最近のウェッジのスピン性能はかなりのレベルにあると思う。
高いものは一本10万もする高価なものから安価なもので1万円台。
スピン性能は価格差に比べて大きな遜色が無いのでは?
スピン性能だけで選ぶのであれば安くて激スピンのウェッジを選べば良い。
どこがどう違うのか?そこを知れば、百戦危うからずで最適なウェッジがきっと見つかるはず。
そんな違いを様々なウェッジを例に検証してみたい。
ご他聞に漏れず、あくまで個人的感想であることをご了承願いたい。
最近、不調な私がアプローチだけは一目置かれている理由
現在、私が使用しているウェッジはグランディスタRSWである。
どこが他のウェッジと違うか?と聞かれれば迷わず重心位置と答えるのだが、バランスはD3で他のウェッジと大差無いし、形状も玄人好みのシャープなイメージだ。
最近、グランディスタがニューモデルを発売しヘッドが大きくなったそうで、おそらく、もっと打ちやすくなったのだろうから、一度使ってみたいとも思っているのだが何せ高い。
1本3万円以上するから、おいそれと買えないところが如何ともし難いのだ。(泣)
私のウェッジセッティングは56、50度の2本体制で、100ヤード圏内はこの2本で賄っている。
よく10ヤード刻みでウェッジを用意する方や、バンカーやロブ用に60度を入れいている方もいるようだが、私にはその必要性が全く無いのである。
それというのも、フェースの開き方と打ち方を徹底的に練習したからではないかと練習の賜物と自分に言い聞かせているからだろう。
1本2万円のウェッジでも、3本用意すると6万円だったら、信頼性の高いウェッジを多少高くても2本で用意した方が、自分を納得させられると言い訳しておくことにしておきたい。
肝心のグランディスタをチョイスした理由は、スピン性能の高さと開きやすさ、そしてフェースに球が乗っている感覚が優れいている点だと思っている。
ラウンド中、どうやって打っているか教えて欲しいといわれることがよくある。
その時、距離の出し方と出球の高低の基本的なことを話す機会が多い。
この基本をマスターしていればウェッジは2本で充分というのが私の持論になっているのだ。

基本4パターンの打ち方とウェッジ選び
アプローチには色々な打ち方があるのはご存知だと思う。
高く上げてスピンを掛ける打ち方、上げてトロトロと転がる打ち方、低く出していつまでも伸びのある転がる球、スピンの効いた低い転がしが基本の4パターンだろう。
グリーンコンディションによって、同じ打ち方をしても転がり方が違うのだが、球質は基本この4パターンから打ち分けている。
それぞれ、これらの打ち方によって合っているウェッジと打ち辛いウェッジがある。
フェースの形状、ネックの形状、材質、ミーリング、クラブの性格と最適な重量、長さ、そしてバランスそれぞれを考慮して最適なウェッジを組むのである。
ヘッドの性格は如実にスピン性能に直結しているのだが、先にもコメントしたようにスピン性能は最近のウェッジはそれほど大きな差があるとは思えない。
ある程度どのヘッドでもスピンは効くので、後は好みが優先されると思いきや、打ち方とヘッド特性の基本理解が無いとこんなはずでは・・・となりかねないのである。
レーザーミーリングとそれ以外ではスピンの性質が大きく違っていたり、58度ロフトを立てて52度で打ってもスピンの掛かり方と転がり方が違う。
私は激スピンのレーザーミーリングは計算違いが怖くて敬遠している。
スピンが効き過ぎて自分の打ち方だとショートを連発してしまうからだ。
58度フェースを52度に立てて打っても入射角が違うから伸びのある転がる球が打てなかったりするのと同様で、レーザーミーリングに慣れていない私にとってはまだまだ課題のあるヘッドなのである。
そんな未熟者の私ですら、一番拘るのがフェースの形状と材質でなのである。

どうスピンコントロールするか?
ここで、基本的なスピンコントロールについて触れておきたい。
道具選びの際に前提条件になるからだ。
■高く打ち出してスピンを掛ける。
高弾道でスピンを掛ける場合、腕の振り方でスピンを掛けようとする人をよく見かけるが、これでは正確なスピンコントロールは出来ない。
むしろ振り幅を決めて、最適な高さを出せるロフトをフェースの開閉で決定してから体を回すだけ。
打ち終わったら正対して正面を向くのが基本中の基本だ。
上級者になるとフォロースルーでフェースを引き付けるように上向きに上げてアームコントロールするのだが、スピンに悩む人の多くは最初から手先でコントロールしようとする。
このアームコントロールは、フェースを対角線で使うことによってスピンが増幅する効果が発揮される。
基本をマスターしてからの技だが、経験に裏打ちされたスキルであることを知らないと、失敗の連続は当然の結末というハイレベルな技術だ。
■低く出してスピンコントロール低く出す時必須なのはボールの位置になるのだが、ここでも最適な低さで出す為にフェースの開閉を利用する。
そしてフェースを落とすだけになるのだが、この時スピンの強弱を決めるのは、右利きの場合は左肩の高さになる。
左肩を下げれば下げるほど入射角がキツくなるのでスピンが効くのだが、あまり下げすぎるとシャンクしたりトップしたりするので注意が必要。
むしろ、フェースをボールにぶつけてから、どの程度地面と並行にフォロースルーを取るかによっても球足が違う。
■フェースの開閉で高さをコントロールフェースを開く時気を付けることがある。
どの程度開くかで高さを決めるのだが、右利きの場合左足を引いて開く。
その時、リーディングエッジが左足内側のどこを向くかで、だいたいの開き具合を決めるのである。
つま先方向を向いている時はMAXの高さを出したい時。
かかと近くを向いている時は、そこそこの高さを出したい時。
ライの傾斜によっても異なるが、基本はリーディングエッジの向きと振り幅で高さと距離を計算するようにしている。
■チャックリ、トップをしないために!フェースを開く時に誰もが心配するのがダフリやトップだ。
これを心配無用で打つための基本は、ボールに対して極力近付くこと。
方向性も良くなるのでどんなアプローチでも基本中の基本だ。
アドレスして、左二の腕が胸をなぞりながらトップまで引けるアドレスを作るのが私のセオリーである。
そして、ヒールからクラブを入れないこと。
反対に多少ヒールアップで構えるとボールコンタクトの精度が上がる。
ヒールからクラブを入れようとして、トゥアップして構えると結果はダフることが多くなり、かなりキレイにコンタクトしない限りスピンは掛からない。
■距離の出し方ウェッジは基本飛ばさないクラブである。
ただ、同じロフトでもヘッドやクラブの重量、バウンス角によって飛距離が違う。
ローバウンスは基本飛ばし辛いウェッジで、ハイバウンスは飛ばしやすいと理解しておいた方が良いのだが、スピン性能はそれとは正反対だ。
強く振るとブレやすいので、むしろトップを右に引っ張ることを意識する方が5ヤード程キャリーが伸びるので、その範囲で距離をコントロールすることで、微妙な距離をコントロールするコツとなる。
私はアプローチでトップ90度以上にクラブを振り上げることはまず無い。
それ以上距離が欲しい場合は、90度以上にクラブを振り上げるのでは無くトップ90度から右にクラブを引っ張るのと、フォローの大きさでコントロールする。
右に引っ張るには左肩を入れてあげると、ヘッドが10センチ程遠くなり、スィングの半径が10センチ大きくなる。
意識して強く振ったりせずに、大きな円周運動を作るだけでヘッドスピードも自然と上がってくるのである。
クラブを上に振り上げてもV字スィングになるだけで飛距離は伸びないし、U字のスィングにするために右に引き、トップとフォローでスィングの大きさを使い分けるのである。

上げる!最適なウェッジはコレ!
先にも触れたように私は50度と56度の2本体制で高低とスピンをコントロールしている。
当然高い球が欲しい時はフェースを開くし、低くする時はフェースを閉じる。
打ち方も先にコメントした通りだ。
私の愛用しているグランディスタは、高重心なので実はやさしいウェッジではない。
気を抜くとシャンクも出やすいので、基本に忠実に打たないとならないのだ。
ただ、高重心の良さはフェース手前に重量を感じながら振れるのでボールのくっ付き感がハッキリ伝わってくること。
コンタクトした瞬間、どの程度キャリーするかがボールの乗り具合で分かるので、アプローチでありがちな、距離のミスがかなり軽減されると思っている。
この程度打てばこの程度の感触というのが経験則になってくるので、距離と打ち方の相関関係が把握しやすい。
さらに、高重心にはスピン性能が高くなるというメリットもある。
最近のウェッジは上げることに関してはどれも操作性が高い。
いわゆるティアドロップ型と言われているモデルが大半なので、普通に振ればよっぽどのことが無い限りフェースを開く必要も無いと思っている。
よく、バンカー越えだからフェースを開くとか言われるが、障害物を越えるためにフェースを開くことは私の場合はまず皆無だ。
むしろ、着弾してからどの程度転がすかでフェースの開閉と打ち方を選択する。
ウェッジはロフト以上にバウンス角があればあるほど球が上がるし距離も出せる。
バウンス角が大きければ大きいほどスピンは掛かり辛いのだが、きっちりヒットするのが苦手な人にはハイバウンスをオススメするし、ボールコンタクトに不安が無い方には当然ローバウンスをオススメする。
ただ、スピンにこだわるならアプローチのバリエーションを修得することと、最低でも10度以下のローバウンスで技術を磨く必要がある。

レーザーミーリングの激スピンウェッジ
スピン重視で選ぶなら、先にもコメントした通りミーリングモデルがあるのだが、通常のミーリングとレーザーミーリングがある。
このレーザーミーリングの中でもスピン性能が突出しているのが、ブリジストンのファングと言われる逆三角形の鮫肌ミーリングである。

汎用版といっても3万円以上する限定モデルXWFとインゴットからネックまでも一体で削り出した無限ウェッジXWBがある。
今まで試したウェッジの中でもこれほどのスピンと打感の伝わり方は他には皆無だろう。
どのウェッジが一番スピンが効くと聞かれれば、私は迷い無くこの2本を挙げる。

そして、打感とレーザーミーリングの秀作は、エポンツアーウェッジだろう。
エポンパーソナルウェッジが似た形状のウエッジだが、こちらはレーザーミーリングでは無いので、スピンが効き過ぎてどの程度転がるか分からないということがまず無い。
もちろんさすがエポンなだけあり、ツアーウェッジ、パーソナルウェッジ共にスピン性能、打感とも抜群なウェッジだ。
前作の213STXも非常にスピン性能が高く、レーザーミーリングではないのだがスコアラインの本数が多いので、スピンが良く効く上にヘッドが大きめで安心感が高い。
213STXはモデルも古くなっているので、状態の良い中古品があったら持っていて間違い無いウェッジだ。
エポンに勝るとも劣らないのが、バルド ストロングラックウェッジで、レーザーミーリングと打感の両立したウェッジだ。

いずれも、高価なウェッジなだけに、打感で繊細な打ち方が出来る人にとってはかけがえの無い存在。
最近、レーザーミーリングが人気だが、その先鞭を付けたのがクリーブランドである。
ステンレスヘッドからフォージドヘッドまで多様な機種がラインナップされている。
クリーブランドのウェッジは性能面でも操作性の面でも、どれを使っても間違いは無い。

ミーリングウェッジの秀作はコレ!
フェースミーリングはレーザーではないモデルも多い。
中でも、ゾディアのV2.0シリーズは現存するウェッジの中で最高のスピンパフォーマンスを発揮すると最高評価。
タイトリストのようにソール形状でモデルが分かれているが、全て軟鉄鍛造なので、この打感を味わったら他は使えないと評判だ。
タイトリストもボーケイフォージド以外は鋳造で、打感がイマイチというゴルファーもいる。
鋳造モデルと鍛造モデルはクリーブランドも鋳造が多いので、打感を気にする方には鍛造モデルがオススメだろう。

ところで、品川アイアンというクラブをご存知だろうか?
クラブ作り日本一と呼び声の高い品川清氏が手掛けるモデルである。
月産30個という少量生産しかしない品川氏のウェッジは知る人ぞ知る最高峰のウェッジで、見る人が見ればそのシェイプの違いで分かると言われる研磨が特徴だ。
幻のウェッジと言われるだけあって、おいそれとお目に掛かれる機会も殆ど無い激レアモデル。
その性能は言わずもがなで、突出しているのがその打感。
通常、バレル研磨と呼ばれる研磨剤に入れて機械研磨するのだが、結果、表面が硬化して打感を損なうため、品川氏自信がペーパーで手研磨するだけあって打感が全然違うという代物である。
ふるさと納税で姫路市に30万円以上の納税をすると、この品川ウェッジが送られてくるという。
まず手に入らないウェッジが手に入るというだけあり殺到したという逸話だ。
極上の打感とスピン性能。ミーリングに依存しない秀作はコレ!
最近のウェッジの中でもEDELウェッジのスピン性能は群を抜いていた。
カットに打つと必ずサイドスピンが効き過ぎるあまり、制御不能になるかと思える程の切れの良さ。
フェースが小さく中々難しいウェッジではあるが、このモデルも最近は中古市場でリーズナブルになってきた。
状態の良いモノは是非一度試してみて欲しい。

知る人ぞ知る激レアウェッジの傑作には、鍛造は姫路、研磨は燕で仕上げるCGSオライオンがある。
以前から、鍛造は姫路が日本一いや世界一。
研磨は新潟の燕が世界一。
両市とも日本刀から受け継がれた包丁の名産地で、世界中から注目を集めている鉄加工の町である。
ゴルフクラブもご他聞に漏れず、この両市で生産されるギアは常に世界中から注目されている。
その良いとこ取りをしたのがCGSオライオンなのだ。
打感の良さは掛け値なしにオススメ出来るし、仕上げがうっとりする程美しいミラー仕上げだ。
ストレートネックとグースネックの2タイプがあるが、グースモデルと言ってもセミグース程度で使いやすさも抜群。
メッキモデルとノーメッキモデルがある。
手入れが必要なノーメッキモデルは、ボールが笹くれるのではないか?と思えるほどの擦り感が伝わってくる上に、ボールを包み込むようなソフトな打感が共存している。
ノーメッキもメッキも理屈の上ではスピン性能に違いは無いと言われるのだが、理屈の上ではそうであっても伝わる打感が全然違う。
その打感に応じたクラブ操作が明らかに違ってくるのである。
五感で感じる感覚をスィングに反映するのがゴルフの真髄であるのは言うまでも無いが、打感が教えてくれる打ち方の違いが、スピンにも反映されると思っているのは私だけだろうか?
その点で、ノーメッキには擦れ感というメッキモデルには無い打感があり、それをスィングに活かしてメッキモデルでは操作不能のスィングを作れるところが、メッキとの大きな違いではないだろうか?

価格面含めて全てにおいて及第点以上と思えるのが、フォーティーンが初めてと言っても良い軟鉄フォージドを手掛けたFHフォージドだ。
今まで頑なに軟鉄を使わなかったフォーティーンが、ウェッジで最高評価を獲得してきた技術力を背景に、軟鉄鍛造モデルを発表したのがFHフォージドである。
打感に難ありと思っていたゴルファーも満足出来る出来栄えなだけに、フォーティーンのスピン性能と打感の良さを両立している。

最高の打感といえば、何と言っても三浦MG-S01を忘れてはならない。
最高純度の純鉄素材でくっ付き感があり、ラフにも負けない操作性を誇るクラブデザインはさすが三浦技研である。
このウエッジを使っているとミーリングが余計な加工と思える程、ミーリングスピンに真っ向から勝負出来る材質と打感でスピンコントロール出来るモデルであることが分かる。
スピンも非常に素直で一番計算しやすいウェッジだと思っているし、私自信もグランディスタとMG-S01の両刀使いだ。

転がす!最適なウェッジはコレ!
私の友人に転がしの名手がいる。
彼の武器はマスダ スタジオウェッジ M425の58度。
M425は、昔の風貌で決してカッコ良いウェッジとは言えない形状だが、グースが効いていて、方向の出しやすさとくっ付き感、転がりの良さは群を抜いているどころか次元が違う。
M425を使うと必ずアプローチが上手くなると言われている程の名器だ。
さすが、尾崎将司プロがエージシュートを達成の際、自身でプロデュースしたウェッジなだけあるし、小平プロもジャンボ尾崎プロから結婚祝いにプレゼントされて使っていただけのことはある。
中古市場でも滅多にお目に掛かれないだけに、一度使ったら皆さん中々手放さないのは想像に難くない。
このグースの効いたネック形状は、一世を風靡した久津間氏のデザインしたウェッジを彷彿とさせる。
プル角の魔術師と呼ばれた久津間氏のウェッジを愛用していた尾崎プロが採用しただけあり、計算され尽くされた精度がかなり高いように思える。
敢えて、久津間ウェッジの再来と言わせて貰いたい。
この世代の両雄と言えば、リンクス デビルマスターやピン アイ2ウェッジである。
M425に勝るとも劣らないウェッジでその現代版と言えるモデルが、多少古いモデルではあるがエポンXL45だ。
このウェッジもボールのくっ付き感が凄く、この柔らかさによる操作性が非常に高い。
方向を決めたら、打ち出す方向にフェースを動かすだけ。
それだけで自然に転がって寄って行ってくれるウェッジである。

一世を風靡したリンクス デビルマスターにそのフォルムがそっくりなだけに、久津間ウェッジVS.リンクスデビルマスターという昔の構図を彷彿とさせる。

寄せる技術は上げる、転がす、止めるの3つ。
終着地点は、上げて止めやすいウェッジを選ぶか?転がしてスピンを効かせるウェッジを選ぶか自分の技量と相談してみて選んでも良いのでは?
快打俱楽部オススメウェッジはこちら
■バディ プロトタイプ 剣持プロデュース限定ウェッジ 57度 DGS300
■ グランディスタ RSW 50度 K's HW120
■グランディスタRSW 56度 モーダス105 ウェッジフレックス
■ブリジストン ツアーB XWB 無限58度(良品)モーダス105WEDGEフレックス
■ブリジストン ツアーB XWB 無限52度(良品)モーダス105WEDGEフレックス
■ブリジストン ツアーB XW-B 無限52/58度(二本セット良品)モーダス105W
■ゾディア CHIBA MASTER PIECE WMF58-05 DG S200
■ロッディオウェッジ52度 K’s wedge HW120
■ロッディオウェッジ58度 ノーメッキ K’s wedge HW120
■ロッディオウェッジ58/52度 ノーメッキ K’s wedge HW120
■イーデル(e del)DVR 56度 DGS200
■CGSオライオン SPY-WED タイプG54度 モーダス115ウェッジフレックス
■CGSオライオン SPY-WED タイプG50度 モーダス115ウェッジフレックス
■CGSオライオン SPY-WED タイプG58度 モーダス115ウェッジフレックス
■P-TUNE YウェッジV2 DGS200 52/58度 2本セット
■P-TUNE YウェッジV2 52度 DGS200
■P-TUNE YウェッジV2 58度 DGS200
■三浦MG-S01 56度 DG S200(改造品)
■タイトリストSM7 08F 52度 DGS200(良品)
■キャロウェイ マックダディ4 60度 DGツアーイシューS200
■バルドストロングラック プロトタイプウェッジ 52/58度 DG-S200 2本セット
■バルドストロングラック プロトタイプウェッジ 52度DG S200
■ バルドストロングラック プロトタイプウェッジ 58度DG S200
■エポンツアーウェッジTYPE-S 58度(新品未使用品)モーダス115W限定モデル
■エポン213STX 52度 ヴィンテージ MODUS-TOUR120
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先日、あるゴルフショップで色々なパターを試打してみた。
その時感じたのが「温故知新」だった。
本当に良いパター=ニューモデル
なのだろうか?ということである。
パターもニューモデルが発売される度に価格が上昇し、キャメロンに至ってはニューモデルは5万円台に突入している。
本当に良いパターは値段に変え難い良さがあるものだが、ニューモデルはどうもそうなっているとは思い難い。
そう思っているのは私だけだろうか?
今回は、本当に自分に合っているパターを見直してみたい。

良いモデルを使っていると次が大変?
スコッティキャメロンは誰もが認めるクォリティーの高いパターだろう。
ただ、最近のキャメロンは少々期待外れと思える節があると思っている。
先日、顔見知りのジュニアゴルファーのお母さんが、
「息子がパターを変えたいといっているんですけど、どんなパターが良いですかね?」
久々に息子さんの活躍を耳にしていた矢先、ホッとしていたのも束の間、息子さんのパットの調子が今ひとつらしく、パターを変えようと思っているそうなのだ。
今まで入っているのに入らなくなるのはメンタルの問題なのだが、現在使用しているモデルは、私が奨めたモデルでキャメロンのスタジオセレクト・ニューポートだった。

今のはだいぶ痛みもあるので、「新しいパターでウキウキすれば調子も戻ってくるかも知れないね?」
ということでまたオススメを紹介して欲しいとの事。
私は、スタジオセレクト・ニューポートシリーズは、歴代キャメロンの中でも傑作中の傑作だと思っている。
キャメロンのニューモデルは値段が上がる反面、スタジオセレクト以上の市販モデルは無いのでは?と思っているほどだ。
そして、息子さんと一緒にパター選びに行くことに・・・。

キャメロンの功罪?
キャメロンのニューモデルが決して良くないとは言いたくないのだが、パターに対する思想が変ってきているのではないかと思える節がある。
これが進化と言うのであればそうなのかもしれないが・・・。
ステンレスヘッドをこの世で最高峰のパターとして送り出していたキャメロン。
スタジオ・ステンレスやスタジオ・セレクト時代、いかに打感を軟鉄に近付けるか?
これが大きな課題だったように思っていたのだが・・・。
軟鉄の吸い付いて弾きを感じる打感をステンレスでいかに近付けるかが、パターの良し悪しであり、パター選びの王道だったと思っていた。
タイガーウッズがGSSを使用したのも、少し弾きのあるジャーマンステンレスが軟鉄に近い打感だったからである。
当時のパターと現在のパターとの大きな違いはフェースミーリングに問題があるのでは?ディープミルドにすると打感が柔らかくなり、ステンレスヘッドが、まるで樹脂でも入れているかのようにオデッセイに近い打感になる。
その代わり犠牲になるのが弾き感だ。
そして、アルミプレートをインサートしたミーリングフェースがキャメロンから登場する。

2002年のスタジオステンレス、2005年のスタジオスタイル、2006年のサーカ軟鉄を挟んで2008年のスタジオセレクトまではかなり打ち応えがあり、しっかり感とソフトな打感が同居して味わい深い打感だった。
それが、スタジオやステンレスの冠が消える。
セレクトシリーズが2012年から発売されるや、初代はそこそこ人気モデルになるのだが、ミーリングが深くなりキャメロンの味わいが消えたと感じた。
その代わり、真っ直ぐに打ちやすいGOLOやフューチュラなどのマレットはかなり選択肢が広がったのが、キャメロンの功罪ではなかろうか?
もちろん、打感や転がり、弾き感は個々の好みなので、あくまで私感であるのだが・・・。

軟鉄に近い打感が好き!
ジョーダンスピースが軟鉄を使うのが分かる気がする。
先ほどの話に戻ろう。
息子さんとパター選びに行った時、彼が最近のキャメロンは打感がボヤけているし、柔らか過ぎたり弾きすぎたりで安定していないと愚痴っていた。
私も同感である。
「同じスタジオ・セレクトで状態の良い中古でも良いんだけど・・・?」
「まあ、ゆっくり選ぼうよ。良い打感のモデルはいっぱいあるから。」
何本か候補を持ってきて打感とタッチの出方、方向性などを試してみる。
一番打感が気に入っていたのはアームスゲインだった。
トーナメントプロの9割が彼のデザインしたクラブを使っていたと言われる、伝説のクラブデザイナー沼沢雄二氏が満を持して発表したパターだ。
フェースはベティナルディのハニカムミーリングのようで、打感が何とも言えず、打った瞬間細いシャフトを伝わって一本芯が通ったような響きを感じる打感は高級感すら覚えるデリケートさだ。

少し値が張るため予算を気にせず「これにしたら!」とも言えない。
ベティナルディも打ってみると、こちらの評価もキャメロン以上。
流石にフェースの平準化に定評があるだけにハニカムフェース恐るべしである。

クロノスを試してみると、こちらも評価が高い。
芯に一番当てやすいのがクロノスだと彼は評価していた。
精密な作りに定評があるクロノス。
ジュニアでも全国レベルの彼だけに、さすがモノの良し悪しが打った瞬間分かるのは凄い。

一通り打った後「今のパターに近い打感は無かったね。でも、しっかり弾きも感じて微妙なタッチが出せそうなパターがあったよ。」
彼が選んだのはピレッティ・コルティノ2だったのである。
このパターは打感が柔らかい上に、最後に弾き感が残るから距離が把握しやすいそうだ。
適度のミーリングでディープミルドではないし、軟鉄に限りなく近い打感。
軟鉄を選ぼうとも思っていたのだが状態が良いものが少ない上に、メンテナンスしてもスグに劣化していってしまうだけにコルティノ2が気に入ったそうである。

樽刺し投売りパターがオモシロイ!
よく、中古ショップに行くと店頭に2~3千円程度で投売りパターが置いてある。
中には往年の名器と言われた軟鉄モデルがゴロゴロ転がっている。
ダンロップ・タッドモアなどはその代表で、今でもそこら辺のステンレスなんか相手にならない程優秀なパターだ。
セベ・バレステロスがこの軟鉄モデルで何勝も挙げ、数多くのトッププロが愛したモデルである。
この時代のパターは打感が素晴らしく、当時ステンレスの先駆的存在だったピン・アンサーに並び賞されるパターの双璧だったのを憶えている。
次々に軟鉄の素晴らしいモデルが発表され、今でこそオデッセイ一色になったキャロウェイもキャロウェイブランドで軟鉄モデルの「ボビー・ジョーンズ」を発売している。
パワービルド、ミズノなど、名うてのメーカーが威信を掛けて軟鉄削り出しをどんどん世に送り出していた時代。
当時、一番人気はタッド・モアで今でいうキャメロンの存在。
ダンロップがタッド・モアのためキャメロンはミズノが発売していたが、タッド・モア人気には遠く及ばなかった時代だった。
そんなパターが今では樽刺しで二束三文で買えるのだから、軟鉄経験の無いゴルファー諸氏は是非一本持っておく価値があると思う。
自宅での練習用で充分、軟鉄の巧妙な打感をしっかり感じることが出来る上に最新モデルを選ぶ目も肥えるだろう。
また、打感の良し悪しも分かるようになるし、弾きと距離感のデリケートな関係も把握しやすいはずだ。
それと言うのも、ステンレスヘッドの目指すところはやはり軟鉄なのだから。

快打俱楽部オススメパターはこちら!
■ジョン・バイロン モーガン30th GSS 1/30限定モデル
■イーデル トルクバランスE1 34インチ
■ジャンバティストJB501 33インチ
■ベティナルディ BB0 LNプロト 33.5インチ
■三浦MGP-M2 34インチ
■バルド TTツーリストトロフィー 006ムジェロ GSSプロトタイプ プロ支給品
■ツーロンデザイン インディアナポリス
■アームズゲイン model01 33インチ
■共栄ゴルフPP01 ツアースペックパター 34インチ
■エポン フォーチュン34インチ
■ピレッティ マテラ375G 33インチ 546g
■ピレッティ CU FIRSTRUN 34インチ
■クロノス コルネット(超美品COA付) サウンドスリット ブラック限定モデル34インチ
■クロノス ルネッサンス34インチ(超美品ヘッドカバー付)
■スコッティキャメロン セレクトニューポート2 カスタム34インチ
■スコッティキャメロン セレクトニューポート2カスタム2016(超美品)
■スコッティキャメロン18セレクトニューポート2(未使用品)33インチ
■S.キャメロン セレクトニューポートT10 サークルT(美品 証明書HC付)
■スコッティキャメロン セレクト NP(未使用2016年US)
■Sキャメロン GOLO 5R カスタム 34インチ
■スコッティキャメロン セレクトGoLo S カスタム34インチ ヘッドカバー付
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最近のトレンドと言えば、FWとUTの進化ではないだろうか?
今までの倍ほどする価格なのだが、まずは飛距離性能が抜群に優れている。
飛びに大きく関わる材質の違いが、UTもステンレスからチタンへ。チタンフェースに変り10ヤードの飛距離アップが出来るようになったと思われる。
さらに、最近ではチタン材質の種類やソールの重心配分などでさらに飛距離を伸ばしている様相だ。
従来のUTと比べて10ヤード以上は飛んでいるから、殆どFWの領域に入ったと言っても過言ではない。
ロマロRAYでチタンヘッドのぶっ飛び性能を発揮した後、代表的なUTがムジーク、ロッディオ、バルドだろう。
「激飛び三羽烏」とでも言いたいのだが、チョット待って!
こんなに飛んでしまうと全体の距離フローが狂ってしまうから、1本買っても結局全体を見直さなくてはならないということになる。
それでも飛ぶなら欲しくなるのがゴルファー心理・・・。
FW、UTは飛ばなくてもコントロール性能が高ければ良い。
という声を良く聞くが、操作性がさらに良ければ全体を見直すのも手かもしれない。

ムジーク・オンザスクリューICEはアイアン型UTの概念を変えた!
ムジークにはアイアン型UTのICEとウッド型UTのDUという2モデルがある。
アイアン型UTのICEは、今までの既成概念に捕らわれず、フルチタンヘッドの強反発性能を活かして、そん所そこらのウッド型UT以上に飛距離を稼げるモデルだ。
ソールにはタングステンを採用し、打ち易さと操作性の高さから発売されるや否や引きも切らない人気を博した。
兼ねてより、ウッド型UTに水を空けられたアイアン型UTに一石を投じたモデルで、中古市場でも中々入手困難な状態が続いている。
私の友人も24度で210ヤード飛ぶと言うのだからその飛距離性能の高さは折紙付。
さらに、ヘッドの返りがアイアン型なだけに緩やかで、UT独特の巻き球が少ないのも特徴だ。
ロフト18、21、24、27、30度までラインナップされている。
ここまでロフトバリエーションがあれば30度で5番または4番アイアンと入れ替えられるから距離フローを上手く繋いでいくことも出来る。

その飛び怪物!と言われたDFのDNAを受け継いだオンザスクリューDU
モンスターFWと言われて飛距離性能№1に君臨するFWと言えば、ムジーク・オンザスクリューDFだ。
ロッディオFWが驚異の飛距離を誇っていたにもかかわらず、その座を奪い取ったDF。
というより、ロッディオとムジークの2強が正面衝突している様相である。
ソール形状がDFそっくりなUTがオンザスクリューDUとなり、いかにも飛びそう。
案の定モンスターUTの名を欲しいままにしているため、新品ですらまず手に入らない状況下だ。
DUは球が上がらないというDFのようなハードヒッター御用達モデルではなく、スピンを抑える低重心設計でありながら、フェースプログレッションを大きくして、スピン量を最適化しているため球が上がる。
いわゆる棒球だけど、スイング次第でスピンを操作出来る仕掛けになっているのが設計の妙。
フェース素材も、飛びの鉄板と言われるDAT55よりもさらに弾くとされるDAT51を採用しているため、繊細なスピンコントロールを実現出来る上に、高く打ち出して止めるというUTに一番必要な要素を兼ね備えているのである。
ただ、このDUちょっと組むのに苦労するのである。
現在、このヘッドに最適なシャフトは無いのではないだろうか?
9ミリチップのためMCHなどのパラレルチップじゃないとチップを削らないと入らない。
さらに、ヘッドがFWと同じ設計思想のため軽いのでシャフトウェイトを入れないとD2あたりのバランスが出ないため、初心者はカスタムオーダーするのをちょっと控えた方が宜しいのでは?
中古で気に入ったシャフトが入っているモノが見つかれば即買いをオススメするのだが、お気に入りシャフトがイメージ通りの仕様かどうかは要チェックだ。
それでも、このUTの飛距離は前人未到の領域のため、中古市場でも殆ど手に入らないばかりか、新品でも3ヶ月待ちの状態だという。

ロッディオ・ハイブリッドUTはやさしい上に激飛び!
ロッディオ・ハイブリッドUTは、ムジークと比較しても遜色の無い飛距離と敢えて言わせてもらう。
それと言うのも、飛距離を自在にコントロール出来るムジークと違い、誰でも優しく高く飛ばせるUTなら、こちらの方が上かも知れないからだ。
低いスィートエリアは芝から多用するUTにとって、これほどありがたい設計はない。
結果、ミスヒットに寛容でスィートスポットで捕まえやすいのでミート率が格段に上がる。
ムジークのような叩きに行って一発を狙うことは出来なくても、常に他のUTを凌駕する飛距離が簡単に出せるところは、毎回安定したロングヒッティングが計算出来る。
私の友人も、とうとう3番アイアンでしか攻略出来なかったショートホールに、ロッディオ・ハイブリッド24度を投入し、パーオン率が格段に上がったそうだ。
某有名メーカーの24度で190ヤードだったのが、210ヤード弱は飛ぶと言う。
飛距離誤差も毎回10ヤードの範囲内なので、安心して使えるUTとして頼もしい限りだそう。
激飛びFWで名を馳せたロッディオFWとそっくりのヘッド形状でそのUT版。
ムジークもそうだったように、ロッディオも激飛びDNAをFWから継承しているようだ。

チタンヘッドでしっかり飛ぶUTと言えばバルドTTX、568UT
ロマロがチタンフェースのRAY UTを非常識?な価格でリリースした時、「UTに5万円も払えるか!」と言っていたゴルファーもその言葉が今は死語になりつつあるのを実感していると思う。
チタン材質のUTは価格的に高い。
今ではロマロの初代RAYは中古市場で安価に購入出来るし、当時のステンレスヘッドより10ヤードは飛ぶ。
現在市販されているUTよりまだ飛んでいると言っても良いくらいだ。
そのロマロに輪を掛けて飛ぶのがバルド568UTだろう。
ニューモデルのTTXは568の高さを少し抑えてさらに飛距離を伸ばした。
今、中古市場で狙い目のUT筆頭が568UTと言っても良いくらいだと思う。
弾きの強いチタンヘッドが重心距離の短いUTの欠点とも言える操作性向上に寄与していることは言わずもがなだ。
18度から30度までのロフトバリエーションがあるのでアイアンの飛距離と被るロフトで、全体の距離フローを考慮するのがオススメセッティングだ。

飛ぶUTを入れたらどんな14本にする?
よく、「FWやUTは飛ばすものじゃなく狙うもの。だから飛ばなくていい!」という言葉を耳にする。
あくま私感ではあるのだが、私にしてみると前時代的だし、やっかみぐらいにしか聞こえない。
ちょっと辛らつな言い方になってしまったが、過去のUTのように曲がりを気にする必要性も低くなった。
それというのも、直進性の高いヘッドの誕生とスィング方向へのしなりを重視する、UT専用シャフトの誕生が飛距離という恩恵までもたらしてくれているのではないかと思う。
ハッキリ言って、昔のUTより飛ぶし曲がらないのは新しいテクノロジーを纏ったUTでしか体感出来ないのである。
但し、弊害もある。
ウェッジとウッドを除く8本のセッティングで考えてみよう。
ドライバーが250ヤードと仮定する。
FWで220~230ヤード飛ばせる激飛び5Wが最近お目見えしているで1本入れてしまえば、UTとアイアンの繋ぎは飛距離が被るところからUTで楽勝だ。
どこからUTに切り替えるか?アイアンの最長飛距離プラス20ヤードのUTを選べば良い。
最近の激飛びFWはヘッドスピード46で260ヤード飛ばせる3Wもある。

殆どドライバー要らずなのだが、ドライバーを外す勇気があるのなら、3W、5Wのウッド2本体制で220ヤード以下をUTとアイアンでセッティングすると良い。
ウェッジ3本体勢の人はウッドを1本削る必要があるのでドライバーを外すセッティングもありだ。
ウェッジ2本体制の人は、ドライバーを除くFWとUTをどう組み合わせるかで長距離砲のチョイスを広げることが出来る。
アイアンを5番から6本、24度か27度のアイアン型UTもしくはウッド型UTで距離フローを考慮する。
ドライバー、3W、5Wまたは20度未満のUTというコンビネーションというのもありだ。
今、UTとFWが熱い。
これらのクラブを中心にセッティングを考えることは、長い距離をものともしないタフなコンデションで威力を発揮するだろう。
快打俱楽部オススメUTはこちら!■
バルド568 UT 21度 MCH90S(イオミック緑 良品ヘッドカバーなし)■
バルド568UT 21度 MCH90S (エリートグリップ黒 ヘッドカバー無)■
バルド568UT18度 TENSEI80HY-S(美品ヘッドカバーなし) ■バルド568UT 21度 アッタスEZ 85X(ヘッドカバーなし)
■バルドTTX UT21度 フジクラMCH 80S(超美品)
■アキラ プロトタイプTV UT21度 フジクラMCI100-S(ヘッドカバー付美品)
■グラインドワークスU5 24度バリアントワン UT WOOD(美品ヘッドカバー付)
■グラインドワークス18度バリアントワン UT WOOD(美品ヘッドカバー付)
■ロマロ RAY UT ロフト21度 クレイジーUT X(ヘッドカバー付)
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長年色々なウェッジを試してみたり使い続けてきたが、これほどクォリティーの高いウェッジを打ったのは初めてだった。
それもそのはず、ヘッド本体だけで9万円以上。
工房で組んでもらうと10万円也のウェッジなだけに、クォリティーが高いなんて愚問と一笑されてしまうだろう。
それでもプロは、メーカーからこんなに凄いウェッジを支給されて、好き放題調整しているのだから羨ましい限りだ。
今回はこの無限ウェッジを中心に、都市伝説的な逸話を持つウェッジとそのラインナップについてコメントしてみたい。
もはや都市伝説?無限ウェッジの凄さ!
某大手ゴルフショップの試打会でのことである。
現在のXWB無限の前作を打たせてもらう機会があった。
フィッティングが出来ないと販売出来ないモデルだけあり、店内にフィッティング施設が無いとこのモデルの取り扱いが出来ない。
この試打会に参加出来たことは、今でも無限ウェッジに出逢えて有意義だったと思っている。
試打当日、最初からドライバーやFW、アイアンには目もくれず、「無限ウェッジある?」とスタッフの方に聞いてみたところ、「持ってきてますよ!」
これで、今回の試打会での本懐を遂げたことになる。
さっそく手にしてみたところ、アレ?どうも好みの顔ではない。
出っ歯でアライメントに難ありだったのだ。
それでもせっかくだから試打開始。
打感はスゴぶる柔らかいし、食い付きがもの凄い。
打っているというより、くっ付いては離れ、くっ付いては離れを繰り返している感じ。
小慣れてくると、スィングを気にしてターゲットを狙うというより、打感がどのような球を打っているのかを伝えてきているようになってきた。
スピンの幅まで打った瞬間に把握出来そうなほど。
振り幅なんか気にしないで、直径1メート程度の小さな円形ターゲットにビシビシ当たっていく。
スタッフの方が「お客さんアプローチ上手ですね!」とお褒めの言葉に気を良くしていたのだが、その実お恥ずかしい話ではあるが、今までこれほどの精度で距離を刻んだことなど皆無だったのである。
「打感が伝えてくれる微妙なアプローチってあるんだ!」このウェッジの凄さを垣間見た瞬間だった。

都市伝説その2。こぼれた球がスピンで登ってきた!
ノーメッキの無限ウェッジの凄さは、何と言ってもスピン性能がもの凄いところだ。
食い付いた瞬間にボールのウレタンカバーにスコアラインが食い込んでいるのが分かりそうなほど。
後日、このウェッジをコースで使用してみるとしっかりボールが笹くれ立っていた。
ここまでならスピン性能の高いノーメッキウェッジならいくらでもあること。
無限ウェッジの凄さは、先ほどの直径1メートル程度、距離20ヤード弱にダイレクトにキャリーしてこぼれ落ちてから、そこにスピンバックして戻ってくる凄さだった。
それも、こぼれて斜面を登ってくる勢いのあるスピンボール。
練習場の練り球なのにである。
正直これほどスピンが効くと、どうやってカップを狙って良いか分からないし、止まってしまったり戻ってしまう性能の高さは、我々アマチュアには持て余す性能の高さと言わざるを得ないのではないだろうか?

出っ歯は成りを潜めてニューモデル登場
初代無限ウェッジは出っ歯で方向性に難ありと感じる人も少なくなかったのだろう。
最新モデルは出っ歯は無くなり、スッキリとしたリーディングエッジがターゲットを直線的に捉えることが出来る。
非常にオーソドックスな形状で、いわゆるイイ顔というフォルムに変身した。
当快打俱楽部でも、数回このウェッジを中古で取り扱っているのだが、毎回販売開始即完売を繰り返している。
現在は状態の良いものが2本、セットでも用意してあるのみだ。
知る人ぞ知るウェッジなだけに、ネットでも殆どお目に掛かることが少ない。
価格も価格なだけに、おいそれと買える代物ではないのだが、使ってしまうと他のウェッジが陳腐に見えてしまうのだから、高くても致仕方無いのかもしれない。

BSの鮫肌ミーリング
この無限ウエッジに限りなく近いXWFというウェッジがある。
同じBSだが、無限ウェッジに限りなく近付けて作られたものだ。
激スピン性能、ノーメッキ、打感の良さも無限ウェッジと比べて遜色が無いほどのクォリティーなのだが、違いは?と聞かれたら私レベルでは説明出来ない悔しさがある。
無限ウェッジはフェース面全体にミーリングが施されている。
XWFはスコアラインのあるフェース面にのみのミーリングで形状も非常に近い。

実は、このミーリングに激スピンの秘密があるのだ。
ミーリング自体を逆三角形の鮫肌でミーリングしてあるのだ。
XWFのFはファング「牙」という意味なのだそう。
そしてXWBのBは製造元BS秩父工場のシンボル「武甲山」の頭文字となっている。
無限ウェッジはメーカー既報の通り、軟鉄インゴットをネックからコンピュータミーリングで一体削り出しのワンプレーン製法。
ミーリングまで一貫した削り出しとなっているだけに、かなりの精度が要求される。
F1マシーンをプロデュースするホンダ無限ならではの精密な設備と技術がブリジストンゴルフとコラボレーションしたモデルなのだ。
F1にタイヤ供給しているブリジストンならではの、中々レアなコラボモデルがウェッジの最高峰に君臨している。
快打俱楽部オススメウェッジ■
ブリジストン ツアーB XW-F 58度 DG S200■ブリジストン ツアーB XWB 無限58度(良品)モーダス105WEDGEフレックス
■ブリジストン ツアーB XWB 無限52度(良品)モーダス105WEDGEフレックス
■ブリジストン ツアーB XW-B 無限52/58度(二本セット良品)モーダス105WEDGEフレックス
■グランディスタ RSW 50度 K's HW120
■グランディスタ RSW 56度 K's ウェッジHW120
■グランディスタ RSW 52/56度 K's ウェッジHW120
■ゾディアV2.0-1 52度 モーダス125X
■ゾディアV2.0-03 58度(訳あり品)DGS200
■ゾディア CHIBA MASTER PIECE WMF58-05 DG S200
■ロッディオウェッジ52度 K’s wedge HW120
■ロッディオウェッジ58度 ノーメッキ K’s wedge HW120
■ロッディオウェッジ58/52度 ノーメッキ K’s wedge HW120
■エポンツアーウェッジTYPE-S 58度(新品未使用品)モーダス115ウェッジフレックス限定モデル
■エポン213STX 52度 ヴィンテージ MODUS-TOUR120
■イーデル(e del)DVR 56度 DGS200
■CGSオライオン SPY-WED タイプG58度 モーダス115ウェッジフレックス
■CGSオライオン SPY-WED タイプG54度 モーダス115ウェッジフレックス
■CGSオライオン SPY-WED タイプG50度 モーダス115ウェッジフレックス
■タイトリストSM7 08F 52度 DGS200(良品)
■タイトリスト ボーケイフォージド2017 K12/60度 HIGH CG DGS200
■P-TUNE YウェッジV2 52度 DGS200
■P-TUNE YウェッジV2 58度 DGS200
■ZIZI プロトタイプウェッジ 58度 DGS200
■三浦MG-S01 56度 DG S200(改造品)
■キャロウェイ マックダディ4 60度 DGツアーイシューS200(良品 純正カスタム)
■バルドストロングラック プロトタイプウェッジ 58度DG S200
■バルドストロングラック プロトタイプウェッジ 52度DG S200
■バルドストロングラック プロトタイプウェッジ 52/58度 DG-S200 2本セット
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最近中々更新出来なかったのをこの場を借りてお詫びしたい。
今回は、高性能ドライバーが買いやすくなったのでコメントしてみたい。
M3、ローグが巷を賑わしている裏で、高性能ドライバーがニューモデルの登場と共に値段が下がり、様々なスペックが中古市場に登場し始めた。
先日、テーラーM3 ツアーAD DI6S、キャロウェイ ローグスター エボ4、バルド568 460 DI6SとプロシードR7 ツアーAD DI6Sを比較してみた。
その結果を踏まえて、お買い得高性能ドライバーを検証してみたい。

テーラーM3が一番飛ばなかったが…
結論から言うと、打ち比べしたドライバーの中で一番飛ばなかったのは、なんとM3だった。初速もかなり出て高さも十分。
綺麗な弾道で飛んでいるのだから、さぞかし飛んでいるのだろうと思いきや、一番飛んだプロシードR7に比べて約10ヤード遅れていた。
この日はあいにくの小雨混じりで下が緩いせいか、テーラー十八番のランを稼げなかったのではないか?と思われるのだが・・・。

キャリーで飛ばすことの重要性をまざまざと見せつけられた結果だとも思われる。
因みにこの時、試打する為に持参したプロシードR9と同じ飛距離だったが、このR9はとにかく上がらないドライバー。
10.5度で弾道が一番低く、当たりが弱いとドロップしてしまうという超ハードヒッター向けヘッドだ。
自分で1600回転以上のスピンをかけて浮力を出せるゴルファーだけにビッグドライブが降臨するという代物。
飛ばないと言っても最低260ヤードM3は決して飛ばないドライバーでは無い。
260ヤードは距離を稼いでいるのだから、他のドライバーの次元が違うのだ。
テーラーより5ヤードも無いだろう、数ヤード程度先に行ってたのがローグスター。
シャフトが少し柔らかいというハンデがあったのだが、プロパーモデルで一番飛ぶのはローグなのかもしれない。
M3よりやさしい上に飛ぶのだから、ミート率が如何に飛距離に寄与しているかがわかる。
一発が出るドライバーでは無いが、常に高得点のミート率で大きな飛距離を稼ぎ出す優等生ドライバーだろう。特筆すべきバルドとプロシード。
今までも激飛びドライバーとして紹介してきた二本なのだが、改めてその実力が証明された。
共通して言えるのが、ランよりもキャリーが出ること。
キャリーの差がこの二本に約10ヤードの飛距離差をもたらした。
特に下が緩かったり、打ち上げ、ラフはキャリーの差が歴然とモノを言う。
その違いはイコール弾道とスィングの違いでもあるのだろう。それぞれの特性を紹介してみたい。
高弾道ドローで飛ばすバルド568 460以前から、バルドとプロシードの球筋は正反対なのでは?と思っていたのだが、バルドでストレートフェードを打つと非常に曲がりが少ない。右に滑って飛距離を稼ぐパワーフェードが、打ち損じるとストレートボールになってしまうことが今までも度々。まかり間違えると、出球は真っ直ぐ、そこからドローなんてこともあるヘッドだ。反対にドローは非常に打ちやすい。綺麗なドローの弾道は、このヘッドならではの飛ばし方と思われる。少し高さが出るのも、ハイドローが打ちやすいという利点にも思えるが、バルドは従来から球が上がるモデルが多いと思っている。ニューモデルのTTXはこの高さを抑えたヘッドに仕上がっているのだが、568-460あたりはティーアップを若干低めにしないと、高いティーアップでは飛距離を損してしまうのではないだろうか?
ストレートフェード最強はプロシードR7はプロシード史上最高傑作では無いか?と常々思っている。フェードでこれほど飛距離が出せるドライバーに今まで出会った事がない。
絶対に左に行かないを信じれるゴルファーだけが、自在にボールコントロール出来るドライバーだ。
出球が揃うということではバルドより上なのだか、芯はバルドよりタイトで重心距離も長いと思われる。
今回の最長飛距離270ヤードはこのR7だった。
5ヤードも無い程度バルドより飛んでいたが、このR7よりR9の方が飛ぶと言える人はヘッドスピード48以上無いと言い切れないのだろう。
バルド568シリーズが安くなって狙い目!バルドは、420ccの568がある。
中古市場では460よりも比較的安い。
捕まりが良く、小顔モデルで飛距離も460に遜色無い。
引っ掛けが気にならない人にとっては420の操作性は魅力的。

そして、568LCは420、460より少し飛距離が落ちるのだが、一番優しいし飛びもコンスタントなモデルだ。こちらも比較的安価なので、安定感を求めるならフェードはプロシード、ドローはバルドがイチオシ。
568シリーズで一番注意しなくてはならないのがシャフトだが、ニューモデルのTTXが出たためバシレウスやクレイジー、ループなどかなりのバリエーションが中古市場に出回り始めているし価格も下がっている。
カスタムでしか中々組むことの出来ないシャフトなだけあって、長めのシャフトが挿さっているモノがあれば、私なら即買いだ。
プロシードR7、R8も狙い目!プロシードはバルドに比べて絶対量が少ないので争奪戦の様相も否めないのだが、気に入ったシャフトのものを見つけたら即買いがオススメ。R8はR7のシャローヘッドなだけに、飛距離性能はかなり高い上に、高価な軽硬シャフトが装着されている長尺中古品が多い。trpxやファイヤーK2などが挿さっているモデルなとは狙い目。
フェーダーならプロシードR7以上に飛ぶクラブを今まで見たことが無いほど、歴代最長飛距離を誇るのがプロシードだろう。

そのR7の飛距離を長尺化するのだからR8が飛ばない訳が無い。
1インチ10ヤードと言われるだけあって、46インチ以上の長尺が見つかればR8にするのも手。
R7よりやさしい上にシャフト次第で思い切り叩ける。
新品で組んだら10万円以上。FWも見逃さないように!型落ちなだけにバルド、プロシードともに5万円程度が相場。
ヘッドの状態が良くシャフトも地シャフトの高価なモデルが挿してあると中々5万円台で手に入れるのも難しいが、今秋の中古相場でバルド568シリーズ、プロシード共に2万円台後半から。
価格だけに目が行ってしまうと失敗の元になるが、ヘッドに少々傷があったとしても上記のようなシャフトが装着されていたなら、傷を気にしない人にはお試し程度でゲットしてみると良いのでは?気になるスペックがあったら是非!
余談だが、この2社に共通しているのがFWの飛距離性能の高さだ。

現在、一番飛ぶといわれているムジーク・オンザスクリューDF、ロッディオFWが両巨頭なのだが、この2社のFWも負けないぐらい飛ぶ。
特にバルドはTTXが発売されて568FWがだいぶお求め易い価格になってきた。
チタンヘッド優位のFW市場は、これから飛びを追求される時代になってきたため、どんどん高価になっている。
バルド568FWは、568FWSというシャローモデルはまだまだ良い値段だが、TTXの2世代前になるので価格も小慣れてきた。
今がチャンスで、高性能シャフトが装着されているモデルがどんどん市場に出回っているので要チェック。
通常の中古ショップは新しいモデルほど高いが、地クラブは歴代の中にもニューモデル以上のパフォーマンスを発揮してくれるモデルが枚挙に暇が無い。
私なら、メーカー品のニューモデルを中古で3万円以上出すくらいなら地クラブを同額で買う。
クォリティーも飛距離も操作性も上と思っているからだ。
快打俱楽部オススメドライバー&FWはこちら!■ロッディオFW 15.5度 ツアーAD M9003 7S Tソール装着■プロシードRチタニウム ツアースプーン 15度 ツアーAD IZ6S■バルド568 3W 14.5度 バシレウスFW75S■プロシード R9 10.5度 ツアーAD TP6S
■ブリジストン XD3C 9.5度 ツアーAD IZ6S(工房専用カスタムモデル)
■ブリジストンJ015 9.5度 バシレウス・スパーダ2 50S
■エポンAF105 10.5度 スピーダー661 EVO2 Sフレックス
■エポンZERO改9.5度 ディアマナBF60S
■バルド568LC 10.5度 ファイヤーエクスプレス 65SR
■キャロウェイ ローグ STAR 9.5度 スピーダー569EVO4 S
■ドゥーカスDCD702 美品 純正スラッガー2 Sフレックス
■アクシスゴルフ Z1ツアースペック9.5度
■TRPX S013 レジオフォーミュラ X75 10.5度
■ジェイビーム BM535 9.5度 バシレウスフィアマ60S
■プロギアTUNE01 9.5度+KUROKAGE XM70S
快打俱楽部では委託販売を利用して高額売却が好評です。お問い合わせはこちらまで!
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