユーザーには、中調子のドライバーで曲がりを少なくするようにスィングを治すのが一番の矯正方法だと思う。
中調子のシャフトでも右懐で捌かない限りドローは出ないし、先好きユーザーには右懐で中調子を使うとモタ~っとしてしなりすぎぐらいに思えてくる。
このタイミングで先調子のクラブに持ち替えて、スィングを微調整するのが一番早い矯正方法だと思っている。
これは以前登場した、命を的に賭けた緊急手術アスリートS氏が復帰して、体力の低下と共にスィングを壊した際に取り入れていたスィング矯正プラクティスである。
彼は、最近復調してきているみたいで全盛期の球筋が戻ってきている。
これに、輪をかけてヘッドやシャフトを物色しているので始末が悪い。
「この人にはいつになったら勝てるのか?」自分は命が惜しいから一生勝てないだろう・・・。
最近のヘッドを生かすも殺すもシャフト次第ではないかと今まで以上に思っている今日この頃。
「昔からシャフト次第だよ!」と言われればそれまでだが、もっとデリケートに慎重に選ぶ時代が来ているようだ。
ヘッドの材質も構造も昔とは別物なのだから。
快打倶楽部オススメドライバーはコレ!■
ワオ(WAOww)RV555 10度 スピーダー569EVO5 S(美品 ヘッドカバー付)■
モダートMA01+D 10.5度 ワクチンGR450V S(美品 ヘッドカバー付)■
ロッディオ コンパクト ミッドバック ツアーAD BB6S(美品 ヘッドカバー無し) ■
コブラKING F9 10.5度 スピーダー661エボ5 S(美品 ヘッドカバー レンチ付)■
カムイ TP 09D 11度 クレイジー-9 PT SX(ヘッドカバー付 美品) ■
ピンG410プラス 1W 9度 3W14.5度 ツアー65S 2本セット(ヘッドカバー付 レンチ無し)■
ピンG410プラス 1W/3W/5W 10.5度/14.5/17.5度 TENSEI ck プロ オレンジ60S 3本セット(美品 ヘッドカバー付 レンチ無し) ■
ピンG410プラス 1W 10.5度 TENSEI ck プロ オレンジ60S(美品 ヘッドカバー付 レンチ無し) ■
ピンG410 プラス1W 10.5度/3W 14.5度 TENSEI ck プロ オレンジ70S■
ピンG410プラス 9度 ツアー65S(美品 ヘッドカバー付 レンチ無し)■
ピンG400 LST 10度 ツアー75S(ヘッドカバー付 レンチなし)■
キャロウェイ エピックフラッシュ サブゼロ 10.5度 ディアマナDF 60S(美品 ヘッドカバー付 レンチ無し)■
テーラーメイドM2 2017 10.5度 スピーダー 661エボリューション ツアースペック(良品)■
テーラーメイドM5 9度 ツアーAD VR6S(美品ヘッドカバー付 レンチ無し) ■
テーラーメイドM5 9度 ツアーAD IZ6S(美品 ヘッドカバー付 レンチ無し)■
テーラーメイドM5 9度 バシレウス スパーダ70S(ヘッドカバー付 レンチ無し)■
テーラーメイドM5 9度 AUGA5S(美品 ヘッドカバー付 レンチ無し)■
テーラーメイドM4 9.5度 ツアーAD IZ6S(美品 ヘッドカバー付)■
テーラーメイドM3 460 9.5度 ツアーAD DI 6S(激飛び仕様 美品ヘッドカバー付) ■
テーラーメイドM4 10.5度 ツアーAD IZ6S(美品 ヘッドカバー付 レンチなし)■
キャロウェイ ローグ SUB ZERO 9度 スピーダー 661エボ5 S(美品 ヘッドカバー付 レンチ無し) ■
キャロウェイ エピックフラッシュ SUB ZERO 9度 スピーダー661 エボ5 S(美品 ヘッドカバー付 レンチ無) 快打倶楽部では大切なクラブを高価に売却出来る委託販売を実施中!買取もご相談に乗ります。
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日々張り切っています。
僭越ですが、小生が欲しいクラブを中心に紹介する
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ゴルフ業界のイノベーターが今やデファクトメーカーに!
ピンが世界的にトップメーカーの仲間入りしたのは、ピンアンサースコッツデール。
ご存知オールドアンサーだ。
ピンネックと呼ばれる、当時は異型のネックとトゥ&ヒールバランスのヘッド形状は、イノベーターだったピンの地位を確立した。
今ではキャメロンも、どんなメーカーでもピン型クランクネックが一番の売れ線であることは間違いない。
Iシリーズアイアンやウッドはプロや上級者が好む、いわゆる「イイ顔」とは一線を画しているのかもしれないが、そこにはピンのイノベーティブなDNAが脈々と生き続けているようにも思える。
最近では、元気が無いように思えるタイトリストを凌ぐ勢いを感じているのは私だけではないのでは?
メジャー御三家としての地位もすぐソコのように見える。
ご他聞に漏れず、あくまで個人的な見解。
決してメーカーの回し者では無いことも付け加えておく。
ハードヒッターしか知り得なった未知の領域を実感!
最近のピンは目が離せない!最近のピンとはG400以降のモデルのこと。
パターやウェッジは予てより高評価だったのだが、ことウッド系に関してはG400がリリースされるまで打感は硬いし、ヘッドスピードも50以上無いと飛ばせないようだった。
余談だが、私も以前飛ばし屋としてブイブイ言わしていたクチなのだが、コンペや特に競技でピンを使用しているアスリートには、実は一度も飛ばしで勝ったことが無い。
さすがに私も当時ヘッドスピード50は無かったと思うが、ピンを使っているハイヘッドスピーダーはインパクトの打音が全然違っていた。
ビュッというスイング音とグシャッという金切り音が混じって、マッハ弾道がティーグラウンドの空気を巻き込んでいく旋律を何度も目撃した。
そんなピンユーザーに聞くと、みんな異口同音にピンは打感が柔らかいと言っていた。
私には硬いとしか思えないのに強打者しか味わえないピンの打感は、一度でいいから味わってみたいと常々思っていたしコンプレックスでもあった。
そんな無いものねだりのジレンマを抱えていたところに、この歳になってからG400が登場。
打った瞬間、ハードヒッターが柔らかいと言っていたのがコレだと感じた。
混じりけの無い純粋な金属が弾き返す打感。
芯を食うと、ボールが弾き飛ばされる寸前に金属がたわんで弾き返す準備をしているかのような、感じるか感じないかほどの微かな間があり、その柔らかさを強打者はピンは柔らかいと言っていたのだと感じた。
曲がらないヘッドG400以降G400MAXからG410の系譜を辿るのだが、G400でひときわ人気だったのがG400LSテック(LST)だ。
G400MAXでLSTが無いのはナゼ?という疑問を最初持ったのだったが、それもそのはずG400MAXは重心距離が一番長く、弾道を低くする必要が無い捕まりを抑えたヘッドというのがその理由。
そしてヘッド体積が445ccから455ccとなり、ピン独特のヘッド形状ゆえにかなり大型ヘッドに見える。
ところが打ってみるとあまり当たらない。
当たれば飛ぶのだが、先ほどの激芯エリアで感じるピン独特の柔らかい打感は、重心距離が長いため技術力を要するから感じ辛いのだろう。
激芯ヒットしなければG400よりも硬いように感じてしまう。
それでも、共通しているのは曲がらないというヘッド特性で、ヘッドを選ぶ際は弾道の高さだけで選べば、最適な弾道コントロールが出来るのが心憎いところでもある。
そのコンセプトはG410にも踏襲され、G410PLUSと最新LST、SFTにセグメントされている。
ピンは高さが出せるかだけ気をつけて選ぶ!シャフトについては後述するとして、ヘッドから掘り下げてみたい。
やさしさの順に言えば、SFT、ノーマル(G410の場合はPLUS)、LSTとなるだろう。
G410を例に取り上げてみるが、G400についても同様と考えて良いはずだ。
ヘッドスピードが40台前半のゴルファーでもG410PLUSで十分。
シャフトも結構タフなシャフトを挿しても十分に浮力があるし、ヘッドの高弾道設計がシャフトのタフさを凌駕していると思えるほど上げやすい。
ハードで知れ渡ったTENSEI CK PRO オレンジでも、PLUSの10.5度であれば高い弾道が楽に打てる。
むしろ、HS45近辺の一般的なヘッドスピードのゴルファーには、シャフトの操作性を実感しやすいヘッドだと言える。
弾道の高い人やHS40台後半のゴルファーが弾道を抑えたいのなら、9度かLST10.5度をチョイスすれば叩いても上がりすぎることは無いはず。
このコメントをお披露目する時には、まだLSTが出回ってないのかもしれないが、おそらくこの推測に間違いはないだろう。
HS50以上なら迷わずLST9度かPLUSの9度でシャフト調整だろう。
そして、HS40未満の方なら迷わずPLUSの10.5度かSFT(10.5度のみ)。
シャフトに勝っているヘッドだからこそ!先のコメント通り、弾道の高低性能はじゃじゃ馬シャフトを言う事を聞く素直な子犬にしたり、ヘッドによっては狼にさえしてしまうほど。
ヘッドスピードが40未満の方にもチョイスが多くある。
ALTA JCB REDのRフレックス、DISTANZAで長尺46インチで組んでもトルクが5.9でALT JCB REDと同じ先調子。
面白いのはアベレージHSのゴルファーが少し背伸びをして、TENSEI CK PRO オレンジを使ってみたいと思ったら、迷わずPLUSの10.5度をチョイスすれば高低の操作性も体感出来るし、このハードで狼のようなシャフトが可愛い子犬のように従順にも感じる。
メーカーカスタムでもラインナップされているTENSEI CK PRO オレンジだが、巷間伝わるガッツリ系と思いきや、かなり操作性の高いシャフトであることが分かるのも、ヘッドの性能のおかげだろう。
そして、シャフトの重量で打てる弾道の幅も考えやすい。
元々ピンのシャフトはカスタムの必要が無いほど充実している。

特に人気の高いツアーシャフトは、打ってみたら先のTENSEI CK PRO オレンジより弾き感が強くパリっとしていると感じる。
純正ツアー65Rで57g/中調子/トルク4.3、Sで61g/中元調子/トルク3.4、Xで66g/トルク3.2/元調子。
ツアー75Rで68g/中調子/トルク3.3、Sで75g/中元調子/トルク2.9、Xで80g/トルク2.8/元調子。
因みにTENSEI CK PRO オレンジ60は、Rで60.5g/元調子/トルク3.6、Sで63.5g/元調子/トルク3.5、Xで66g/元調子/トルク3.4。
70はSで71.5g/元調子/トルク2.9、Xで73g/元調子/トルク2.8。
下手なパワーシャフト顔負けのしっかり者だ。
シャフトは、キックポイントが手元に近いほどハードに感じるし、人気があるものだがツアーシャフトの強靭さが数値ではハッキリ見て取れる。
ツアーシャフトの良さはSの場合、中元調子ではあるが61gという60g台前半の軽さと絞られたトルクの弾き感にある。
さながら軽硬シャフトの様相で、このカテゴリーのユーザーも取り込めるほどリシャフトの必要性が無い、純正シャフトで全てのゴルファーを網羅出来るメーカーは、今ではピンとホンマぐらいじゃないだろうか?
おまけにアイアンとウェッジ、パターも・・・まずはアイアンから!アイアンはボテっととしたソール形状のIシリーズだが、構えた時じゃシャープに見えるソリッド感がある。
I500はソールがトゥよりに広がっているのに構えてみるとそんな雰囲気は全然感じない。
Iブレードに至っては構えた瞬間角ばったフォルムが鋭い弾道を約束してくれているかのようだ。
過去にはS55やS56のようなシャープでアスリートが好んで使うアイアンもあった。
今夏にはブループリントというババ・ワトソンなどが使用するマッスルがデビューを待っている。
現行のIブレードよりも難しく、技術力が必要なピン始まって以来のマッスルが登場する。
ピンのアイアンは、ステンレスヘッドなのに打感が良く一度使うと中々手放せない。
私の周りでも、クラチャンを何度も取ったトップアスリートが飛距離の低下とスピンの効き具合を一番補ってくれたのはピンだと言っていた。
このアスリートの御仁も、現在アイアンからFWというピンウィルスに感染し始めている。
一度使うとヤメられない!GRIDE FORGED ウェッジ過去には異型の名器ピンEYE2という、嫌悪感すら感じ得ない独特の形状をしたウェッジが一世を風靡してから数十年。
最近では異型のウェッジは見当たらないが、ピンのウェッジもご多分に漏れずハンサムで、どれを取っても出来が良いのだが、突出した個性が無いためあまり注目されていなかったようにも思える。
それでも、特にオススメしたいのがGRIDE FORGED ウェッジで、球乗りが素晴らしくヘッドの動きをすごく感じやすいモデルだ。
ピンのフォージドモデルなんて珍しいと思って一度購入したら、増えるは増えるは瞬く間にピンウィルスに感染して、結局は全ロフトをフルラインナップで揃えてしまった大バカ者がこの私。
行くコースによって、どのロフトを持って行くか前夜に考えるビフォーゴルフがとても心地良かった。
グライドフォージドは少し小ぶりのヘッドが、ボールにぶつけただけで強烈なスピンが掛かって、くっ付き感をしっかり感じる。
ショートレンジでは、この性能のおかげで転がせば球が乗っかり感が手に取るように伝わってくるほどだ。
パター名器の系譜。アンサーのDNA本家本元のフランジネック、往年の名器ピンアンサースコッツデールを生んだソルハイム・カーステンは当時、これほど現代に受け継がれて本流となることを予想だにしなかったと思う。
このピンアンサースコッツデールから、ゴルフクラブに工房所在地の場所を冠したモデルが登場したのではないだろうか?
最近、オデッセイの傘下になったツーロンデザインにも「GARAGE」という工房モデルがある。
ピンのソルハイム・カーステンが辿った狭い工房での作業で作り上げた自信作よろしく、地名のモデル名の後に、「GARAGE」を冠したのがツーロンのハイエンドモデルであり象徴だ。
力を注いで送り出した自信作のみに、このようなネーミングが施されているのもピンから始まったゴルフ文化なのだろう。
ピンはクランクネックのパターはどれを取っても打感が素晴らしい。
最近ではフェースインサートを施しているモデルも登場しているが、違った角度から見ると初めて樹脂をフェースインサートしたオデッセイとピンがコラボしたようにも思えてしまう。
どちらも異端のメーカーとして産声を上げているのだが、全世界のプレイヤーが認めたクラブデザインのデフォルトとなっているのだ。
歴代モデルの中でも、個人的ではあるが取り上げたいのは「レッドウッドアンサー」。
軟鉄ヘッドの名器で、このパターをが初めて打った瞬間「欲しい欲しい病」が発症した。
帰りの電車で、後生大事に長い袋を抱えていたのを今でも思い出す。
状態の良いものがあれば今でも欲しいし、現役で使いたいくらいだ。
そして、初のシャフト延伸調整が出来るピン カーステン TR パター ANSER 2。
そしてピンアンサーTRは、最初は何やら変な樹脂をフェースにインサートしてるから打感が柔らかいんだ!オデッセイにかぶれたと思っていたら、何や何やヘッドはカッパーPVD仕上げのステンレスフェースに、削り出しで絶妙な打感とボールに順回転を与えるTRと言われる横溝が転がりを良くしている。
シャフトには調整機能があり、ちょっとしたカウンターバランス効果もある感じ。
更には手にしっくり馴染むグリップの感触と太さ。
どれを取っても一級品のパターであること間違い無しだった。
くっ付き感の強い重々しい打感、激圧のボールコンタクトで転がりが何と言っても素晴らしい。
この子もゴルフショップのクラブケースから翌日には私のキャディバッグに入っていたのだった。

最後に、ピンアンサースコッツデールの復刻モデルはこれまでも色々発表されて来たが、ここに来て素材も当時のブロンズを採用し、日本では僅か100本しかない「ピン アンサー 50th アニバーサリー パター」がお目見えした。
オールドアンサー全盛の頃は、ボールも糸巻きが主流の時代。
グリーンもオールドアンサー当時より、繊細なタッチを要求される現代向けに改良したピン生誕50周年を記念して発表されたモデルである。
一度は本番で使用してみたいと思うのだが、快打倶楽部で出品されているのは新品未使用品のため本番投入はままならず・・・(泣)
パターマットの上で数回転がしてみたところ、明らかに良いパターということがハッキリ分かるから欲しくて欲しくて堪らない程タチが悪い。
往年のブロンズの打感に手を加えてブロンズの弾き感をさらにまろやかにしてコンタクトさせてくれる進化を感じるフィーリングだ。
今では、一生に一度お目に掛かれるかどうか?と言われているオリジナルのオールドアンサースコッツデールは、競走馬の牡馬のような存在で、今でもその血統が受け継がれているのがピンパターの魅力だろう。
同じ価格帯で他のメーカーと比較しても、確実に品質的にはワンランク上と言って良いのがピンパターのクオリティではないかと思う。
快打倶楽部で取り扱い中!ピンのキレキレラインナップ!■
ピンG410 プラス 10.5度 TENSEI ckプロ オレンジ 70S■
ピンG410 プラス1W 10.5度/3W 14.5度 TENSEI ck オレンジ70S■
ピンG410プラス 9度 ツアー65S■
ピンG400 LST 10度 ツアー75S■
ピンG410プラス 1W 10.5度 TENSEI ck プロ オレンジ60S■
ピンG410プラス 1W 10.5度 TENSEI ck プロ オレンジ60S■
ピンG410プラス 1W/3W/5W 10.5度/14.5/17.5度 TENSEI ck プロ オレンジ60S 3本セット■
ピンG410 3w/5w TENSEI ckプロ オレンジ70S 2本セット■
ピンG410 3w/5w TENSEI ckプロ オレンジ70S 2本セット■
ピンG410 3W 14.5度 TENSEI ck プロ オレンジ70S■
ピンG410 5W 17.5度 TENSEI ck プロ オレンジ70S■
ピンG400 3W 14.5度 プラチナスピーダー6S■
ピンG400 3W ストレッチ3 13度 ツアー65S■
ピンG410 7W 20.5度 TENSEI ck プロ オレンジ70S■
ピンG400 9W スピーダー661エボ4 S■
ピンG410 5W 17.5度 TENSEI ck プロ オレンジ60S■
ピンG410 3W 14.5度 TENSEI ck プロ オレンジ60S■
ピンG410 5/3W 14.5/17.5度 TENSEI ck プロ オレンジ60S 2本セット■
ピンG410 クロスオーバー2U 17度 DGS200■
ピンG410 クロスオーバー3U 20度 DGS200■
ピンG410 クロスオーバー4U 23度 ツアー85S■
ピンG410 クロスオーバー2/3U 17/20度 DGS200■
ピンG400 2U 17度 ツアー85S■
ピン アンサー 50th アニバーサリー パター ■
ピン グライド フォージド 50度 モーダス105S■
ピン グライド フォージド 56度 モーダス105S■
ピン グライド フォージド 58度 モーダス105S■
ピン グライドフォージド3本(50/52/58度)モーダス105S■
ピン スコッツデールオールドアンサー平底【ヴィンテージ】 快打倶楽部ではお得な委託販売を実施中です。お問合せはこちら!張り切っています。
僭越ですが、小生が欲しいクラブを中心に紹介する
中古・地クラブショップとして快打倶楽部を営業中です。
ランキングに参加中です
本題に入る前に当快打倶楽部のヤフーショッピングサイト内のシステムバージョンアップのためアドレスをお引越し。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/kaida-club/ご面倒おかけします。上記アドレスになりました。是非ご覧下さい!
叩き系シャフトで大人気のシャフト3本を同じヘッドを使って比較検証してみた。
ヘッドは、テーラーメイドM5 10.5度。
シャフトは掲題のTENSEI ck PRO オレンジ60S、ツアーAD DI6S、フジクラ スピーダー 661エボリューションTR。
プロ使用率の高いTRについては前々作プロスペックも用意。
フジクラ製中元調子叩き系の進化も検証してみたい。
スリーブ付けてちょっとカスタムするだけなのにブッ飛びドライバーが出回らない?中古ショップを物色しているとお決まりのシャフトばかりで、あってもメーカーカスタム程度のみ。
何で皆メーカー品ばかりでオリジナルカスタムを入れないんだろう?良いシャフトがいっぱいあるのに・・・?
常々そう思っていたのでレアモノを扱う、ある有名なショップで聞いてみたところ地シャフトや珍しいシャフトなど、メーカーカスタムでラインナップされていないものが入荷すると、少々高くても瞬殺で売れてしまうのだそう。
どうりで見当たらないはず。
巷ではカスタムリシャフトする人が居ないのでは?と勘違いしているのは私のみならず多くいるのではないだろうか?
テーラーメイドM5が発売された時、スピーダーエボ5が合わなくてM3のIZ6Sやエボ4が品薄になった。
そんな人気の的IZの影で中々陽の目を見ないカスタムシャフトなのだが、試打クラブも見当たらないし実際挿してみてその手応えを感じられないと購入にも二の足を踏んでしまうのかもしれない。
それでは!ということで数回に渡り人気シャフトを検証してみようではないか!
ということで、オリジナルカスタムを紹介したらキリがないので、誰でも手に入りやすい代表的なシャフトをグループ分けしてみた。
まずは叩き系シャフトを検証。
テスターは、命を的に掛けたアスリートゴルファーS氏、クラブにこだわり貪欲にシャフトを漁るM氏にご協力を願い比較検証してみた。
第一回目は叩き系のメジャー御三家代表を検証!
現在の叩き系御三家と言えば、三菱ケミカルのTENSEI CK PRO ORANGE、グラファイトデザイン ツアーAD DI、フジクラ スピーダー エボリューションTRではないかと思う。
フジクラを除く2メーカーには、更にハードなシャフトがある。
グラファイトデザインには9003という強靭なシャフトが、また三菱ケミカルにはディアマナX。
叩き系と言えばこっちだろう!という声も聞こえてきそうだが、9003は時代の変化に惑わされないJ’SハーモテックプロのDNAを受け継ぐレジェンドシャフトで使い手が年を取ってもシャフトは若かりしジャンボのままだ。
ディアマナXは初代から進化を遂げて、中間のしなりとのパワー勝負のシャフトから、先調子の剛性シャフトが強烈な飛距離を生むという最大飛距離方程式のシャフトに生まれ変わった。
剛性感満載だが、先の繊細な上向き挙動を高さと飛距離に変換する弾き系に近いパワーシャフトに変身している。
そのため、ディアマナXは飛ばしの性質が実は叩き系とは少し違う。
そういった意味では、両社の現代の叩き系は先のTENSEIとDIと言って良いのでは?
そして、フジクラが満を辞してリリースしたスピーダー エボリューションTRは、初代ツアースペックがブラッシュアップされ男子プロ御用達のパワーシャフトになっている。
これらのシャフトを実際打ってみて特徴を鷲掴みしてみたい。
TENSEIの操作性は話題をさらったKUROKAGE XT以上!最近タイガーウッズが使用して人気が沸騰しているTENSEI ck PRO ORANGE(以下テンセイという)は、三菱ケミカルが一時話題をさらったクロカゲXTをもっと素直にした感があり、どんなに叩いても吹け上がらないところはXTと酷似している。
ただクロカゲXTと大きな違いを感じたのが、重心距離の長いヘッドに装着した時に、クロカゲXTはかなりシャットに振り上げないと制御し辛かったのがテンセイにはそれが無い。
その分、右からカットでも左からインサイドアウトでも打ち分けられる柔軟性を感じる。
クロカゲXTは普通に打つと私の場合スライス球が多かったのだが、ドローはレイドオフして打たないと中々言うことを聞いてくれなかったことを覚えている。
そんな欠点が無く、ボールに真っ直ぐ垂直にフェースを当ててあげればあとはシャフトが仕事をしてくれるのがテンセイだろう。
キックポイントとトルクもかなり関係していると思えるのだが、60Sでトルク4.4の中調子、クロカゲXTは3.1の元調子である。
数値的な違いは上記になるのだが捕まえないとどうにもならないところは結構似ているとも感じた。
テンセイはボールにぶつけてから押しやすいので、クロカゲよりほんの一瞬ではあるが細工が出来るのではないかと思う。
その辺がシャットにクラブを上げなければならなかったクロカゲXTとの微細な違いで、結果大きな弾道の違いとなって現れるというシャフトの仕事具合の違いではないかとの感想だ。
中間のしなりは結構鋭く硬めの中調子で、俊敏な弾き返しが味わえるシャフト。
DIやTRとの違いは、しっかり捕まえないと真っ直ぐ飛ばないどころか大怪我するシャフトだった。
カットに振ってもボールに垂直にぶつけてあげればキレイなストレートフェード、インサイドがらアウトに真っ直ぐ垂直にぶつけてあげれば右からのドローが返ってくる。
切り返しからインパクトまでは、強靭だが素直な中間のしなりでボールを捕まえる。
そしてフォローでシャフトが球筋を作るオートマチックな仕事をするといった具合。
命懸けゴルファーS氏は元々先調子好みのため、インパクトでシャフトを上向きにボールを上げる仕事をさせることが難しい。
インパクト前にお助け感がないテンセイは、フォロースルーで球筋をコントロールするフェーダー向きではないかとも言っていた。
まだ、テーラーM5だから捕まるので少しミスしても右手首を返せば多少は助かるが、エピックフラッシュ サブゼロのような絡まらないヘッドは細工がし辛いとの印象だった。
テンセイ以上のパワーが必要。TRは自分のヘッドスピードを考慮して!
今回飛び入りで参加したスピーダー エボリューション ツアースペックは、何を隠そう持ち込んだシャフトの中で一番ハードだった。
そのDNAを受け継ぐTRなだけに、どれほど強靭なシャフトなのかと思いきやツアースペック程のジャジャ馬感は成りを潜め、剛性感よりもセンシティブなコントロールを要求するシャフトに生まれ変わっていた。
決して捕まりが良いわけではないが、ツアースペックのように構えた瞬間「叩きなさい!」と言わんばかりのツアースペックに比べ、「しっかり捕まえないと飛ばしてあげないよ!」と語りかけて来そうな風合いだ。

661Sは最低でも45以上をコンスタントに出せるヘッドスピードは必須で、それ以下は出入り禁止のシャフトであることは間違いないだろう。
このシャフトは、それなりのヘッドスピードが無いと飛ばせないし球を浮かすことは出来ない。
試しに569SをM5に挿してみると、面白いようにベストショットを連発した。
661と比べると若干柔らかめに感じるが、至って素直なしなり感はシャフト全体がビュンビュン走る。
パワーのある人は、661でこの気持ち良い感触を味わっているのかと思うと非常に羨ましい。
切り返しでシャフトにパワーが伝わっている感触がモロに伝わってくるから確実に飛ぶのがハッキリ分かる。
一度、スペック違いの2本を是非打ってみてもらいたいシャフトで、コンスタントに45以上で振れる方は661、それ以下の人は569で試したら手放せなくなる。
先調子の先駆的メーカーフジクラが男子プロを意識して投入したモデルだけあり、どおりで飛ぶはずだ。
DIはフェーダーが一番好むシャフトでは?グラファイトデザインで一番タブなシャフトと言えばM9003と答える人が多いのだが、一番人気があるシャフトと言えばDIと答える人が圧倒的だろう。
ご存知松山プロ御用達シャフトはカタログ表記は中調子だが、手元がしなって中間が弾き飛ばすしなり方をする。
M9003はトルク2.2のかなり硬いシャフトなのだが、ジャンボ尾崎プロが愛用していたハーモテックプロが原型。
OEM元はグラファイトデザインだと言われているモデルを現代版にリメイクしたモデルが9003だ。
その剛性感は、私レベルではコメント出来ないくらいスーパーパワーヒッター御用達だったのだが、DIが発表される前に井沢利光プロのために開発されたと言われるI65という伝説的なモデルがあり、飛んだ時にシャフトの中間がフィニッシュで振動しているように感じると言われた名器が存在した。
当時I65からDIに乗り換えて、力任せに叩きに行く若輩者だった私は、調子に乗ってDI8Sを挿したばかりに重くて硬くて振り切れず、ラウンド中ドライバーを使うのを諦めて使えなかった覚えがある。
シャフトの中間の弾き方とゴルファーのパワーとの均衡したバランスが重要なのだ。
I65しかりDIしかりで、手元がしなり中間がしっかり弾くようなシャフトはフェードでもしっかり飛距離を稼げる。
先ほどのテンセイ、TRともにフォロースルーでの感触が似ているのは叩き系シャフトの共通項なのだろう。

このDIのDNAはIZに受け継がれ、少しやさしいDIのようなIZは爆発的なヒットを記録した。
テーラーメイドのMシリーズはドローボールの飛距離が凄い。
フェーダーが好むシャフトと言っておきながら相反する性能だとしても、左を消せると言う点と中間がしっかりしなるから左から大曲りせずにターゲットに運べる。
タイガーしかり、松山プロしかりでフェードを武器に戦う為にはこのようなしなり感が必要なのではないのだろうか?
ある意味での曲がりに対する鈍感さが直進性を増幅させているのだろう。
テンセイ、TRと打ち比べてみて撓り感はDIが一番感じられるのだが、手元がしなって直線的に弾きに行きたいDIはスイングプレーンの長い人向き。
大きなフォローが取れるゴルファーにはビッグボールを約束してもらえるし、インパクトから長いフォロースルーで振れる人には叩いた後での細工がしやすいと感じた。
フェーダーは右懐で捌くゴルファーと反対で、インパクト後のフォロースィングを操作している人が多い。
そうであれば、DIの性能はその必須条件に当てはまる。
更に、シャフトフェチのM氏は、DIにはボールヒットする時のツボがあると言っていた。
他の2シャフトと決定的な違いがここで、このツボさえ体が覚えてしまえば捕まらないと言われているDIも赤子の手をひねるように操作可能になると言うのだ。
ダウンからの切り返しで感じるポイントがあるそうだ。
そんなインプレを受けてから振ってみると、確かにのべたんな2シャフトの全体的なしなりと違い、ダウンで下りてくる間に「ココだ!」と感じる他と違う瞬間があって、そこからパワーを伝えていくタイミングがあるのが分かった。
ドローでしか飛ばないシャフトではなく、細工が出来るシャフトなだけにフェードで飛ばしてコントロールすることのできる両刀使いのシャフトだ。
これも、何種類かシャフトを打ち比べてみないと中々掴めないそれぞれの特性だと思う。
これだから打ち比べは止められない。
練習場で打つ時は何本か似た特性のシャフトを持参して打ち比べてみると、改めてシャフトのツボが分かるので体に刻み込みやすいし、ラウンド中もその感覚で打てるはず。
是非、オススメしたい練習方法でもある。
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